子育てと一言でいっても、毎日24時間365日のことで色々な場面があります。母親も子ども一人の人間。親子だからこそ分かり合えること、逆にそう簡単にはいかないことも多々あります。
そんな中、ついイライラする状況で手がでてしまうこと、あるかと思います。今回は、そんなイライラして叩いてしまう時についてお話していきます。
意外と多い(笑)?子どもを叩いたことのあるママの割合とは
イライラして子どもを叩いてしまった時、ママたちは大きな後悔をし、叩いてしまったことへの罪悪感を抱いています。中には虐待してしまうのではないかと、不安になる事もあるかもしれません。
しかし、その叩いてしまったという行為は、子どもを想ってのこと、正しい方向へ導こうとしての行動ですので、決して虐待ではなく、また意外と多くのママたちが経験しているのです。その割合は約6割あると言われています。
叩いてしまう行為自体は、やるべきことではありません。しかしその状況はどんなだったかを、親自身もしっかり自覚して向き合って行くべきだと思います。6割もいるからと安心するのではなく、叩いてしまうことが本当にあの場面で正しかったか、最適な選択だったかということを考えてみましょう。
激白!イライラして子どもを叩いちゃったのはこんな時
では、実際にイライラして叩いてしまう時ってどんな時でしょうか?大きく3つお話したいと思います。
何度も同じことを繰り返す場合。
一度や二度の注意ではなく、何度も何度も同じ注意をしなければならず、つい叩いてしまった。
危険な行為をしようとした場合。
危ない!と感じて危機せまった時に、それを分かってほしくて叩いてしまった。
イライラを抑えられない場合
最後は子どもへの感情以上に、自分自身のイライラを抑えられない場合。口で諭したら、出来るかもしれないのに、親自身がイライラしていて、そのイライラしている中で叩いてしまった。
このような場合があります。きっとこの話を読んで、自分にも思い当たるという点があると感じたのではないでしょうか?その場面を後から思い起こすと、叩かなくても良かったかもしれない。自分本位な考えを押し付けようとしただけかもしれない。もっと他にやり方があったかもしれない。
と、思うママが大半かと思います。私自身も子どもを叩いてしまって、罪悪感でいっぱいで、気分が悪く悶々とした日々を過ごしたという苦い経験が何度もあります。日々の育児の中で、イライラが積もりに積もって、つい自分の感情だけで叩いてしまった。
自分を責めてしまいますよね。でも、そんな気持ちをたくさんのママが経験をしているのです。それを知って、子どもにしっかり向き合うことが出来れば、子どもも分かってくれます。
自信を無くす必要など無いのです。
まとめ
叩くことが良くない事、それが分かっている。叩いてしまって後悔や罪悪感がある。そんなママは大丈夫。
必要以上に叩いてしまったことを悩んではいけません。大事なことはその後です。大人でも子どもでも、良くないことをしたと感じたら、必ず謝る。
子どもに対しても、叩いてしまったことを、ごめんねと謝る。なぜ、叩いてしまったかをしっかり説明する。そうすることで、子どもも、なぜ叩かれてしまったか、何がいけなかったかを理解できます。
そして、親自身も、また叩いてしまうことがないように、こんな時はこうしてほしいと、子どもに伝えます。子どもだって、叩かれたくはない、ママの怒る顔は見たくないし、きっとそう話すことが出来れば、次は頑張る!となるはずです。
子どもは素直に聞き入れてくれます。何事も焦らず、子どもと一緒に成長していきましょう。