悟空のきもち 原宿神宮店の感想!もう行かないと思う理由とは?

悟空のきもち内部 旅行・レジャー・グルメ
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悟空のきもち、ご存知ですか?

テレビで何度も放送された、
「日本一予約が取れない」と言われているヘッドスパのお店です。

悟空のきもちのホームページによると、
予約がスタートすると、その月の予約はたった1分で完売となり、
現在のキャンセル待ちの人数は全国で62万人以上だそうです。

単純計算、2年先までいっぱいなんですって。

私は最近ヘッドスパに非常に興味があるので、

「一度行ってみたいな~」
「でも芸能人とかじゃないと行けないんだろうな~」
「私には無縁だろうな~」

と思っていました。

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悟空のきもちの新規予約が取れた理由

2年先までキャンセル待ちでいっぱいという超人気店に、どうして私ごときが潜入することができたのか?

それは、ず~っと前からキャンセル待ちをしていたわけではなく、
ある日ふっとホームページを覗いたら、偶然2日後の予約が取れてしまったんです。

本当に、ホームページにはたまたま初めてアクセスしたんですよ。
どんなものなのかな~って。

そしたら偶然「空きがあります!」とメッセージがあり、
「チャンス!」とばかりに速攻予約を取りました。

最初は「10:40の枠が空いてます」とのことだったのでその枠を予約したんですが、
「朝はちょっとキツいよな~…」とテンションが下がっていました。

 

で、悩みつつも、ダメ元でもう1回見てみたら、
今度は「16:20の枠が空いてます」とのアナウンス。

超ラッキー!とばかりに速攻入れ替えました。

しかしどうしてこんなに都合よく予約が取れたんでしょうか?

よくよく規約を読んでみると、
当日キャンセルをすると、今後はもう二度と予約が取れなくなるとのこと。

おそらく、2日くらい前になると、
とりあえず押さえていた人からのキャンセルが出てくるんでしょうね。

「なるほど。そういう仕組みか~」と思いつつ、当日の16:20にお店に向かいました。

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悟空のきもち 原宿神宮店へのアクセス

最寄りの駅は、東京メトロの「明治神宮前」かJRの「原宿」になります。
私は千代田線を利用するので、明治神宮前駅で下車して歩いて向かいました。

電車は、北千住方面から来る場合は、一番後ろに乗るといいです。
階段がホームの一番端になってます。

場所としては、
原宿から竹下通りをず~っと行って、
明治通りを突っ切って、ちょっと行ったところです。

でも初めての場合はかなりわかりにく場所にあるので、
こちらの動画を参照してください。

悟空のきもちのホームページで案内している動画なんですが、
これを何回か見ておくと、私のような方向音痴でも迷わずにたどりつけます。

ただし!

動画の最初に「6番出口」とありますが、
6番じゃないです。5番です。
6番出口から出てしまうと、道路を挟んだ向こう側に出てきてしまいますし、
エスカレーターも何もない、非常に不快な螺旋階段を延々と上らされるので注意です。

あとは、この動画の通りに進めば大丈夫。

入り口はこんな感じ。

悟空のきもち入り口

重い扉を開けて、中に入っていきます。

悟空のきもち入り口

施術前の様子

行ってみると、同じ時間で予約した人が私のほかに3名待っていました。

お店は、そんなに広くないです。

こういう、HPに載ってる壁面は確かにあるんですが、
悟空のきもち内部

スペースは思ったよりも全然狭いです。

この壁だけ見ると、もっとテーマパークみたいな感じを想像しますよね。

でもそうではなく、非常に狭い空間ですし、トイレも1個しかありませんし、
小さな雑居ビルの1階から3階を使ってますって感じでしたね。

原宿という場所から考えると、全然狭いことはなく、むしろかなり頑張ってる方だと思うんですが、
なんせ最初のイメージがかなりゴージャスなので、そこのギャップが激しいって感じです。

何の先入観もなく、普通のヘッドスパに行くと思っていれば、これはこれで「すごい!」ってことになるんだと思います。

 

ニコニコと愛想のいいお姉さんに受付をしてもらい、簡単な説明を受けます。

(・∀・) 当店では、絶頂睡眠の体験をしていただくことができます♪

さも「すごいでしょ」「あなたもそれで来たんでしょ」
という雰囲気で語られます。

受付の横の壁に目をやると、
ミスターマリックが外人になったみたいな男性による
「時間旅行へようこそ」「あなたを絶頂睡眠の世界にいざないます」
と言った感じのパフォーマンスが繰り返しビデオで流されています。

確か私は「ヘッドスパ」に来たはずなんだけど…。
なんとも不思議な空間です。

悟空のきもち 料金はどのくらい?

説明を受けたあとは、先にお代を支払います。
途中で逃げられてもいいようにかしら?(笑)

料金は、60分コースで7000円。

人に話すと高いと言われるんですが、
地元の松戸でもヘッドスパはこんなもんですよ~。

むしろ、東京の一等地にある割には安いなって思いました。

ホームページによると、
他にも「90分:10,500円」「120分:14,000円」というコースがあるようですが、内容は同じで時間の違いだけのようなので、最初は60分コースで充分だと思いますよ。

悟空のきもちの施術の様子は?

施術の部屋はこんな感じ

時間になると施術の部屋に通されます。

「3階のお部屋にご案内いたしま~~す♪」と言われ、
エレベーターで3階に上がりました。

エレベーターを降りると、
「靴を脱いで進んでください」と言われます。

靴を脱ぐくらいだから絨毯か何かかしら?と思いきや、
全然冷たい普通のビルの床でした。

靴を脱ぐ必要あるの?
途中で逃げられてもいいようにかしら?(笑)

 

靴を脱いで進んだ先は、
ディズニーランドのスペースマウンテンばりに真っ暗な空間。

その暗~~いフロアの中に、
宇宙空間のようなデザインの小さな個室がたくさんあります。

こんな感じ。
悟空のきもちの内部

お姉さんの目を盗んで急いで撮ったのでピンぼけしてます。ごめんなさい。

 

この中の一つに案内されるんですが、ここがまた狭いのなんのって。

施術を受けるリクライニングチェアを置いたら
もうほとんど何も置けないくらいに狭いです。

せっかくゴージャスなイメージを売りにしてるんだから
もうちょっとくらい広い方が贅沢な気分になれるのにな~と思いましたね~。

狭い建坪に少しでも多くの人を入れたいんでしょうね。

関西あきんどの心意気でしょうか。
まあ気持ちはわかりますが…。

いざ施術。その様子とは?

上着を脱ぎ、ハンガーにかけてもらったあと、
「マスクはどうなさいますか?」と聞かれます。

希望すれば外せるので、私は外させてもらったんですが、
仰々しく宝石を乗せるようなトレイに乗せてくれたので、
ファンデーションがついた汚いマスクでごめんなさいって思いました(笑)

チェアに座って足を台に乗せて毛布をかけられます。
座り心地は抜群。フワフワです。

会話はヒソヒソ声。

他のお客様が寝ているので…ということなんですが、
とにかく静か。ヒーリングミュージックがわずかに流れるだけ。

こんなところでいびきかいちゃったら大変て感じです。

 

そんな真っ暗な部屋で施術が始まります。

頭だけかと思いきや、
足や腕やデコルテも丁寧にマッサージしてくれます。

最初に力加減を確認してくれるので、
強すぎや弱すぎといった不満はありません。

絶妙な力加減。
ここはさすがプロだなって思いました。

 

マスクも外して、さらに顔にかかる布は目の上だけなので、
最初のうちは「咳が出ちゃったらどうしよう」ばかり考えてました(笑)

そう考えると喉がイガイガしてくるじゃないですか。

「どうしようどうしよう」「ひと口お茶を飲ませてもらおうかな」
と何度も思ううち、
そのうち気にならなくなり、おそらくすぐに気を失ったと思われます。

たぶん、半分以上記憶がありません。
気持ち良かったかどうかすらわかりません(笑)

 

「おつかれさまでした~」という小声の呼びかけで
はっ!と目が覚め、自分が寝ていたことを知ります。

「あ、もう終わったんだ」

あっという間でした。

「私、寝てました?」
「はい!(嬉しそうな笑顔)」

寝かすことがこの人の使命なんでしょうね。

「いびき、かいてなかったかな?」
今度はそればかりが気になります。

施術後に次回の予約が優先で取れる

そのまま支度をして、1階に降りてアンケートを書かされ、次回の予約をとるためのパスワードを渡されます。

リピーターさんは優先して予約が取れるシステムのようです。

見ると、来週がポツポツと、あとは2月のほとんどが空いていました。

つまり、
これはネットのクチコミにも書いてありましたが、新規の人には「2年も予約取れない」ということにしておいて、リピーターさんにはどんどん予約を取ってもらうシステムのようです。

 

おそらく、私がHPを訪れて「空きが出ました!」というアナウンスに釣られたのも、全部計算ずくだったってことなんでしょう。

一度行った人には本当の内容がわかりますが、新規の顧客に対するイメージの植え付け方がすごいなって思います。

超人気店のプロデュースというのはこうやってやるんだな~と変なところで感心してしまいました。

帰りはひたすら眠いので注意

帰る頃にはもう暗くなってました。

とにかく一度熟睡してしまったので、眠くて眠くて仕方ありません。

「家帰ったらすぐに寝たい」

きっとそうなるので、日中の予約はやめておいた方がいいでしょうね。
車で行くのもやめた方がいいかもしれません。かなり余韻が残ります。

 

ちなみに、
表参道のクリスマスのライトアップは見ることができず、ただただ普通の夜の街でした。

おそらく今年は自粛なんでしょう。

去年は素晴らしいライトアップに感動させてもらったので、
なんだかすごく寂しかったですね~。

悟空のきもちを体験してみての正直な感想

しかし、つくづく思うのは、悟空のきもちというのは、とにかく寝かすことに全集中しているお店です。

ヘッドスパっていうのは本来、頭の筋肉をもみほぐすことによって、眼精疲労や顔のたるみなんかを改善する効果が期待できるものなんですが、ここはそうじゃなく、「絶頂睡眠」のためにあるお店なんだってことです。

最初の説明でも、それしか力説されませんでしたしね。

 

じゃあ、人をあっという間に寝かすほど技術がそれだけ素晴らしいのかと言ったら、悪いけどそれも疑問です。

だって、

お店の中は最初からずっと静か。
スタッフも最初からずっと小声。

部屋は完全無音の中に、ヒーリング音楽のみ。
何やら嗅いだことのない心地いいアロマの香り。

ふかふかのリクライニングシートにふわふわの毛布。
マスクは外して目の上だけに布をかけられ、そしてゆっくりマッサージ。

これじゃ~、
私がマッサージしたって、みんな寝ちゃいますよ(笑)

寝ないで起きてる方が無理ってもんです。

 

実際に私も半分以上寝ちゃいましたが、寝ちゃえば気持ちがいいのかどうかもわからないから、余計に、何のための7000円かわからないですしね^^;

だったら寝ないで、ただただひたすら気持ちいい時間を味わいたかった。
それならぎりぎり7,000円でも価値があるでしょう。

ごめんなさい、お店の人が目にしたら怒りのコメントが来てしまうんじゃないかと思いますが、でもこれは正直な感想です。

結論

結論としては、悟空のきもちは確かに気持ちはいいです。

イヤな点は1つもありません。
スタッフの対応も素晴らしいです。

でも、もう1回行くかと言われたら、もう行きません。
優先で取れる次の予約も取らずに帰ってきました。

 

理由は3つ。

1.私がヘッドスパに求めるのは気持ちよく眠ることじゃないから。
2.寝てしまうと7000円がもったいないから。
3.100歩譲って身体にいい効果があるとしても、わざわざ原宿まで行くことじゃないから。

 

逆に、向いてる人はこんな人かな?

1.7000円払って1時間の超高級なお昼寝をしたい人
2.

2つ目がどうしても思いつきませんでした(笑)

 

京都、大阪、東京にお店があります。

「7000円で絶頂なお昼寝をしたいぞ!」と思ったら、ぜひホームページでキャンセルが出てないか、覗いてみてくださいね~。

ちなみにこの記事を書いている今現在は、京都と大阪で空きがあるようです。

 

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