モネの池(岐阜)が、がっかりで残念な理由。見頃はいつなのか?

岐阜県
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こんにちは、mokanaです。
先日私は、岐阜県関市にある「モネの池」へ行ってきました。

モネの池と言ったら、ちょっと前にSNSで話題になっていて、
岐阜県の山奥の小さな神社の名もない池が、「あの有名なモネの作品に似てる!」ってことで、一躍人気スポットとなっているわけなんですが、
「がっかり」「残念」とネガティブなクチコミもけっこう多いんですよね。

「そんなに話題なら行ってみたいけど、がっかりするならやめとくべき?」
と迷ってる方も多いかと思います。

そこで私が、実際のところはどうなのか、行って見てきましたので、ぜひ参考になさってください。

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「モネの池」が話題の理由

モネの池というのは、もともとそういう名前の池なのではなく、岐阜県関市の山奥にある
「根道神社」という神社の境内にある名もない小さな池がそう呼ばれるようになったものです。

地元の方がこの神社の池に睡蓮を植えたところ、透明度の高い池の水に泳ぐ鯉との組み合わせから、クロードモネの有名な絵画「睡蓮」に似てるということで、「モネの池」と呼ばれて人気スポットとなりました。

綺麗な池の水と睡蓮と、そしてそこを泳ぐ色とりどりの鯉が非常に美しく、本家よりもずっと素敵だという話なんです。

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「モネの池」は本当にがっかりスポットだったのか?

結論から言って、モネの池は、がっかりするポイントがいくつかあるので、それを避けて行けば、十分楽しめるスポットです。
わざわざ行く価値がある景色だと私は思いましたよ。

小さい池にひしめきあう人にうんざり…

モネの池は一周するのに5分もかからないような、とても小さな池です。

小さい池なのに観光客が大勢いて、ゆっくり鑑賞できない!いうのが、1つめのがっかりポイントです。基本的に、土日など休日は混雑しています。

駐車場待ちで渋滞することもあるので、できれば平日の午前中の早めの時間が比較的ゆっくり鑑賞できておすすめですよ。私が行ったときは土曜日の8:00頃でしたがすでに10人ほどの人がいました…。

雨の日はダメ、絶対!

「イメージが全然違う!」「ぜんぜん写真で見るほどきれいじゃなかった!」
というクチコミは、雨の日の直後にモネの池を見たからかもしれません。

この池の水はわき水なので、雨の日や雨が降ってから2日~3日くらいは水が濁ってしまうんです。

私もそれを知らずに雨の直後に行ってしまいました。

たしかにちょっと濁っていて、思っていたほどの透明感はありませんでした。肉眼ではもう少しきれいに見えましたが写真だとこんな感じで、かすかに底が見えるかなという程度。

モネの池

私が写真を撮るのが下手というのもありますが、
確かにこれだと「な~~んだ」となっても不思議ありませんよね。

でもこの光景は雨のせい。
雨がなければ水が透明ですごくキレイ(なはず)なんです。

「行ってみようかな」と思ったら、当日だけでなくてその前の天気もよーく確認してくださいね。しばらく雨が降っていないときがおすすめですよ。

あ、あとそれから、SNSなどで公開されている写真は加工されているものもありますので、あまりキレイすぎる写真には、疑いの目を向けることも必要です(笑)

モネの池を鑑賞するベストなタイミング

以上のことから、モネの池をがっかりせずに鑑賞するなら

人が少ない午前中の早い時間
雨がしばらく降っていないとき

この2つは絶対条件です。
せっかく行くなら、ゆっくりキレイな池を鑑賞したいですもんね。

私が行った時は水は濁ってしまっていたのですが、
それでも池を悠々と泳ぐ鯉が幻想的でとてもきれいで、池の周りの遊歩道をぐるぐる歩いて1時間ほど眺めてしまいました。

ちなみに、モネの池の睡蓮は5月下旬から7月上旬が見ごろなので、より絵画に近い風景を楽しむなら睡蓮の時期がベストです。

また、モネの池にはハートマークやV字に見える模様の鯉がいて、見つけたらいいことあるかも⁉といわれていますよ。白黒の鯉の模様、V字っぽく見えませんか?

モネの池のハートマークやV字に見える模様の鯉

「モネの池」に行くなら、根道神社参拝も

モネの池から石段を登っていくと、根道神社があります。池の賑わいをよそに、ひっそりとしたとても落ち着く雰囲気でした。この神社の狛犬は、とても珍しい子供つきなんですよ。

モネの池根道神社参拝狛犬

山の中の苔むした感じは、なかなか神秘的でした。

ほかにも私が行ってきた観光地情報はたくさんあります

ぜ~んぶ体験談!きっとお出かけしたくなる、神社仏閣・観光スポット情報まとめ
お出かけするなら、事前にその場所の雰囲気や情報を仕入れておきたいですよね。このページでは、そんな観光スポットの情報ばかりを集めてみました。ガイドブックから抜き出したものではなく、すべて生の体験談ですので、きっとお役に立てていただけると思います。

「モネの池」アクセス方法と駐車場

根道神社の池(モネの池)
〒501-2901
岐阜県関市板取441

ごらんのとおり、岐阜県の山の中にあります。もともと観光地というわけではないので、モネの池の周りには何もありません。近くに喫茶店があるくらいです。

駐車場は256号線沿いにあり、朝早くても警備員さんが誘導してくれました。駐車場からは歩いてすぐ、2分くらいで池に到着します。

「モネの池」は岐阜県以外にも!

絵画のようなキレイな景色が見られるとはいっても、「遠くて岐阜県まで行けない…」という場合もありますよね。岐阜県以外にも、日本には「モネの池」に例えられる場所がいくつかあります。

意外と近所にあるかもしれませんよ。

食と緑の空中庭園(東京都)

食と緑の空中庭園
〒171-0022
東京都豊島区南池袋1丁目28?1

西武池袋本店屋上にある庭園で、モネの「睡蓮」をイメージして作られました。

都会の真ん中で緑を感じられる癒しのスポットです。

ガーデンミュージアム比叡(京都府)

ガーデンミュージアム比叡
〒606-0000
京都府京都市左京区修学院尺羅ケ谷四

モネだけでなくルノワールなど印象派の画家が描いた風景をモチーフにして作られた庭園で、モネの絵をイメージした「睡蓮の庭」があります。

モネの庭マルモッタン(高知県)

北川村「モネの庭」 マルモッタン
〒781-6441
高知県安芸郡北川村野友甲1100

モネが半生を過ごしたフランスの自宅の庭をモデルにしています。正式に「モネの庭」という名称を譲り受けた、世界でただ一つの場所。

この他にも、静岡県の「浜名湖ガーデンパーク」や徳島県の「大塚国際美術館」にもモネの池に例えられた庭園がありますよ。

まとめ

岐阜県のモネの池はがっかりスポットという声もありますが、個人的にはおすすめの景色でした。

人が少なめの時間帯で、雨がしばらく降っていないときの透明度の高い池をゆっくり鑑賞してほしいです。芸術の秋に、絵画のような景色をながめてみてはいかがでしょうか。

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