生まれたばかりの赤ちゃん。1日に何度も何度もオムツを替えたり、授乳をしたりであっという間に日が暮れてしまうほど、赤ちゃんのお世話にママは大忙しですよね。
そして赤ちゃんのお肌はとっても繊細だから、どんなに気を付けていてもどうしても肌トラブルはつきもの。そんなときわが家ではあるアイテムが大活躍しました!
そこで今回は、0歳児育児の強い味方となる「馬油」についてご紹介します!
具体的な使用シーンも含めてご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
馬油ってそもそも何?
そもそも馬油って聞いたことがありますか?
私はと言うと上の子を5年前に出産するまで聞いたこともありませんでした。馬油と書いて(バーユ)と読みます。
字の如く馬の皮下脂肪から採取した油で、人間の皮脂と成分がものすごく近いことから、肌への馴染み方がすごく良いことで有名です。
どうして馬油が赤ちゃんにおススメなの?
赤ちゃんにおススメする理由は3つあります。
その1 保湿力の高さ
さっきも言った通り、馬油は保湿力がものすごく高いんです。
赤ちゃんは乳児湿疹のおさまる3か月くらいから一気に乾燥肌になります。なにも保湿をしないでいるとほっぺや手の甲など特にお洋服から出ている箇所はカサカサに。
というのもお恥ずかしながら私自身、皮膚科の先生にお叱りを受けた経験ありです。
赤ちゃんのすべすべお肌はケア不要!と何でか勝手に思い込んでいた私。
上の子のとき何もケアしないでいたら、ほっぺが真っ赤になって若干あかぎれ状態に…。
慌てて受診した皮膚科で、大人よりも皮膚の薄い赤ちゃんの肌には保湿は絶対!!と強くご指導いただいたんです。
きっともうやってると思いますが、自分も赤ちゃんも一緒にスキンケアしましょう。
その2 天然由来のやさしい素材
保湿したくても、保湿剤が口に入って体に害になったらって心配じゃないですか?
うちの子もそうなんですが、赤ちゃんって指しゃぶりが大好きですよね。その点、馬油は馬の皮下脂肪から作られた天然由来の素材です。
なので、赤ちゃんがもし舐めてしまったりしても大丈夫!安心して頭から足の先まで、どこにでも使ってOKなんです。
その3 伸びの良さ
市販の保湿剤でももちろん伸びの良いものもありますが、馬油の伸びの良さもかなりのもの。
指ですくって手のひらで伸ばすだけで、あっという間に溶けていく感覚です。だから、赤ちゃんの肌になじませるのが本当に楽なんです。
特に生まれたてのまだふにゃふひゃしているような赤ちゃんのお世話はスピード勝負!保湿力が高くても伸びが悪いとどうしても手間取ってしまいますよね。
わが家で実践!馬油の活用術
馬油の良さが分かってもらえたところで、わが家で実際どうやって使っているのかご紹介しますね。
その1 保湿剤として
まずはオーソドックスに保湿剤としてお風呂上りに使っています。薄くお風呂上りに塗るだけで、翌日はケアいらず!
その2 オムツかぶれ対策に
特に新生児の時期はオムツかぶれになる子が多いですよね。今5ヶ月のうちの下の子は、生まれたときからずっと快便。
今も1日に5~6回はうんちが出るので、今でも時々うっすら赤くオムツかぶれになりかけます。
どんなに気を付けていても、うんちの回数が多ければ多いほどなりやすいから、仕方がないところがありますよね。
そんなときも馬油を使えば、ちょっと赤いな…くらいなら、1日か2日で良くなりますよ!
上の子にも下の子にも効いたので、きっとあなたの赤ちゃんにも効くはずです。
その3 母乳育児のママはおっぱいケアにも
母乳育児中、一番負担がかかるのが乳首。赤ちゃんの吸い付く力って案外強いんですよね。
私も実際、出産後初めて授乳したときビックリした記憶があります。
特に一人目の子の場合、赤ちゃんに吸われることに慣れていない乳首は傷つきやすいもの。
私も上の子の時はもちろん、5年ぶりということもあってか今回の下の子の時でさえ、乳首の根元が裂けかけました。
本当にものすごーく痛いんですよね。そんなときは馬油をぜひ使ってください!
赤ちゃんが舐めても大丈夫な馬油なら、授乳の前にわざわざ拭き取る必要はありません。
薬ほど即効性はないかもしれないけれど、赤ちゃんにも安全!っていうのがママにとっては一番うれしいポイントですよね?
歯が生え始めるようになるとむず痒さから噛んだりするようになる子もいます。上の子のときがよく噛む子で本当につらかったんです。
今まだ5ヶ月の下の子には噛まれていませんが、保護しておくことで裂けにくくなるので授乳後毎回塗るようにしています。
その4 離乳食前の肌の保護に
離乳食がスタートしてからも馬油は大活躍!
始めたばかりの頃って赤ちゃんは上手にごっくん出来ずにベーって出しちゃうことがほとんど。
そうするとどうしてもお口の周りがベチャベチャに汚れちゃうんですよね。
赤ちゃんらしく可愛らしい姿ではありますが、そのまま放っておくとお口の周りがカピカピになっちゃうから、食事が終わったら綺麗に拭いてあげたいもの。
ただ、そのままゴシゴシ拭いちゃうとデリケートな赤ちゃんの肌はガサガサになってしまいがち。
なので、わが家では離乳食を食べる前に口の周りからほっぺまで馬油をたっぷり塗っておくようにしているんです。
そうすると食後に拭き取る時も馬油の油分がある分、こすらずスルンと簡単に拭き取れるので、肌を傷つけることもありません!
馬油にもデメリットが?!
赤ちゃんの肌ケアにぴったりな馬油ですが、私が唯一デメリットだと思うのが油分の高さです。
え?保湿力が高いからいいって言っていたじゃないか!って、思いますよね?いやいや、そうなんです。
そうなんですが、油分が高すぎる分、塗ったときにちょっとテカテカしちゃうんです。
抱っこしたときにも自分の洋服にもべったりついちゃうので、ホームクリーニングしにくい素材だとちょっと面倒かもしれません。
なので、お家にいるときはいいんですが、お外に出かける前とかは馬油を使うのは首から下~足首までのお洋服に隠れる範囲だけにするのがおススメです。
まとめ
0歳児育児で大活躍する馬油をご紹介しました!馬油は、赤ちゃんの肌からママのおっぱいケアまで出来る万能っぷり。ぜひ取り入れてみてくださいね。