共働きなのに家事をしない夫!協力させるために私がやったこと

夫婦・人間関係
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夫と支えあって生きていくために結婚したのに、夫婦の間に優劣や格差が存在するのは、なんともいただけない話ですよね。

結婚当初は、夫を想い献身的な妻をやっていたけれど、いつしか気が付けば、私だけが外でも家の中でもずっと働いている。そんな状況に陥ってはいませんか?夫婦であるなら、平等でないとおかしいですよね。

この記事では、共働きなのに家事をしない夫の協力を得るための伝え方や、家事の分担について、自身の経験を踏まえてご紹介します。ぜひ参考にしてください。

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共働きする夫と妻 帰宅後の生活

お互いに働きに出て、家に帰ったら一緒に生活をしているのだから、家のことだって2人で分担するのが当然の流れ。と、思っているのは妻だけなのでしょうか。

私も新婚当初は、毎朝夫のお弁当を作り、食事、掃除、洗濯と、仕事をする傍(かたわ)ら主婦業にまい進していました。自分の中で、理想の妻像があったのだと思います。

帰宅後の妻の様子

実際問題、夫より私の方が料理をするのに長けているし、毎日残業で帰りが遅いのは夫の方です。ここで、必然的に食事の準備は妻である私の役目になります。食事を作り、夫が帰ってくるまでに掃除機をかけます。夫は帰宅後に入浴をしますが、その間に私は食事の準備をします。

一緒に食事を済ませ、今度は私が入浴するのですが、夫は食べ終わった食器すらシンクに運びません。あろうことか、ソファーに寝そべりスマホでゲームを始めているではありませんか。

「そうそう、うちの夫も」
なんて声が聞こえてきそうですね。

だんだん妻の心が荒んでくる

入浴後に洗濯を回して干して、せっせと家事をこなす私の存在を消すかのように、一服したり録画したドラマの鑑賞を始める夫。

こんな生活が続くと、新妻の気持ちも荒(すさ)んできます。
夫とは言え所詮は他人、他人と暮らすのに平穏なんてないんだなと、イライラも積もってきます。

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夫に家事をしてもらえる、効果的な伝え方

ここからは、妻ばかりが家事の負担を強いられる状況を打開すべく、夫に家事をしてもらうようになる伝え方のポイントを、経験をもとにご紹介します。

態度に出して気づいてもらう

自分の気持ちを言葉にして伝えるのが苦手な方もいますよね。私がまさにそうで、本当に不器用なんです。言ったことにより、相手が不機嫌になったり、そういう空気になるのが嫌なんです。かと言って、このまま黙って1人家事をこなし、泣き寝入りしたくない気持ちはあります。

そこでまず、態度に出して忙しいことをアピールすれば、気づいて夫が家事をしてくれるんじゃないかと考えました。

「次はあれしてこれして…」

と、ぶつぶつ言いながら家事をします。夫がいる隣に、大げさに洗濯物をドサッと落としてみたり、それはまぁイライラため息つきながらやっていました。

気づいてもらうどころか逆効果だった

態度で忙しいアピールを出していた私に、夫から思いもよらない言葉が投げかけられました。
「そんなにため息ついてイライラしながらするなら、やらなきゃいい。お前より残業もして遅く帰ってきて疲れてるのに、気分悪い。」

撃沈です。

私の結婚は失敗だったのでしょうか。夫を教育するなら早い方が良いという、職場の先輩主婦方に散々言われていましたが、まさにつまづいている感じですね。そもそも、これで察してくれる夫であれば、忙しいアピールなんてしなくても協力してくれるはずですよね。

状況を汲(く)んでくれないことに、手ごわさを感じざるを得ないです。夫から逆に、俺の方が疲れているんだアピールをされる場合もあります。

言葉で伝える

夫曰く、なぜ妻がイライラしているのか、理由が全くわからないそうです。態度で気づいて欲しかったという考えが浅はかだったのでしょう。その後、家事を協力して欲しい旨のお話をしたところ、

「手伝って欲しいときはちゃんと言って欲しい。勝手にイライラされたってわからないから。」

と、いうお返事で、手伝って欲しいときは夫にお願いをするということで、その場は収束しました。言えば家事を手伝ってくれるというところまで持っていけました。

夫からしたら家事はお手伝い

手伝う、というフレーズに違和感がありませんか?
家事は妻の仕事であり、夫はそれを手伝うということですね。これでは、共働きである家事分担の、目指しているものとは違います。

夫が残業している時間も、妻は息つく暇もなく、仕事帰りに買い物や家事などをして、同じように働いています。決して夫が残業している間、遊んでいるわけではないのです。

手伝ってとお願いすることが、家事イコール妻である自分の仕事ということを認めることになります。手伝ってというフレーズは封印しましょう。

手伝ってと言わないお願いの仕方

夫と妻の育った家庭環境が違うので、価値観も当然違います。

夫とは、妻とは、こうあるべきだという観念も、お互いの両親を見ながら形成される部分もありますよね。実際、夫のお父さんは亭主関白だったようで、それを夫も引き継いでいるようなところがありました。

家事をしない夫に、ひとまず家事をやってもらう流れに乗せるためには、優しくこどもに話しかけるようにお願いするのが一番です。

「疲れてるところごめんね、食べ終わった食器は、水に浸けておいてくれると洗いやすいから助かるな。」
「今日は洗濯物が多いから、1回分だけ干しておいてくれると嬉しいんだけど、お願いできるかな。」

など、下手に出るようで納得できない気持ちを押し殺し、手のひらで転がすくらいの心構えで伝えましょう。

ありがとうと伝える

確かに、夫は私の知らないところで、心身ともに仕事で疲弊していたのかもしれません。

一人暮らしのままだったら、掃除も洗濯も毎日やらなくてもどうにかなるし、ごはんもコンビニ弁当を買ったり、外食だと食器を洗うことも少ないでしょう。
それが急に、生活スタイルの違う人間と一緒に暮らし、疲れて休みたいしゲームだってしたいのに、イライラした妻からあれこれ言われると…。

気持ちもわからなくはないですね。

働いていることに対しても、些細でも家事をしてくれたら、ありがとうと一言、感謝の気持ちを伝えましょう。お互いが言い合えるのが理想ですよね。

夫の家事は共働きの家庭ではどのように分担すればいいのか?

先日、ママ友のお宅にお邪魔したときのことです。
夜勤に行く旦那さんが、出勤前に自分の食事を自分で手際よく準備していました。

作っていたのはパスタだったのですが、カップラーメンしか作れない我が家の夫とは大違い。お料理も上手で、おまけにきれい好きとあって、ママ友曰く、家のお掃除やガーデニングなどもしてくれるそうです。隣の芝生は青いとはこのことかと、悲しくなりましたが、悲観している場合ではありません。

ここからは、共働き家庭の家事の分担についてご紹介します。

ごみについて

妻がごみの分別や仕分けをするなら、ごみを出しに行くのは夫の仕事にしましょう。

しかし、家事をしてこなかった夫にとって、何曜日に何ごみを捨てるのかを覚えるのは至難の業です。慣れるまでは捨てるごみの準備をしてあげましょう。

料理について

男性でも料理が得意な人もいます。

得て不得手がありますし、帰宅時間にもよりますが、妻が作るなら食器洗いは夫、あるいはその逆、といった感じに分担しましょう。

掃除洗濯について

洗濯物を干すのが妻なら、たたむのは夫。
掃除機をかけるのが妻なら、お布団干しなど重たいものを持つようなことは夫。
トイレ掃除が妻なら、お風呂掃除は夫。

と、いうように割り振ってみましょう。あくまで目安なので、ぎちぎちに分担する必要はないです。どちらかが終わっていれば、どちらかを手助けすればいいのです。1人でやるより、2人で協力した方が早く終わりますよ。
せっかくの夫婦、2人で家事を終わらせたら、お茶でもしながら録画したドラマを鑑賞するのもいいですね。

まとめ

いかがでしたか?

今では2児の父となった夫ですが、料理以外の家事は率先してやってくれるまでとなりました。家事の役割の基礎ができて、お互いの状況を気遣えるようにもなってきたので、家事の分担でスムーズに生活が回っています。
ここまで夫が成長するのは長い道のりでしたが、あなたも、夫との家事の分担でお悩みなら、気持ちをきちんと伝えて、協力を得ましょう。

 

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