働く環境は大事ですから、時には転職という選択肢もありますよね。
「転職の面接だと、新卒と聞かれる内容も違うのかな…」と心配になりませんか?
そうですよね。私も初めて転職を考えた時は、面接でどんなことを聞かれるのか疑問に思っていました。
ただでさえ緊張する面接。事前によく聞かれる内容を把握しておきたいですよね。
私はほとんど無知の状態で転職の面接に挑んだので、失敗もありましたけど、面接の内容はだいたい共通していることがわかったんですよ。
この記事では、転職の面接内容を知りたいあなたのために、転職の面接で必ず聞かれる内容をご紹介します。ぜひ参考になさってくださいね。
転職の面接で必ず聞かれる内容は?返答例も
転職の面接では、いくらまだ20代でも「やる気あります!」みたいな、元気な明るさだけではちょっと足りないんですね。
もちろんそれも必要ですけど、新卒と大きく違うのは、社会人を経験したこと。今から学ぶ姿勢だけでなく、即戦力になるかがポイントなんです。
また業種や職種が同じでも違っても
- あなたが経験し学んだこと
- 前職で工夫していたこと
を、転職先で活かせるかが重要です。
志望動機
これはどこの会社の面接でも必ず聞かれます。「数ある会社からどうしてウチを選んだのか」が、重要だからですね。
そして
- 単なる憧れだけで志望していないか
- 前職の経験やあなたの能力をどう活かせるか
これらを知りたいのです。
例えばメーカーの営業職から営業事務職に転職する場合
失敗例
「前職ではノルマがきつく勤務時間も長く、尽力していましたが体力に限界を感じました。
今度は営業職を陰で支える事務職として目標達成を志し、御社の売り上げに貢献したいと考えております。」
これだと前職の仕事が辛かったから、憧れだけで転職しようとしていると感じますよね。
お手本返答例
「前職での営業経験から、営業職が求めていることを事務面でサポートできると考えています。
営業事務の仕事ぶりで、営業のやりやすさや成果が変わると実感しておりましたので、一緒に目標達成を目指せる自信があります。
御社は営業事務の役割も重要だとおっしゃっていましたので、私ならお役に立てると思い志望しました。」
これなら前職で学んだことが、転職先で活かされると感じますね。
前職を辞めた理由
これも転職の面接では必ず聞かれます。
会社としては
- 同じ理由ですぐ辞めないか
- 退職理由に対する考えでのあなたの人柄
を確認したいのですね。
正直答えにくいこともありますよね~。
私も実際、前職では不満があって転職に踏み切ったので、それを前向きに伝えるのは難しかったです。例えば人間関係の悩みが退職理由なら
失敗例
「前職では人間関係に悩み、体調を崩してしまいました。
仕事にやりがいを持っていましたが、限界を感じ、やむなく退職しました。
今は体調が良くなったので問題ありません。」
これだと転職先でも同じ状況になれば、すぐに辞められるのではないかと捉えられてしまいますよね。
仕事のやる気があったと伝えてはいますけど、人間関係に対する努力はしなかったのかという疑問も残ります。
お手本返答例
「前職では仕事内容で体調を崩し、療養のために退職しました。
現在は通院していますが、再発しないよう体調管理は徹底しています。
医師からも復職の許可が出たので、仕事に支障はありません。」
体を治し、医師のお墨付きで現在は問題ないことをアピールできています。嘘はいけませんけど、まるまる全部正直に答えなくてもいいんですよ。
これまでの経歴(職歴)
単に頑張ったことのアピールだけでは、会社も「すごいね~」で終わってしまいます。私もアピールしようと、ただ熱く語るだけで終わっていました。
- 具体的に数字を使う
- あなたが工夫していたことを転職先でどう活かせるかで締めくくる
これらを心がけると、説得力がぐんと上がりますよ。
何か質問はあるか
これは転職先の会社が、働く意欲があるかを確認するための内容ですね。
ちょっと調べればわかるような
- 給与
- 賞与
- 休暇
についての質問は避けましょう。
いくら前職よりも福利厚生が充実していても、特に休暇については「会社に何しに来るんだ?」と思われますからね。
お手本返答例
「内定をいただけたら、入社までに準備しておくことはありますか?
今は事務処理の効率を上げるためにMOSを勉強しようと考えていますが、具体的に何を勉強すればいいでしょうか。」
あなたの転職先の業務に関わることを質問すれば意欲が伝わりますし、勉強中のことがあればそれもアピールできますよ。
女性ならでは?転職の面接でよく聞かれる内容
実は夫も転職経験者なのですが、私とは面接の内容が根本的に違うと感じることがありました。
結婚しているか
会社としては、これから近い将来に妊娠の可能性や、配偶者の転勤があるかを知りたいのです。
いずれ可能性があったとしても、すぐ辞められては困りますからね。正直に返答し、何かあっても長く働きたいことをアピールしましょう。
子供はいるか
- 保育園など預け先があるのか
- 何かあった時にフォローを頼める人がいるか
会社はこれらを確認したいんですね。
社会的にだいぶ寛容になってきましたけど、まだまだ子育てに理解のない人もいるのが現状です。
特に残業や休日出勤が多い職場は、能力が高くても歓迎されにくいんですよね~。そこは預け先などを万全に整えてから、自信をもってアピールしましょう。
まとめ
転職の面接でよく聞かれる内容は、新卒の時とさほど変わらないようですね。
でも社会人経験があるのが大きな違い。前職での経験を活かせることをしっかりアピールしましょう。
この記事を読んで、心の準備をしてから面接に挑んでくださいね。
コメント