今や日本各地で問題となっているカラス。特に悩みとして多く聞くのが「ゴミ」の問題です。
鋭いくちばしで突いて、ゴミをまき散らしていくから本当に参ってしまいますよね。
わが家の近所でもよくあったんです。しかも生ゴミだけでなく、わが家は0歳の赤ちゃんもいるからオムツもたくさん。
荒らされたらもちろんすぐ片付けるけれど、臭うし汚いから片付けるのも一苦労…。
そもそもどうにか荒らされないようにしたい!そう、強く思った私が実践したカラス対策をご紹介します。
その1 黄色いビニール袋を使う
カラス避けには黄色が良いと実家の母に聞き、黄色いビニール袋に入れてゴミを出してみました。が、黄色いゴミ袋=絶対安全ではないようです。
わが家のゴミも最初2回くらいは荒らされていなかったので効果があると思っていたら、3回目は荒らされてガッカリ。
でも、ご近所の他のゴミに比べれば荒らされ具合がひどくない様子でした。なので、少しは効果があるけれど、袋の色だけで絶対に防げるわけではないようです。
その2 ゴミ箱ごとゴミ集積所に置いておく
わが家はいつも家の外に90Lの蓋付きの大きなゴミ箱を置いています。
毎日室内のゴミを集めて入れ、ゴミ収集の日にはゴミ箱から出してゴミ袋の状態でゴミに出していました。
そこでゴミ袋ではなく、ゴミ箱のまま集積所に置いてみることにしました。カラス避けの効果としては抜群!!
蓋付きのゴミ箱なので、カラスに荒らされることは一切ありませんでした。
効果があるのに、わが家が辞めた理由
ただ、わが家は結局やめることに…。
というのも、わが家のゴミ集積場所は、特別に集積所として場所が設けてありわけではなく、ゴミ収集車が通りやすいご近所のお宅の前が集積場所になっているんです。
そして、ゴミの回収時刻は日によって数時間単位で差があり、マチマチ。
うっかり一度ゴミの回収が終わったことに気付かず、1時間くらい経ってしまっていたときにちょうどご近所の方がわが家へゴミ箱を戻してくださっているところに鉢合わせになったことがあったんです。
嫌味な感じは一切なく、あくまでも小さい子がいるからという優しいお心遣いだったのですが、あまりに申し訳なくて…。それ以来ゴミ箱ごと置くのは辞めることにしました。
こんな人にはおススメ
わが家はゴミ集積場所の問題があってやめましたが、こんな条件ならおススメです。
- 専用のゴミ集積所がある
- ゴミ集積場所が自宅の前
- ゴミ収集の時間が決まっていて、すぐにゴミ箱を回収できる
その3 ネットをかける
今やもう定番ですね。お住まいの地域によっては、自治体がネットを無料配布やレンタルしてくれることもあるそうです。
わが家の住まいの練馬区もそうです。でも、区から借りるとなるとわが家だけでなく、ご近所全体の問題になります。
それにゴミも路上に置くだけの状態なので、網をどこかに固定しておくこともできないんです。
一度、簡易的なネットを買って試してみたんですが、案の定風が強い日にネットが浮いてしまって、そこからカラスにやられてしまいました。
そもそも固定できない場所柄、網自体が風で飛ばされる可能性もあるので、現実的ではないと思ってやめました。
こんな人にはおススメ
わが家はゴミ集積場所の問題があってやめましたが、こんな条件ならおススメです。
- 専用のゴミ集積所がある
- ゴミ集積場所にネットを括り付けて固定できる
その4 紙袋に入れる
最終的にわが家が行き着いた対策がこちらです!お買いものの時にタダでもらえる紙袋にゴミを入れるだけ。
そのひと手間加えるだけで、効果は絶大です!ただ、紙袋に直接生ゴミなどの水分のあるものを入れてしまうと紙袋が破けてしまう危険がありますよね。
ゴミのまとめ方
わが家では、この3ステップにしています。
- 最初に、いつも通りビニール袋にゴミを小分けにして、ビニール袋の口を縛る。
- 次に、そのビニール袋が入るサイズの紙袋に、ビニール袋のまま入れる。
- 最後に、ゴミを紙袋に入れたまま45Lのゴミ出し用のビニール袋に入れる。
始めてから3ヶ月経ちましたが、今のところ荒らされたことは一度もありません。
紙袋以外で使えるもの
いつでも紙袋がお家にあるとも限りませんよね。
大事なポイントは、カラスからゴミ袋の中身が見えない状態にすること。なので、入れるものは紙袋じゃなくても大丈夫です。
例えば、こんなものです。
- 宅配の荷物が届くときに包まれている緩衝剤(プチプチ)
- 中身が透けて見えない分厚いビニール袋
- 包装紙
3つとも紙袋のストックがなくなってしまったとき試して、実際に効果があったものです。ぜひ試してみてくださいね。
まとめ
今回はゴミを荒らすカラスへの対策についてご紹介しました。頭の良いカラスは、場所をしっかり記憶しているので、何度でも来ます。
でも反対に対策さえすれば、諦めて他に移っていくのも早いです!
実際わが家のご近所もみなさん紙袋に入れるようになってからは、荒らされているところを見たことがありません。
たったひと手間加えるだけなので、カラスにお悩みの方はぜひ試してみてくださいね。