新居への引っ越しって、これからどんな生活が始まっていくのかとてもワクワクしますよね!
それと同時に気になるのが近隣住民の方達です。周りにどんな方が住んでいるのかをよく知るために、そして今後の大切なお付き合いのためにも引っ越しの挨拶は欠かせません。
でも頻度の高い転勤族でない限り「どんな挨拶をしたらいいの?」「何を持っていけばいいのかしら?」とわからないことが多いのではないでしょうか?
ここでは必ず知っておきたい最低限の挨拶のマナーと、もらって嬉しい人気の手土産をご紹介します。 挨拶に行く前にぜひ読んでみてくださいね。
第一印象が大事!挨拶の仕方とマナーとは
近隣の方ときちんと挨拶をするのはこの時が初めてという方がほとんどだと思います。
交流を深めればわかることも多いでしょうが、まずは第一印象が肝心なのでこれから挨拶に行く時の重要な4つのポイントを抑えておきましょう。
何人で行く?
引っ越しで色々忙しいと思いますが、挨拶は家族全員で行くのがベストです。
そうすることで相手の家族と自分や子供の年齢が近ければ会話も弾みますし、同じ幼稚園や学校に通うのなら今後お友達にもなりやすいですよね。
引越し作業中に挨拶に行くことがあれば、作業中のままではなく必ず綺麗な格好に着替えてから伺いましょう。
何軒行けばいいの?
戸建ては基本的にお向かい3軒・左右1軒ずつにご挨拶に行くのが基本です。大体自宅の玄関から出て見える範囲だと思っておくとわかりやすいでしょう。
引っ越し当日はトラックや頻繁な人の出入りがあるので、よほどのことがない限りはこの軒数は必ず守りましょう。
ベストな時間は?
引っ越す日に左右されますが、大体の人が在宅していそうな土日の昼か夕方か平日なら夕方5時前までに伺うようにするのが望ましいです。相手に会える確率も高いので上手く行けば一日で済ませられるかもしれません。
逆に朝早すぎたり、忙しい時間帯は実際に会えたとしてもマナーと第一印象の両方の面でマイナスになるので、この日だけだと思ってなるべくこの時間に合わせましょう。
挨拶の言葉
インターホンを押したら、まずは要件から「引っ越しの挨拶に伺いました」と伝えましょう。その後「今お時間よろしいでしょうか?」等の相手を気遣う言葉を一言プラスすると良い印象になります。
実際に対面してからは、家族の紹介・新居の場所を伝え、最後は「これからどうぞよろしくお願いいたします」との言葉で締めればOKです。
初対面は緊張しますし、お互い忙しいので長すぎず短すぎず、ちょっとした軽い会話を挟む程度の挨拶で大丈夫ですよ。
もしお子さんが小さかったり、ペットを飼ってるなら迷惑をかけてしまうこともあるかもしれませんので、その事もきちんと伝えておくのは忘れずに!それがあるだけでも不思議と許容範囲が広がるものなのです。
誰でも使えて便利なものを!引っ越しのおすすめの手土産とは
挨拶同様に悩めるのが手土産ですよね。どんな物が好みかわからないので困ってしまいますが、大体500?1000円程度の手土産が良いとされています。
というのも、高級過ぎてしまうと「お返しが必要かしら?」と相手に思わせてしまったり、金銭感覚が合わなそうだ…と敬遠されてしまう可能性があります。かと言って極端に安過ぎると、手抜き感がひしひしと伝わってくるのでこの金額が無難なのです。
それでは、ここからは引っ越しの挨拶にもらって嬉しいと人気の手土産をご紹介します!
お菓子
やはり手土産と言ったらお菓子は不動の人気です。百貨店はもちろん、スーパーでもギフト用のお菓子が多く販売されているので、引っ越しの準備のついでに購入しやすいのも助かりますね。
見た目もオシャレな物も多いですし、嫌いな人は少ないという事で購入する方が多いようです。
引っ越し先が他県なら、今住んでいる所の銘菓や特産品も挨拶の時話のネタになりますし、その土地に行かなければ手に入らない物なのでもらって嬉しい物の1つですよ。
「忙しくて買いにいけないよ?」という方には、ネットで購入できるプレミアムかっぱえびせんがオススメ!どこのお店でも簡単に買える物ではありませんし、プレミアムと名が付いているだけでも特別感と話題性があります。
お菓子を選ぶ場合は挨拶に伺っても相手が不在なこともあるので、出来るだけ(最低1週間)日保ちがするものを選んでくださいね。
日用品
お菓子のように賞味期限や送る相手を気にしなくて良い事から、タオルや洗剤などの日用品の人気が急増しています。
ネットではギフト用におしゃれにラッピングされたトイレットペーパー・ラップ・ハンドソープもあるので、一見地味な日用品でも心置きなく渡せます。さらに意外とトータルコストが低く済むのも人気の理由と言えます。
タオルも老若男女問わず使えるものなので昔から贈答として選ばれることが多いですが、私が引っ越しの挨拶でいただいた時は引越し屋さんの名前が入った物で「とりあえずこれでいいか」的な雰囲気しか伝わってこなかったのであまり良い気はしませんでした…。
デザインとしては好みがあるのでシンプルな物が良いですが、ほんの少し見た目も気にしてもらえた方がもらう側は嬉しいです(笑)
洗剤や入浴剤もありますが、香り付きの物は苦手な香りだった場合は困らせてしまうので、極力を無難な物かあれば無香料を選ぶようにしましょう。
お米
最近では名前が入れられる手のひらサイズのお米も出てきているのを知っていますか?
ネット販売でしか見たことはありませんが、自宅に届いた時には米袋にのしと自分の名前が印刷されているのですぐに渡せて日保ちもするのでとても便利!
お米をもらって困る人はそういないでしょうし、手土産の中では斬新なので個人的には貰ってみたい手土産NO,1です。お米の種類もコシヒカリやササニシキなど数種類の中から自由に選べますよ。
自治体のゴミ袋
近年、指定するゴミ袋での廃棄をする県や市が増えてきているので徐々に人気が上がってきています。必ず誰でも使う消耗品なので貰えると助かりますし、とても気が利いていますね。
購入はしやすいですが、そのまま渡すよりはのしがある方が良いので、購入した店舗で忘れずに付けてもらいましょう。
まとめ
いかがでしたか?引っ越しの挨拶ってお互い緊張しますよね。我家の場合、隣に越してきたご家族から引っ越しの挨拶があった数日後、学校のクラス替えでうちの子と隣に越してきた子が同じクラスになりました。
今では放課後一緒に遊ぶ事もあり、私も顔を知っているので安心です。このような交流も生まれた事で、引っ越しの挨拶の大切さを改めて感じました。
意外と簡単な挨拶ですが、これをしておくだけで相手からしても「今度越してくる人達は常識ある家族なのだ」と交流を深めるきっかけにもなります。
私の経験上、挨拶がなかった家庭もありました。どんな事情かはわかりませんが何日経っても来なかったので「マナーを知らないお家なのかな」と思っていますし、未だにどんな方なのか知りません。
これからの新生活を円滑にするためにも、マナーを守って挨拶回りをしていきましょう!