初盆の法事のマナー。知らないと恥をかく服装、香典の常識。

マナー
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8月と言えばお盆。お盆と言えば帰省、法事を連想しますが、初盆(はつぼん)というのは、その方が亡くなって四十九日が終わってから初めてのお盆のこと。
初盆の場合は特別に法要を行ったり、故人を知る人が集まったりします。

結婚してすぐに親族のどなたかが亡くなり、翌年に初盆を迎える場合には、そのマナーがよくわからず困ってしまいますよね。
嫁として恥をかかないために、新盆の基本的な常識は知っておきましょう。

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初盆の法事の服装について

法事の場合は、基本的に喪服が常識です。

でもお盆の時期は暑い季節であることから「平服でお越しください」と案内状に書かれていたり、お寺から言われる場合も多いようです。そ
の場合は、正式な喪服ではなく、略式の礼装で伺うようにします。

勘違いしてはいけないのは、平服とは、普段着と言う意味ではないということです。
間違っても、TシャツGパンなどで行かないようにしてくださいね。

女性の場合

黒やグレー、もしくは白系のワンピースまたはスーツが無難でしょう。
スーツの中にシャツを着る場合は、白の無地のものにして、ジャケットは必ず、暑くても手に持つようにします。

ワンピースの色は黒やグレーで、胸元が開いているタイプはよくありません。
シンプルな襟元が詰まっているもので、肌の露出が少ないものを選びましょう。

ストッキングは、黒かベージュでシンプルな物を選びましょう。暑いですが、絶対に素足だけはNGです。

ストレッチパンツのようなものでもOKですが、法事を行う寺院の本堂が、椅子なのか正座なのかも考慮するといいようです。
ピタッとしたパンツで正座はキツイかもしれないので。

お寺の方から伺ったところによると、服装よりも数珠を用意する方が大切なんだそうです。

▼とりあえずの数珠を用意する▼

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男性の場合

男性も、黒またはグレー、紺などの落ち着いた色のスーツが基本です。
ネクタイも派手でないものを選びましょう。

子供の場合

中高生などの制服がある場合は制服にします。

制服がまだない年齢の場合は、できるだけ地味な色合いでまとめます。
ふだんから派手な色の洋服しか持っていない場合もありますが、そんな時には黒やグレーの服を1枚、いざという時のために購入するのもいいかもしれないですね。

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初盆の法事の香典の表書き、金額について

金額の相場について

持参する金額は地域により、また法要の内容や規模、会場によっても異なりますが、一般的に、初盆の香典の相場は、5,000円?10,000円のようです。
具体的には、祖父母やおじ・おばの場合は5000円、両親兄弟の場合は10000円が最低金額と思っていれば間違いないでしょう。

そしてこの金額は、

  • 法要が行われるのか
  • 会食が行われるのか
  • こちらが夫婦なのか子連れなのか(人数)

によって割増する必要があります。

法要が行われるのであれば、引き出物が用意されていますので、夫婦だったら少し多めに包みますし、会食が行われるのであれば、その分を上乗せして包むようにします。

お香典の表書きについて

お盆は仏教行事ですので、のし袋の表書きは「御仏前」「御佛前」「御供物料」となります。

水引きは、黒白あるいは双銀、藍銀、黄白(主に関西地区)の結び切りのものを使い、中の金額にふさわしいのし袋を選ぶようにします(袋ばかりが派手にならないように)。

墨は薄い必要はなく、濃い墨でOKです。
夫婦の場合、下段には通常、夫の名前だけを書きますが、故人との関係によっては妻の名前も左側に沿えて書きます。

ちなみに、不祝儀の場合は新札を使うのはNGをされていて、もしも新札しかない場合は、2つの折って折り目をつけて入れるようにしましょう。
2枚以上のお札を入れる場合は、向きをそろえるのがマナーです。

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まとめ

以上、初盆の法事の際のマナーについてご紹介しました。

結婚して夫婦になると、法事やお祝い事などの行事が増えますが、最低限の常識は身につけて、恥ずかしくないようにしたいものですね。

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