6月も終わりに近づきましたね。春からお仕事に復帰された場合ようやくリズムが掴めてきた頃でしょうか。
やっとの思いで保育園が決まって復帰できたけれど、毎日本当にバタバタで大変…。こんな毎日いつまで続くの!?と不安になっているあなた。
そうですよね、本当にわかります。私は2人の子供を預けて仕事復帰しましたが、もう限界!!と感じる日が度々あって、その度にこの先どうしよう?と絶望的になりました。
小さな子を預けて働くって、本当に大変なことですよね。
この記事では、退職を迷うあなたに、私が退職に至った経緯と退職の理由、そして現在の心境をお伝えします。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
最初はやる気に満ち溢れていた
私には2歳と1歳の子がいて、上の子の育休中に下の子を妊娠したので、2年間のお休みの末に復帰したんです。
なので、
「たくさんお休みをいただいた分頑張るぞ!」
「時短だけど、与えられた仕事は全力でこなすぞ!!」
と張り切っていました。
今考えると、仕事にも育児にも全力で取り組んできたので、1年が経つ頃には、体力的にも精神的にも疲れがどっと来てしまいました。
スタートの時点で、もっと緩~い気持ちでやっていけば良かったのかもしれません。
ストレスその1:通勤が大変
片道40分。送り迎えを入れたら片道1時間。
私は地方なので車通勤ですが都会の電車通勤のママはもっともっと大変なんだと思います。
まず、朝の着替え、朝ご飯、自分の準備、靴下を履かせて靴を履く、家を出る、という流れがまず大変ですよね…!
もう自分のお化粧なんてする余裕もないですよね。
朝は9時出社なのに、毎朝5時に起きて、会社に到着した頃には既にくたくたです。
ストレスその2:子供に合わせてあげられない
例えば私の上の子の場合、「自分で靴下を選び、履いて、靴を履く」までを練習中なんですが、これを朝の時間にやっていたら完全に遅刻!
でも、本当はゆっくり見守ってあげたい!
だってまだ2歳で、自分でできないのは当たり前で、親が練習させてあげなければならないのにそれができない…。
トイレトレーニングだってしてあげたいのに、気が付いたら保育園任せ…。
私自身、親がやってあげるべきことだと思うことが、何1つしてあげられない現状。
下の子だって、まだまだおっぱいを吸っていたいのに、出発の時間だからごめんね!って無理やり離されて出発。
私はこの「子供のペースに合わせられない問題」が一番ストレスでした。
ストレスその3:部署の異動
それでも復帰したばかりの頃は、比較的人数の多い部署に配属されて、シフトは自分の好きに組んでいいし(休んだ分お給料は減るけれど)午前勤務のみ、なんていう日もあったんです。
子供がお熱を出して全然出社できない時期も、快くお休みさせてくれる優しい方ばかりの部署でした。
それが最近、部署移動を命じられ、時短勤務は変わらないにしろ、残業がかなり増えました。
もちろん今まで通りの時間にはお迎えに行けず、週4が多かった勤務も週5に。
疲れから子供たちにイライラして怒ってしまう毎日となってしまいました。
ストレスその4:夫婦関係が悪化
日々のストレスが高じ、次第に私は旦那さんに対しても、冷たく接するようになりました。
育休中はそんなことなかったんですが、「共働きなんだからあなたも○○してよ!!」という気持ちが少なからずいつもあったように思います。
相手は自分の鏡なので、旦那さんも私に対して明らかに冷たくなりました。でもそんなこと気にする余裕もないくらい毎日忙しい…!
育休中はできていたお弁当作りや、笑顔で「お疲れ様」「いってらっしゃい」と言うこともすっかりできなくなりました。
旦那さんも、仕方ないとは思っているでしょうが、このままでは子供たちに悪影響だと思えるくらい、私自身、自分と子供達のことで手いっぱいの状態となっていました。
今の状況は割に合わないと確信
「どうにか現状を変えられないか?」と思い、家計簿を見直してみたんです。
すると、「私が今の職場で働くことで発生する出費」があることに気付きました。
例えば通勤のガソリン代は1万以上かかっています。
食費であれば、お惣菜や外食が増えたので、育休中に比べて万単位で増えました。
そして美容室や化粧品台。最低限の身だしなみとしてどうしても必要経費になってしまっています。
計算すると私が家にいれば2~3万は節約できることに気付きました。保育園を辞めるのであれば、さらに支出は減りますね。
もともと高いお給料ではない上、時短でさらに安月給となっていたので、近所でパートするのとさほど変わらないことに気付きました。
退職を決意した理由
働きながら育児を頑張るあなたにも、色々な理由や、思いがありますよね。
私の場合は、何のためにこんな思いをして働いているのか?というと、お金のため!!これしかありません(笑)。
本来、仕事自体は好きで、子供がいなければ残業も惜しまないタイプなんですが、
育児のための時短なので、責任のあるお仕事は任せてもらえませんから、なおさら「お金のため」となります。
でも、家族の生活の潤いのため、子供たちの未来の教育費のために働いているのに、
毎日イライラして子供たちを急かし、忙しさから夫婦関係も冷めきってしまっているこの状況は、
家族にとって良いことはひとつもない…。
そう思って私は退職を決意しました。
お世話になった職場への恩は?
私の場合は、上の子の分と通算で2年間も育休をいただいたので、復帰してすぐに辞めるというのは一番避けたかったことでした。
でも、1年間自分なりに全力でやってみた結果だめだった、ということで気持ちの整理はついたように思います。
これで復帰せずに辞めていたら、ずっと職場への申し訳ない気持ちを抱えながら生きていったのかと思うと復帰して本当に良かったと思います。
旦那さんへの気持ち
旦那さんに、私が退職を決めたことを話した時に返ってきた言葉は、
「うん、わかった。今まで頑張ってくれてどうもありがとう。自分のせいで苦労をかけてしまったね。本当にごめんね」
というものでした…。
誰も旦那さんのせいだなんて言っていないのに、今までの私の態度や様子から、そういう思いをさせてしまってたのかな?と反省しました。
仕事を辞めてお金はどうするのか?
我が家は私が専業主婦だと生活に支障が出るので、子供たちに手がかからなくなるまでは、お仕事はクラウドソーシングのような在宅か近所でのパートで頑張ってみる予定です!
数ヶ月間は有給と退職金で生活できそうなので、この先の働き方はじっくり考えてみようかと思っています。
保育園は親が働いていなければ通うことはできないので、一度退園するのか、すぐに在宅ワークを始めて開業届を出して保育園に通い続けるのか、検討中です。
▼私が在職中に幼稚園に転園させた、実際の体験談はこちら
まとめ
私の周りにも、復帰してから辞めた友人、頑張って続けている友人、どちらもいます。
続けている友人は、今の生活のためもあるし、夫婦二人で厚生年金を払うことで老後の生活に困らないようにとしっかり計画しているようです。
決断に迷った時は、自分が一番大切にしたいことをあなたの中で整理してみてくださいね。