反抗期がない子供はいいの?悪いの?その原因と親が注意するべき5つ

子供・育児・妊娠
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2歳のイヤイヤ期が過ぎ、10代に入るといずれやって来る反抗期。

早くて小学生の高学年、遅くても中学生の頃には反抗期のピークを迎える子がほとんどで、この時期に突入すると悩みを抱えるお母さんがどんどん増えていきます。

私には小学校高学年の子供がいるんですが、周りでも「子供が何にも話してくれないの!」「昔はあんなにママ?って言ってくれたのに?」と嘆いている人が多いんです。反抗期は子供と親の意見や気持ちがズレて食い違ってくることで発生するもので、成長期にはほとんどの親子が経験するものだと思いますよね。

出来れば反抗期がないのが1番!と思いますが、子供の反抗期は自立に大きく関わってくる成長に必要な時期です。

しかし最近では、昔に比べて反抗期を迎える子供が少なくなっています。

子供の成長には個人差があるので必ず決まった時期に来るわけではありませんが、実は子供の頃に反抗期が来ないと大人になってから苦労してしまう可能性が高いんですよ!たとえ自分の子供と言っても、大人になってから反抗されたら親が出来ることなんてほとんど無いので困ってしまいますよね?

「周りの子は反抗期が来てるのにうちだけまだ来てないわ…」
「普段からおとなしい子だけど、うちの子は大丈夫!?」
と心配になっているあなた!

この記事を読めば反抗期が来ない子供のタイプと、普段から気をつけたい子供への接し方がわかりますよ。

ぜひ参考にしてくださいね。

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反抗期がないのはナゼ?子供のタイプや言動別で解説します

周りの子は反抗期が来ているのに自分の子供だけその兆候が見られないと不安になってしまいますよね。

反抗期がなかなか来ないのは個人差意外にも理由があるんです。
反抗期がないタイプはどんな子供に多いのかご紹介しますね。

穏やかな性格

 

元々人との争いが嫌いでケンカもしたくないという平和主義の子がいます。

これは生まれ持ったその子の性格だったり、家族の中にも同じような性格の人がいると、自然とその環境の中で育つので穏やかなまま成長します。

特に不満がなく、我慢して自分の気持を押さえつけているわけでもないなら反抗期が無くてもOK。
親も同じような穏やかな性格で子供の頃に反抗期がなかったパターンもあるので遺伝のようなものですね。

甘やかされてきた子

幼い頃から家族に溺愛され、欲しいものや食べたいものが思い通りに与えられる環境で甘やかされて育った子は、常に自分の思い通りになる世界にいるので我慢をしたりイライラすることが少ないので怒る必要がありません。

しかし外に出て人と接した時、今までなかった意見の食い違いや思い通りにならない事が起きると自分で対処が出来ず、何でも言うことを聞いてくれる快適な家にこもりがちになってしまいます。

早めに対策を取らないと、大人になって社会に出た時にストレスに弱い人間になってしまうので仕事が長く続かなかったり、少しでも嫌なことがあるとすぐに辞めてしまい本格的に引きこもりになりやすいので要注意なタイプです。

仲が良すぎる

親と価値観や趣味・好みなど、一致することがあると反抗するポイントがあまりないので反抗期が来ないことがあります。最近では、休日にはいつも一緒に出掛けていたり家にいても友達のように仲が良い親子の事を友達親子と言うようになりました。

友達のように仲が良いのって素敵ですし羨ましくも思いますよね。

でも子供は意外と友達に気を使うことも多いので、単純に仲が良いだけなら心配はいりませんが子供が意見を合わせているだけのような関係になっているのは良い傾向とは言えません。

押さえつけられている

反抗したい気持ちやタイミングはあるけれど、何を言っても理解してもらえなかったり、言った所で負けてしまうのがわかっていると、次第に思いを伝えること自体が無駄に感じてしまいます。

家庭の事情もあるかもしれませんが、子供のためと言って親が敷いたレールの上をただ走らせているだけの家庭の子は、自分の気持を押さえつけている状態なので反抗期が来ていてもその事に気づきません。

これでは成長するにつれ、親や大人の顔色を伺(うかが)って過ごすことが多く自分の意見が言えない大人に近づいてしまうだけなので早めの対処が必要です。

一人でいることが多い

親が毎日のように仕事で忙しく帰りも遅いと、親子でのやり取り自体が少ないので反抗期が起きるきっかけもありません。

反抗しようにも相手がいなければ話になりませんよね。

この場合、子供は自分の意見や気持ちを伝えるタイミングが難しく、やり取りが少ないことで些細なことでも話しにくい環境が出来つつあるので、日を追う毎(ごと)にどんどん進行してしまいます。

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子供への接し方は大丈夫?普段の子育てをもう一度チェック

親子の適切な距離感って結構難しいですよね。

ここで改めて子供への接し方をチェックしてみましょう。

我慢をさせすぎてない?

我慢が出来れば成長しても大抵のことは乗り越えられそうですが、我慢をさせすぎていると子供なりに溜まりに溜まったストレスが限界を感じた時一気に爆発してしまいます。

それが子供のうちならまだしも、大人になってからだと手に負えなくなってしまう事も!

「ちょっと我慢させすぎているかな」と感じた時は少し自由にさせて発散させてあげましょう。

子供の思い通りになってない?

大事な子供には毎日幸せでいて欲しいですよね。

だからといって苦悩することも揉まれることもなく成長してしまうと、家族以外の人と関わった時に少しのズレが大きな亀裂に感じてしまい、居心地が悪くなり外に出ることを拒むようになってしまいます。

良いことばかりでなく、困ったことやトラブルも時には経験させる事が自立に必要ですよ。

ちゃんと子供の話を聞いてる?

自立に必要なのは、勉強や友達と仲良くするだけでなく、自分の意見を言えるかどうかもかなり重要です
この時、親が出来ることは、きちんと子供の話を聞いてあげること。子供は上手く言葉が選べなかったり、思いを相手にわかりやすく伝えられない時もあるので聞いているとじれったく感じることもあります。

私は特に、夕飯の支度や翌日の準備で慌ただしい夕方に子供から「あのね、実はね…」と深刻な話が始まると「今!?帰ってきてからゲームやってたくせに今言う!?」と心の中で思ってしまいます(笑)

それでもグッとこらえてきちんと話を聞いてみると、子供なりに意外な悩みや出来事があったりするので、きちんと耳を傾ける事で子供の抱えている問題がわかった時は「ちゃんと聞いておいてよかった?」と毎回思うんです。

聞いた後は親の意見や経験を押し付けるのではなく「私は〇〇だと思うよ」「私なら〇〇するけど、あななたはどうしたいと思う?」と、あくまで一人の人間の意見として伝えるようにしています。今では「ママに話してよかった!ありがとう!」と言ってくれる事が増えたので「頑張って生きてて良かった?」と思ってます(笑)

子供に無関心になってない?

忙しかったり、何度も注意しても言うことを聞かず約束を破ってばかりだと「好きにしなさい」と言ってしまいたくなりますよね。

「好きの反対は嫌いではなく無関心だ」という言葉があるように、子供に対してあまりに無関心だと思われる状態が続いてしまうと子供は親の愛情を感じなくなります。

好きにしなさいと言うのはOKですが「これだけは絶対ダメ!」と、きちんとラインを引いてお互いに把握しておくことが大切です。ダメなものは絶対ダメだと強く決め、何があっても軸がブレないように気をしっかり引き締めてお互い守りましょう。

過干渉になってない?

子供の意見やることのタイミングなど、親が先回りしてばかりいませんか?

子供のスケジュールや友人関係も含め、親が子供の管理をしすぎていると、子ども自身で考えたり行動する力が育ちません。

親の意のままに生きている事に慣れているのも問題なので、一度少しだけ距離を置いて自分の子供をしっかり見守り、自立の基礎を作ってもらうことが大事ですよ。

過干渉な家庭で育った子は自分の意見を言わなくなっている子もいますが「どっちでもいい」と言われ続けても諦めず、気長に自分の意見が言えるようになるまで待ってあげましょう。

まとめ

いかがでしたか?

素直で可愛い子供を見ていると「反抗期なんて来ないで?」って思ってしまいますが、いざ来たら成長の証としてしっかり受け止めるのが得策のようです。

子供が自分から話しかけてきてくれたということはあなたに話を聞いて欲しいという証拠なので、どんな時もまずはじっくりと子供の意見や気持ちをゆっくり聞いてあげましょう。ぜひこの記事を参考にして、自分の子供との接し方を振り返ってみてくださいね。

 

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