たくさんの人たちが住んでいるマンションでは、日常生活の様々な音が聞こえてくることは珍しくありません。ですが、小さなお子さんと暮らしている場合、下の階やお隣さんへの騒音が迷惑ではないか気になりますよね。
ご近所さんが少しでも不快な思いをしないように、騒音対策を考えていきましょう!
足音をシャットアウト!マンション床の騒音対策
小さなお子さんがいる家庭で、まず気になるのが“足音による騒音”ではないしょうか。では、足音による騒音対策を“3つ”ご紹介します!
対策1「防音マット」
マットタイプは、設置も簡単で気軽に試せる対策の1つです。
好きな大きさにカットできるマットや折りたためる収納式のマットも多数販売されているので、各部屋に合ったマットにカスタマイズ出来ます。
キッズスペースにあるような厚めのマットや、フローリング感を残せるマット、お洒落にこだわったマットなど、色や柄も様々なので好みに合ったものを探してみましょう。
対策2「防音カーペット」
カーペットは、騒音が気になる場所に“ドーンと1枚”敷いて置ける手軽さがあります。マットと違い、1枚ずつ並べて敷き詰める手間が省けます。
ただ、床全体をカバーできないので「部屋の隅までしっかりカーペットを敷きたい!」というあなたには“カーペットタイプのタイルマット”がおすすめです。
防音カーペットには、低反発や高反発といった厚めの素材がたくさん販売されているので、触り心地も歩き心地も抜群です。「子供部屋だけ」「リビングだけ」など、限られたスペースのみ騒音対策をしたい方に向いています。
対策3「防音マットとカーペットのダブル使い」
「徹底的に騒音対策をしたい!」というあなたには、マットとカーペットを重ねて使用するのが1番です。
防音マットを床全体に敷き詰めた上にカーペットを敷くと、騒音対策の効果は2倍ですし、耐久性もばっちりです。
防音マット・防音カーペットを買う前に抑えておきたいポイント
騒音効果や素材、厚さだけを目安に購入するのはNGです。購入前にしっかりとポイントを抑えましょう。
一般的なマットやカーペットに比べて、厚みがあるため“重い”
通販での購入や配送サービスがある場合は、宅配業者の方に設置予定の部屋まで運んでもらうのが無難です。
厚みがある分“段差”が出来やすい
段差が出来ると見た目も気になりますが、小さなお子さんの場合だと1cmでもつまずいてしまいます。カーペットの場合は気になりませんが、マットの場合はケガの防止にもつながる“見切り”の購入がおすすめです。
ドアの開閉を確認
ドア付近にマットやカーペットを設置する場合、ドアの開閉時に引っかかってしまう可能性があります。必ず、確認をしましょう。
マットの向きに注意(特に柄物)
マットの裏面には“矢印”や“番号”が書かれています。並べる向きや順番に注意して配置しないと、柄や色がちぐはぐになってしまい台無しです。
“水洗い可”のものを選ぶ
床に敷くものなので、何かをこぼしてしまったり、不意に汚れてしまう可能性があります。その時に、簡単に洗えるものを選びましょう。
おすすめの防音マット・防音カーペット
ここで、おすすめの防音マットと防音カーペットをご紹介します。是非、購入時の参考にしてみてください。
厚い壁でも気を付けて!マンション壁の騒音対策
「足元の騒音対策だけでは不安」というあなたには、壁対策もご紹介します!
壁の騒音対策と聞くと、とても大掛かりな作業になると思いがちですが、そんなことはありません。確かに、吸音材を貼り付けるとなると、壁一面に貼る作業など1人では重労働となってしまい、騒音効果が抜群だとしてもなかなか手が出せませんよね。
そんな時におすすめなのが“防音パネル”です。
仕組みは、先ほど紹介した防音マットと同じで、小さなパネルを部屋に必要な分だけ貼り合わせるだけです。防音パネルも、色や素材・柄もたくさんの種類が販売されているので、手軽に騒音対策が出来ます。
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もっと手軽に!今すぐできる壁の防音対策
「防音パネルよりも、もっと手軽に対策出来ないの?」と思ったあなたにおすすめなのが“家具の配置を変える”ことです!家具の配置を変えるだけなら、お金もかからず、思い立った瞬間や手が空いた時に出来ちゃいますよね。
配置を変える時のポイントとしては、騒音対策をしたい壁の前に“なるべく大きめの家具”を置きましょう。本棚や、タンスがおすすめです。高さのある家具は、壁から1cm程度離して置くと、より音をさえぎってくれるので防音効果が期待できます。
おすすめの防音パネル
防音パネルのおすすめはこちら!
まとめ
いかがだったでしょうか?
床や壁の防音・騒音対策は必ずしも100%効果があるものではありません。ですが、迷惑にならない程度の効果は発揮できます。
一生付き合っていくであろうご近所さんとの関係を、これからも大切に築いていくためにも、一度試してみてはいかがでしょうか。部屋の雰囲気も変わって、ちょっとしたリフォームをした気分にもなれるのでおすすめです。
是非、防音・騒音対策をきっかけに、自分の理想の家にしてみましょう!