暑くなってくると思い浮かぶのは、湘南の夏。そして、やっぱり海!ですよね。江の島周辺の片瀬海岸では、海水浴やサーフィン、BBQに楽しむ人々で夏はあふれかえります。
でも、実はこの江の島に唯一の天然温泉、しかもリゾートスパがあるのをご存知でしたか?
地元の隠れスポットである「江の島アイランドスパ」(通称「えのすぱ」)は、湘南の海に面したオーシャンビューでロケーションも最高です。
夏に湘南の海ではしゃぐのも良いのですが、たくさん遊んで疲れ切ったあとに、海に暮れ行く夕日を見ながら温泉に入るのは格別ですよ!
今回は友人と二人で有休をとって、江の島に行き「江の島アイランドスパ」に寄ってみました。その時の体験談をお話しますね!
ぜひ初めて江の島に観光に来られる方も、何度か江の島を訪れたことがある方も参考になさってください。
「江の島アイランドスパ」までのアクセスと料金
▼江の島アイランドスパ▼
「江の島アイランドスパ」(通称えのすぱ)は、小田急「片瀬江ノ島」駅から徒歩10分、弁天橋を渡ったまさに江ノ島の入口にあります。
私と友人は、多少江の島には詳しい方なので、今回はいかにもな江の島観光はせずに、江ノ電で「江の島」駅に降りて、「江の島プリン」や「タピ氷」(タピオカのかき氷)などの新しくオープンしたお店を冷かし、その足でぶらぶらと小田急「片瀬江ノ島駅」まで歩いてきました。
実は私、お恥ずかしいことに「江の島アイランドスパ」は今回が初体験でした。
わざわざ江の島まで来て、海じゃなくて温泉?!ってやはり少し思ってしまっていたんですよね(笑)
でも、「江の島アイランドスパ」は建物自体も凄く可愛いですよね。洋館みたいで一度利用してみたかったんです。
月曜日に行ったのですが、入館料大人2750円(税別)がレディースデイで1925円(税別)でしたよ!かなりお得ですよね。時間制限はないのでがっつり楽しむ気満々です。
プールエリア(スパ)の景観に衝撃!!
ホテルみたいな1Fフロントでまずはチェックイン。バス・フェイスタオル・館内着が入った袋バッグと、手首にはめる番号付きキーを渡してもらいます。
スパ部分は水着着用なので、水着を持参しているか聞かれましたが、もちろん持参しました!持参していない場合も540円からレンタルできるそうですよ。
3Fの更衣室に移動して、さっそく水着に着替えます。5年前のビキニでしたが、なんとか入って一安心です。
更衣室からそのままエレベーターで2Fのプールエリア(スパ)に行けちゃいます。
>>参考
「屋内スパエリア 360パノラマビュー」
館内は全て撮影禁止ですが、このプールエリア…めっちゃくちゃ綺麗です!!いわゆるインスタ映えしまくりです!!思わず友だちと顔を見合わせて「すっごーい!」と言い合うほどでした(笑)
エレベーターからでてすぐは屋内プールなのですが、奥の露天風呂ならぬ、露天プール部分がすごいんです。
富士山が目の前にどーん!とあり、目に入る風景に遮るものはなく、青い青い湘南の海と空のみ。
プールエリアと海の境界線が無いようにも見えて、不思議な感じがします。
いくら湘南の海に慣れている私たちでも、この景観はここでしか味わったことがありません。
プールというからには冷たいのかも?と恐る恐る足をいれてみたところ、当然ながら温水でした。これに加えての太陽の光でかなりあったかいです。
棒状の浮き輪もかりられ、丸めてぷかぷかと浮いてとにかく気持ちいい。時間がゆーーっくりに感じられリラックスしまくりです。
月曜なので人もまばらで、海外のお客様やカップルがいましたが、それぞれ充分くつろげる間隔でしたよ。土日や夏はぎゅうぎゅうかもしれません。
ばしゃばしゃと泳ぐ人もおらず、みんな日向ぼっこしているかのようにぷかぷか浮かんでいました。
そして、これは怒られるかもしれませんが、「江の島アイランドスパ」は大人同伴の小学生以上ではないと利用できないため小さいお子さんがおらず、大人だけの空間としてくつろげます(日曜日に限り小学生も不可)
プールエリアは露天部分だけではなく、屋内も含めて16種類もあるんです。探検気分で全部回りました。
1Fと2Fの2か所に分かれ、エレベーターや階段で直接移動できます。屋内プールも充実していますし、滝つきの洞窟っぽいプールや天然温泉の源泉も。寝湯にいる時は二人でしばらく眠ってしまいました(笑)
ビーチサイドにはカゴ製一人用ブランコや、展望チェアもありプールに疲れたらごろりんと横たわれます。やっぱりリゾートの習慣がある欧米の方々に人気でしたよ。様になっています。
2か所ドリンクを頼めるカウンターもありましたが、当然ノンアルコールだけなのでここはスルーで。雰囲気は良かったんですけれどね。
気になったのが、ハワイアンっぽい音楽と1Fでアロマの良い香り。リゾートっぽいなあと思いながら、アロマの香りの強い方に進むと、低温サウナ内でした。サウナは苦手なのでちょっとですぐ退出。
落ち着く温泉エリア
プールエリアで2時間以上も友人と遊んで、手の指がしわっしわになったところで流石に疲れ果てて一旦ロッカーに戻り水着を脱ぎます。シャワーや脱水機もあるので、水着を脱水出来て助かりました。
>>参考
「温泉エリア 360度パノラマビュー」
そして、今度はロッカーエリアから直接天然温泉へ。正直、こちらは普通の大浴場です(ごめんなさい…)
流石に窓は曇りガラスになっているため眺望はなく、天然温泉でサウナがあるぐらいなので、あまり期待しすぎるとがっかりするかも…。それでも、プールで疲れた体を温泉で癒すのは最高ですよ!
また、備え付けのメイク落とし、シャンプー、コンディショナー、ボディソープがあるのは助かるので、活用します。
特に、メイク落としはありがたいですねー。女子同士ならでは、がっつりメイクを落としてすっぴんで過ごすことにしました。
大満足のパウダールーム
再びロッカー室に戻り、館内着に着替えてパウダールームで髪を乾かします。
一人一人に広いスペースが設けられており、大きな鏡、乳液や化粧水、メイク落としなどもばっちり完備。女子としては大満足です。
ブラシなども置いてあります。これは忘れて来たので大助かりでした。利用はしませんでしたが、鍵付きの個室もあったそうです。すごいなー。
これでようやく身支度が整ったので、館内着から服に着替えてロッカー室をあとにしました。
館内の他のエリアは??
>>参考
「リラクゼーションルーム 360度パノラマビュー」
このままチェックアウトするのはなんとなくもったいなかったので、私たちのワンデイパスで利用できる施設を確認したところ、温泉とプールエリア以外に2Fにある「リラクゼーションルーム」という場所もあるとわかったのでおじゃますることに。
ここは正直寝そべるだけの長いすが並べられた空間です。ちょっとした飲み物が売られている自販機はあったものの、本当の休憩所ですね。
おじさんがいびきをかいて寝ていたり、若い人たちがスマホをいじっていました。(ロッカールームやプールエリアなどは全て携帯禁止だからでしょう)
奥の方に有料で酸素カプセルに入れる小部屋も…ただ、2Fには他に有料で江ノ島内唯一の整体があったり、特別会員のみのサービススペースがあったりと、いわゆるスパ施設としても充実しているそうです。
チェックアウトのあとは、ビアテラスへ!
ようやくチェックアウトです。時計をみると17時30分。14時にチェックインしたので3時間半も満喫できました。
「江の島アイランドスパ」は館内にレストランやカフェなど飲食店もたくさんあるのですが、施設利用料がいらず単体で利用することが可能です。
私たちは季節限定の「ビアテラス」で90分の飲み放題をすることに決定!温泉のあとはビールが飲みたくて飲みたくて溜まらなくなりますよね(笑)
セルフサービスの飲み放題のみで2500円、フード別なのですが、食べログのクーポンでおつまみ一品無料とのことで、二人で二品頂けました。
タコのから揚げとエビのシュリンプでビールにぴったりの上、熱々で美味しかったです。ビールだけじゃなくてロゼワインなんかもありましたよ。
夕暮れ時だったので、湘南の海に沈む夕日がテラスから見られて、風が吹いていたのでそこまで暑くもなく、本当に快適にビールが飲めました。
すっぴんのまま気心知れた友人と心行くまでおしゃべりするのは、江の島の観光気分とビアテラスの解放感で最高でしたよ。周りはカップルだらけでしたけれども!
90分と短めの飲み放題だったので、ほろ酔いぐらいで「江の島アイランドスパ」を後にすると、いつの間にか日はとっぷり暮れていて、弁天橋から振り向いてライトアップされた「江の島アイランドスパ」を見ながら江の島から帰りました。
まとめ
専用の駐車場や宿泊施設はないのですが、館内を利用することで江の島内の駐車場のサービスがあり、提携ホテルがいくつかあり「江の島アイランドスパ」利用料とセットになるなどお得なプランもあるとのことです。
湘南の海や江の島は、夏が似合うにぎやかな観光地です。だからこそ人混みを嫌って避け勝ちな人や、観光疲れで苦手になってしまう人もいるかもしれませんね。
そんな中でひょっこりとこんな隠れたスパリゾートがあるって知っているとちょっと自慢になりますよ。
日々の仕事や育児疲れでへとへとな時は、思い切って江の島まできて「江の島アイランドスパ」で癒しのひと時を過ごすのはいかがでしょうか?
日常と隔離されたリゾート気分を存分に味わって、明日からの鋭気を養ってくださいね。