愛知県名古屋市熱田区にある、熱田神宮へ行ってきました。伊勢神宮に次いで格式の高い神社として有名な熱田神宮には、三種の神器のひとつである「草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)」があります。
電車でのアクセス便利な熱田神宮、3つある門のそれぞれの最寄り駅は?
電車では、名鉄神宮前駅から徒歩3分、JR熱田駅から徒歩10分ほどで熱田神宮へ行けます。
地下鉄名城線の神宮西駅と伝馬町駅も徒歩圏内ですが、一番近いのは名鉄神宮前駅。参拝客のほとんどが名鉄神宮前駅を利用するそうで、名古屋から神宮前駅は乗車時間も6分です。
熱田神宮のアクセスと駐車場
愛知県名古屋市熱田区神宮1丁目1?1
名鉄やJRで熱田神宮を訪れたとき、最初にくぐるのがこの大きな東門の鳥居です。
熱田神宮には南門、東門、西門の3つの門があり、正門は南門です。南門の最寄り駅は伝馬町駅、西門の最寄り駅は神宮西駅、東門の最寄り駅は名鉄神宮前駅とJR熱田駅です。
参拝マナーとして正門からお参りしたいなら、伝馬町駅が一番近くておすすめです。熱田神宮には無料で利用できる400台分の駐車場もあるので、車で行っても大丈夫ですよ。
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格式の高さと1900年の歴史を誇る、熱田神宮の魅力と見どころ
1900年前にこの地に神剣をご神体として鎮座した熱田神宮は、地元では「熱田さん」として親しまれていて、年間700~800万人もの参拝客が訪れます。
6月5日の「熱田まつり」は、天皇陛下の勅使が参向する特別な祭礼です。日本には、大小合わせて10万社を超える神社があるといわれています。
そのうち、「熱田まつり」のように勅使が参向する祭礼のある神社は、全国にたった16社だけ。熱田神宮の特別感、イメージできますよね。
都会のオアシス「熱田の杜」の、樹齢1000年のクスノキ
6万坪もの広い境内は「熱田の杜」と呼ばれていて、鬱蒼とした森に囲まれ、まさに「都会のオアシス」といったところ。JR熱田駅から参拝したんですが、歩道沿いにどこまでも続く森が果てしなく、ものすごく遠く感じました。
境内には樹齢1000年を超える大木がいくつもあり、弘法大師が植えたといわれる大きな楠もあります。見上げると、空が見えないくらいに大きな楠。
幹に空いた穴には蛇が住んでいて、見ることができれば金運が上がるとか!ぜひともお目にかかりたいものです。木がたくさんあるおかげで、厳しい暑さで有名な名古屋の夏でもわりと涼しいです。
日本三大土塀のひとつ、「信長塀」
戦国大名織田信長がまだ清州の小大名だった頃、熱田神宮に合戦前の戦勝祈願に立ち寄りました。日本史が苦手な方でも、「桶狭間の戦い」はうっすらと聞き覚えがあるのでは?
駿河の大大名である今川義元を討ち取った、織田信長の出世の第一歩となった有名な戦です。勝利した信長が熱田神宮に寄進したのが、「信長塀」です。
参道を歩いているとひっそりとあるので気づかずに通り過ぎるほど地味なんですが、茶色っぽい塀があったらそれが「信長塀」です。
土と石灰を油で練り固めて瓦を積み重ねてできた塀で、1560年に建てられてから一度も崩れたことがないという、地味なのに意外と歴史あるすごいもの。
日本三大土塀のひとつで、他の2つは京都の三十三間堂と兵庫の西宮戎(えびす)神社にあるそうです。
熱田神宮の御朱印はどこでいただける?どんな感じ?
熱田神宮のご朱印は、お守りなどをいただける授与所の隣でいただけます。授与所は、拝殿の近くにありますよ。ちなみに、熱田神宮では「御朱印」ではなく「御神印(ごしんいん)」と呼ばれています。
時間帯などによっては行列ができますが、回転が早いので待ち時間は5分~10分程度。並んでいる間に、ご朱印帳を開いて待機しましょう。
ご朱印をいただくときに納める初穂料は、熱田神宮では値段が決まっていません。「お気持ち」を納めるという、良心が試されるシステムです。
一般的に神社でご朱印をいただくときは300円が平均価格なので、300円~500円程度でおつりのないよう準備できる金額でOKです。
自分の番が来たらご朱印帳をお渡しして、窓口にある神印料を納める箱にお金をいれましょう。
神印料500円を納めていただいたご朱印は、日付と熱田神宮の印のみでシンプルです。
まとめ
名古屋の誇るパワースポット、熱田神宮は広い境内で見どころもたくさん。緑に囲まれているのでリフレッシュもでき、参拝後は清々しい気持ちになりますよ。
神社好きはもちろん、宮きしめんや熱田蓬莱軒のひつまぶしなど周辺には気になるグルメもあり、熱田神宮は名古屋へ観光に行くなら絶対に押さえておきたいスポットです。
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