このページは、歴史と神社が大好きな文系女子、mokanaがお伝えします
「瀬戸焼」で有名な愛知県瀬戸市は、招き猫の産地としても有名です。
瀬戸市は招き猫発祥の地といわれ、招き猫の生産には100年もの歴史があるんですよ。
そんな瀬戸市で毎年9月に盛大に開かれている、「招き猫まつり」に行ってきました!
猫好きが集結!焼き物のまち、瀬戸市の「招き猫まつり」
愛知県の北東部にある瀬戸市は昔から陶器の生産が盛んなまちで、瀬戸の焼き物には1000年もの歴史があります。お茶碗や湯のみなどを、「せともの」といいますよね。「瀬戸物」、瀬戸市の「瀬戸」が語源なんです。
瀬戸のまちが招き猫に染まる!
毎年9月の最終週末に行われる「来る福招き猫まつりin瀬戸」では、名鉄瀬戸線の終着駅、尾張瀬戸駅周辺が招き猫一色になります。
福を招くといわれる招き猫にちなみ「来る福(くる・ふく)」のごろ合わせから、9月29日は招き猫の日。
駅周辺の陶器屋さんや商店街の店頭には大小さまざまな招き猫が並び、猫をモチーフにしたお皿や焼き物などもたくさん。2日間で7万人以上が訪れる、瀬戸市の一大イベントなんです。
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招き猫まつりへのアクセス
名鉄瀬戸線尾張瀬戸駅がイベント会場の最寄り駅です。
車で行く場合は、瀬戸市文化センターが無料駐車場となっていますが、早い時間帯から混み合うため、なかなか車が停められないことも。
文化センターからはシャトルバスがあるので、尾張瀬戸駅や他の会場へも無料で移動することができます。
また、文化センターから尾張瀬戸駅へは歩いても15分くらいで行けますよ。
〒489-0884 愛知県瀬戸市西茨町113?3
招き猫まつりで行われる、イベントいろいろ
招き猫まつりには、いろいろなイベントがあります。
国内外のアーティストが手掛けた招き猫のコンテスト「にっぽん招き猫100人展」や、アーティストの創作招き猫が購入できる「100人展アートマーケット」も。100人展と招き猫メイクは、瀬戸市文化センターで行われています。
メイン会場となるのは、尾張瀬戸駅周辺。
中央通り商店街や銀座通り商店街、招き猫ミュージアムのあたりまで店頭に招き猫や猫グッズなどが並び、フリーマーケットのようにハンドメイドの猫雑貨などを購入できるエリアもあります。
その他にも、スタンプラリーやパレードなどなど、たくさんのイベントがあります。
スタンプラリー用のうちわは、文化センターでのみの販売のようなので、参加する場合は最初に文化センターへ行きましょう。広範囲にイベント会場が分かれているので、シャトルバスで巡るのがおすすめです。
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猫神社!?
招き猫まつりでは銀座通り商店街の中に、「猫神社」が出現します。
ご神体は、もちろん瀬戸焼のまねき猫。鰹節がお供えされています。
鈴がついた短冊にお願いごとを書いて、まねきねこ様に奉納。
瀬戸の招き猫は、スラっとした姿が特徴です。
普段よく見かける三毛模様で丸顔な招き猫は、同じ愛知県の常滑市産の招き猫なんですよ。
29個の福猫
招き猫押しな瀬戸市では、街なかの案内表示にもちょこんとまねき猫がいたり。
これは「福猫」といって、市内に29個あるそうです。いろんなデザインのちびまねき猫があって、全部探してみるのも楽しそう。
福猫は、招き猫まつりだけでなく普段から瀬戸のまちのあちこちに隠れています。
福猫のデザインをしたのは、ポケモンなどのキャラクターデザインを手がけた有名なデザイナーさんだそうです。
深川神社でも、招き猫まつり!
瀬戸市の産土神で有名な深川神社でも、イベントに合わせて招き猫まつり限定の招き猫のおみくじやお菓子などが授与所に並んでいました。
壊れてしまった招き猫の供養をする、「招き猫感謝祭」も開かれます。
深川神社では、4月に行われる陶祖祭の陶器市が有名ですが、招き猫まつりのにぎわいでいつもと違う雰囲気が楽しめる、9月に行ってみてはいかがでしょうか。
深川神社に行ってみた記事はこちらです