招き猫の産地として有名な愛知県常滑市。常滑には巨大な招き猫がいると聞いて、3つのスポットを巡ってきました。
猫好きにはたまらない、巨大招き猫に会えるスポットと猫まみれな常滑のまちの様子をご紹介しますね。
招き猫のまち、常滑(とこなめ)
愛知県では招き猫のまちとして瀬戸市が有名ですが、常滑市も負けていませんよ!
瀬戸市の招き猫はスラっとしていてモダンな感じですが、常滑市の招き猫はよく見かける三毛模様のずんぐりしたタイプ。
常滑の招き猫のほうが普段からなじみがあって、招き猫の生産数は常滑が日本一です。瀬戸に負けず劣らず、常滑の街も招き猫がいっぱいなんです。
常滑へのアクセスは?
〒479-0838
愛知県常滑市鯉江本町5丁目
名鉄常滑線常滑駅が常滑の招き猫スポットへの最寄り駅です。名古屋からは電車で40分ほどで、常滑は中部国際空港のすぐ近く。駅前の広場にも個性的な招き猫が並んでいますよ。
とこなめ招き猫通り
常滑駅から陶磁器会館方面に向かうと、歩道のコンクリートの壁にいろんな招き猫の像が埋め込まれていて、ここは「招き猫通り」として親しまれています。すべて常滑市の陶芸作家の作品で、全部で39体あります。
駅からは3分くらいなので、常滑駅を下りるとすぐに招き猫鑑賞ができますよ。
ひとつひとつにいろんな願いがこめられていて、表情もデザインもさまざま。かわいい感じの猫からおもしろ系まであって、どれも個性があふれていました。
常滑のまちを見守る「とこにゃん」
〒479-0836
愛知県常滑市栄町
巨大招き猫の1つ目は、招き猫通りを進んでいくと突然現れるこの巨大な招き猫ヘッド!
高さ3.2メートル、幅6メートルというかなりの大きさで、この招き猫は「とこにゃん」という名前で常滑市のシンボルです。
とこにゃんの前には本物のようなリアルな猫の像もあり、とこにゃんを不思議そうに見ていました。
招き猫は右手を上げていると金運を招き、左手を上げていると客を招くといわれていますが、とこにゃんは左手を上げているのでお客さんを招く猫ですね。
とこにゃんは常滑市の招き猫スポットの中でもおそらく一番人気があるので、しっかりと役目をはたしていますよ。
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エビフライを持った招き猫
〒479-0882
愛知県常滑市りんくう町3丁目9?5
ここからは常滑駅のひとつ隣のりんくう常滑駅へ。巨大招き猫2つ目は「まるは食堂りんくう常滑店」
の屋根の上にある、とこにゃんのミニサイズのようなこちらの招き猫ヘッド。
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、手にエビフライを持っているのが見えますか?エビフライはまるは食堂の人気メニューなので、全力でアピールしています。
まるは食堂のプリップリでサクサク食感のジャンボエビフライは、常滑観光のランチにおすすめ!お土産コーナーには、この珍しいエビフライを持った招き猫のグッズがありますよ。
イオンモール常滑
〒479-0882
愛知県常滑市りんくう町2丁目20番3
最後は、イオンモール常滑の巨大招き猫。「おたふく」という名前で、写真スポットとしても人気です。
高さが6メートル50センチあって、世界最大の常滑系招き猫だそうです。おたふくの周りには招き猫や縁起物などが買えるコーナーがありますよ。
空港が近いので外国人観光客も多く、和風な感じのイオンモールです。入り口には巨大な招き猫のちょうちんも。
招き猫ストリート
イオンモール常滑には「おたふく」だけでなく、「招き猫ストリート」という猫の像が並んだ散歩道があります。
こちらも「とこなめ招き猫通り」みたいに、ひとつひとつ違うデザインでかわいい系から不思議系までいろんなタイプの招き猫がいますよ。やや和風な感じのデザインが多かったです。
まとめ
常滑市は瀬戸市とはまた違った感じの招き猫のまちでした。こんなにたくさんの巨大招き猫に会えるのは、招き猫のまち常滑ならでは。
愛嬌があってなじみのある常滑系巨大招き猫と、陶芸家の個性あふれる不思議な招き猫を見に常滑へ行ってみてはいかがでしょうか。
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