ツラ~い乾燥対策に効果的な方法と言えば「マスクの着用」ですよね。
空気が乾燥する季節には、お肌とのどの乾燥対策にマスクを買い置きしておく人も多いのではないでしょうか。その際、「使えればどれでもいいや!」と適当にマスクを選んでいませんか?
実は、風邪や花粉症を予防するマスクと乾燥対策のマスクとでは、選び方がちょっと違うんです。
「保湿・保温に優れたマスクの選び方」や、「効果的や使い方」をご紹介していきますので、参考になさって下さいね。
長時間つけても快適!乾燥対策のためのマスクの選び方
1.「不織布マスク」は避ける
薬局や100均などでお徳用として販売されている「不織布(ふしょふく)マスク」は、乾燥対策には向いていません。
「えー!数も沢山入っているし、安いし、使い捨てにはもってこいなのに…」とがっかりした人も多いでしょう。
なぜ向いていないのかというと、不織布マスクは素材の性質上「優れた保湿・保温効果を得られないから」です。
風邪のウイルスや花粉の侵入を防ぐ「フィルター性能」には優れているのですが、保湿という面では他素材に劣ってしまうんですね。
2.天然素材の「布マスク」を選ぶ
「じゃあ乾燥対策に向いているマスクってどれなの?」と疑問に思いますよね。乾燥対策におすすめなのは、天然素材が使われた「布マスク」です。
布マスクには、保湿性や保温性に優れた
- オーガニックコットン
- 綿
- シルク
などの素材が使われているものが多く、乾燥対策にぴったりなんですよ。さらさら・ふわふわの肌触りと、つけ心地の良さもメリットです。
天然素材が使われているのでお値段は少し高めですが、洗って使えるタイプの布マスクも販売されています。使い方によっては、使い捨てマスクよりも経済的と言えるでしょう。
3.「保湿シートつきマスク」を選ぶ
「乾燥でのどが痛い!とにかく加湿したい!」というときにおすすめなのが、「保湿シートつきマスク」です。小林製薬から発売されている「のどぬ~るぬれマスク」などが代表的ですね。
私も、風邪をひいたときや乾燥でのどがイガイガしたときによく使っています。保湿シートがある分のどをしっかり乾燥から守ってくれるので、とても快適に過ごせますよ。
「のどが痛いときはこれがないと過ごせない!といっても過言ではないくらいです。無香料のもの・アロマの香りがつきのものなど、お好みで香りが選べるのも嬉しいですね。
4.耳が痛くなりにくいものを選ぶ
保湿性・保温性だけでなく、耳掛けの部分の素材にも注目しましょう。
ゴムひもが固いもの・細いものを長時間着用すると、耳が痛くなってしまってつらいんですよね。ゴムひもがやわらかいもの・太めのものなど、耳が痛くならない使用になっているマスクを選ぶだけでだいぶ改善されますよ。
他にも
ネックウォーマー型を選ぶ
マスク着用時の補助具を使う
などの方法がありますので、自分に合うものを探してみて下さいね。
こちらもオススメ♪
一工夫でさらに乾燥知らず!効果的なマスクの使い方
1.寝るときに使う
乾燥防止の効果を高めたいなら、日中だけでなく夜寝るときにもマスクをつけましょう。睡眠中は無意識のうちに口呼吸になっていることが多く、口の中が乾燥しやすいんです。
寝るときにマスクをつけることでマスク内の湿度が高まり、お肌やのどの乾燥を防いでくれます。
風邪予防にも効果的な方法ですよ。
ただしこの方法には、「肌荒れの原因になる」というデメリットもあります。多くはマスクの素材や機能に気をつけることで改善されますが、肌が荒れてしまった場合は使用を控えましょう。
2.部屋を加湿する
マスクだけに頼るのではなく、「部屋を加湿すること」も乾燥対策にとても効果的です。ぬれタオルを干したり、加湿器を使ったりなどして積極的に加湿しましょう。
加湿+マスクのダブルパワーで、お肌も喉も潤います。
まとめ
乾燥対策のマスクは、その効果を存分に発揮させるため「素材」や「機能」に注意して選びましょう。就寝時の着用や、部屋の加湿をすることで、より効果を高められます。
衛生上、こまめに取り換える・洗うことも忘れずに行って下さいね。