チャイルドシート設置義務。違反した場合の罰則や罰金は?何歳まで必要?

子供・育児・妊娠
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車で出かける時の必須アイテム、チャイルドシート。あなたはきちんと付けていますか?中には「たまにしか使わないし」とか「高いから…」と、きちんと設置しない人がいます。

機能や性能が良い物は値段が高いですし、結構重かったり取り付けにくかったりするんですよね。付けるのが面倒になっちゃう気持ち、よ?くわかります。

でも、チャイルドシート設置の義務と罰則、ちゃんと知っていますか?設置してなかったけど事故に遭わなかったからラッキー!では済まされませんよ。

「もしチャイルドシートを付けていなかったらどうなるんだろう…」と気になったあなた。運転する前に、この記事を読んでみてくださいね。

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チャイルドシートの設置義務を違反した場合の罰則や罰金って?

2002年に道路交通法が改正された事で、チャイルドシートの設置が義務化されました。これはれっきとした法律なので、例え忘れていただけだとしても違反になります。

7年位前、子供のチャイルドシートが壊れてしまったので「無いと困るから新しい物を買いに行こう!と、私が後部座席で子供を抱っこし、母が運転をしてショッピングモールに向かいました。

そして運悪く?お巡りさんに止められ母が違反扱いになってしまったんです(母よ、ごめん)

私と同じ事にならないように「違反なのはなんとな?くしかわからん」という人はしっかり見てくださいね。

チャイルドシート設置義務とは

簡単に言うと、生後すぐ?幼児までの年齢で車に乗る時は免除対象では無い限り、必ず設置してから走ってくださいね?という法律です。

ここでの幼児とは6歳未満のことを指します。産後の退院時でも必ず用意をして設置しなくてはいけません。

免除対象って?

・座席の作り的に設置が出来ない
・設置すると定員内でも座れなくなってしまう。
・子供が怪我をしていて、チャイルドシートを使えない
・授乳やオムツ替えをする時
・肥満などの体の問題で使えない
・タクシーやバスにお客さんとして乗っている
・救急搬送中

の以上が免除の対象とされています。

罰則

チャイルドシート設置義務の年齢にもかかわらず、使っていなかった場合は幼児補助装置使用義務違反という交通違反になります。

罰則は基礎点数の1点が引かれるだけ、座席ベルトの着用義務違反(普通のシートベルトをしていないまま走行した時)と同じ扱いになっています。

罰金

驚くことに罰金は一切ありません。

子供の命が関わっている割には、点数が引かれるだけと意外と軽く済んでしまうんですね。でも当然免許には傷が付くのでゴールドはブルーに変わってしまいます。

何よりも、チャイルドシートを使っていなかった場合の重症・死亡率はきちんと付けていた場合と比べて2倍以上になります。

数年前、普段はきちんと子供を載せていましたがこの日はちょっとそこまで…のつもりで子供をチャイルドシートに乗せませんでした。

そんな時に限って不慮の事故に遭い、大事なお子さんを亡くしてしまったんです。そして、たとえ大人が「しっかり抱っこしてるから大丈夫」と思っていても、いざという時の衝撃は人の力では守りきれません。

海外ではチャルドシートを装着していないだけでも、幼児虐待の対象になるくらい大事なんです。

少しの油断が命取りになってしまうので、本当に近所に行くだけだとしても、設置義務年齢の間は必ず守りましょう。

私も子供が赤ちゃんの時は泣いて嫌がっていましたが、命には代えられないので毎回ため息を付きながらも格闘していました。しかも大泣きして吐くことが多かったので当時はかなり困りましたね?。

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6歳以上でもチャイルドシートを設置したほうがいい身長の基準値とは

6歳といえばもうすぐ小学生。体もちょっとはしっかりしてきたし、赤ちゃんじゃないから大丈夫!と思う年頃ですがちょっと待って!

アンケートの結果によると、5歳になる頃には半数以上の人がチャイルドシートを使わなくなっています。でも設置基準は年齢だけではないんですよ。

車に付いているのはあくまで大人用のシートベルトなので140cm以上を対象に作られています。

つまり、140cm未満の人がこのシートベルトをきちんとつけていたとしても、事故に遭った場合には本来の効果が出せず、重症や死亡してしまう危険性があるんです。

法律上は「6歳以上に設置義務はない」とされていますが、安全のためには年齢だけで判断しないほうが良いですよ。

ジュニアシートとは

3歳?4歳くらいから使うシートをこう呼びます。

商品にもよりますが、身長は100cm以上、体重は15kg以上を目安にチャイルドシートから切り替える人が多くいようです。

チャイルドシートと比べると安いし、付替えや持ち運びがとても軽くて楽なんですよね。

うちの子はよく食べるのに軽いので、年齢はクリアしていますが、安全のためにと身長と体重もオーバーするまではジュニアシートはお預けにしています。本当はすっごく使いたいけど(笑)

あくまでも身長や体重は目安なので、自分の子供のサイズに合わせて選んであげてくださいね。

まとめ

いかがでしたか?運転する私はもちろんですが、孫が産まれてすぐにチャイルドシートを購入し自分の車に準備してくれています。

母の車は普段大人しか乗せないので、うちの子が遊びに行く度に付けるようにしているのですが、かなりしっかりした作りの物なので重くて大変!!

でも孫への愛情は人一倍強いので、毎回「重っ!」と言いながら協力してくれるのでとても嬉しく思っています。

たまにしか使わないのであれば3000?5000円でネットレンタルできますし、お住まいの市役所でも事前に申し込めば無料貸してもらえたり補助金が出るので、子供を守るためにもちゃんとチャイルドシートを設置して、楽しくお出かけしましょうね。

 

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