冬真っ只中、風邪やインフルエンザが流行する季節となってきました。学級閉鎖になっている学校も少なくありません。近々あなたのお子さんも、学校を欠席せざるを得ない日が出てくるかもしれません…!
急遽学校に電話しなくてはいけない、そんな時。いざかけるとなると、「どんな風に電話をかけたらいいんだろう…?」と思いませんか?
自分の仕事やパートの欠席連絡をした経験はあっても、子どもの欠席連絡を学校にかける、しかも相手は学校の先生!自分の先生ではなくても、なんだか緊張しちゃいますよね。
自分が失敗してしまうと、子どもの印象まで悪くなってしまうのではないかと心配するお母さんも多いと思います。そこで今回は、学校に欠席の電話をする時に気を付けたいマナーをご紹介します!
かける時間、話す内容は?先生に失礼のないマナーのヒント
かける時間
最初に悩むのは、かける時間。基本的には、朝の時間帯がよいかと思います。
遅くなれば遅くなるほど、学校としては「時間が過ぎているのに生徒が来ていないしお家から連絡もない…登校途中に事故や事件に巻き込まれたのでは!?」と心配になってしまいます。
こちらから連絡する前に学校から電話がきてしまうことも!余計な心配をかけないようにするためにも、とにかく早めの連絡が大切です。
まず一言目
「○年○組△△の母親ですが、担任の○○先生はいらっしゃいますか?」
さて、自分のお子さんのクラス、把握していますか?よくあるのが、「担任の先生や友達の名前はなんとなくわかるけど、クラスはわからない…!」というパターン。
担任の先生以外の人が電話に出た時に、クラスがわからないと相手も困ってしまいます。まずはお子さんにクラスと担任の先生の名前を確認してから学校に電話をかけましょう!
また、お子さんの名前はフルネームで。学校には苗字や名前が同じお子さんもたくさんいます。
担任の先生が不在であった場合
無理してかけ直すことはせず、伝言をお願いするようにして下さい。「昨日から風邪を引いたようで、体調が悪いので学校をお休みします。担任の○○先生にお伝えいただけないでしょうか。」
たいていの場合、「わかりました、伝えておきます。お大事にどうぞ!」と言ってくれます。
欠席と確定していない場合もとりあえず連絡!
欠席連絡をしようと思うけれど、もしかしたら治るかも…そんな時も、とりあえず早めに連絡だけはしておきましょう。
「体調が悪いので、様子を見て、欠席するようであればまたご連絡します」もしくは、「様子を見て、行けそうであればまたご連絡します」と連絡を。無断遅刻は絶対に避けましょう!
用件は簡潔に!
学校の先生に電話をするついでに、普段の子どもの学校での様子を聞きたい…!
気持ちはわかりますが、朝の時間帯は、これから始まる授業の準備で先生たちはとっても忙しいです。様子を聞くのであれば、夕方以降に、「今日の分の宿題は出ましたか?」などと再度連絡をし、その中で普段の様子も聞いてみましょう。
長期欠席になりそうな場合は…
インフルエンザやその他の感染症でしばらくお休みになりそうな場合は、わかった時点で学校に連絡を入れましょう。先生の方で、欠席の間のプリントなど、いろいろ準備をしてくれます。
こんな一言があるとGood!今後のためのコミュニケーション術
「いつもお世話になっております」「いつもありがとうございます」
冒頭にこの言葉があると、とても丁寧な印象です。家にいるより長時間過ごしている学校で、日々お子さんと向き合ってくれている担任の先生。感謝の気持ちを伝えておくと、よりよい関係を築けるかもしれません!
「○○先生によろしくお伝えください」
つながらなかった場合は、この一言があると丁寧な印象です。
「宿題や明日の持ち物があれば、またご連絡下さい」
欠席した時に親子ともに心配なのが、休んでいる間の学校の様子。
大事な連絡を聞き逃して、次に学校に行く時に忘れ物をしてしまったりすると、困ってしまいます。この一言を言い逃してしまった場合は、一日の終わりに再度連絡してみましょう。
先生も、人間なので…
先生というとなんだか特別な気がしますが、先生も人間。横柄な態度で電話をされるより、丁寧な電話をもらった方が、もちろん安心です!
お家の電話が丁寧だと、「お家でもしっかり面倒を見てくれているな」と感じて信頼してくれます。言葉遣いが完璧でなくても、「しっかりコミュニケーションをとろう」という真摯な態度は、必ず伝わります!
まとめ
いかがでしたか?ちなみに、インフルエンザの疑いがある場合は必ず病院に行って下さいね!学校の決まりで、感染拡大を防ぐためにしばらく登校停止になります。
他の感染症でも当てはまる場合がありますので、すぐに治らない場合は必ず病院に行って診断書をもらいましょう。また、病院に行った場合は、あとから学校に結果報告の連絡を入れましょう!
普段のお子さんの様子を誰よりも長い時間見てくれている、学校の先生。よりよい関係を築いていくことで、先生も安心してお子さんの様子をいろいろお話してくれるようになるかもしれません。