お仕事にもなれてきて、新人扱いも終わって、そろそろ職場でも中堅扱い。上司に仕事を任されることも、他のメンバーとコミュニケーションを取りながら進めていく仕事もだんだん増えてきて・・・。
そんなとき、あなたはこんな悩みを持ったこと、ありませんか?
「私の気持ち、言わないといけないのはわかってるけどどういっていいか分からくて、はい、とだけ答えてあとで後悔しちゃう」
「言いたいことは色々あるのに、波風たてたくなくて言いなりになってしまう」
「自分の考えを伝えただけなのに、相手にうまく伝わらなくて喧嘩になっちゃった」
「私が自分の意見を言えないだけなのに、察してくれない相手にイライラする」
そうですよね、その悩み、よ~くわかります。実は私も、そういう風に悩んでいた時期があります。
自分の気持ちを伝えられなくて疲れたり、逆に自分の気持ちを伝えたら言い合いになっちゃってあとから気まずくなったり。自分の気持ちを相手に上手に伝えるって、実は難しいんですよね。
そこでこの時期ではそんな悩みをもつあなたに、自分の気持ちを相手に効果的に伝える方法をお教えします!
私が実際に実践してみて、とても良かった方法です。今では気持ちの伝え方で悩むこともありません。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
効果的な伝え方、ってどういうもの?
そもそも効果的な伝え方、ってどういうものだと思いますか?それは、自分も相手も、話していて嫌な気持ちにならない伝え方のことです。そのために必要なポイントがいくつかあるのでご紹介しますね。
自分も大事、相手も大事、な気持ちから生まれる言葉
自分の気持ちや考えはとても大事です。それらがあるからこそ、あなたらしさなのです。でも、同じくらい、相手の気持ちや考えもとても大事なものです。
あなたの考えと相手の考えが違っているとき、「なんでそうなるわけ!?私の考えがどう考えても正しいでしょ!」という気持ちではあなたも相手もイライラしてしまいますよ。自分も相手も大事、その姿勢は絶対に必要です。
感情的にならない
社会人として当たり前、という人もいるとは思いますが、ついつい感情的になっちゃうことってありますよね。
自分に喧嘩する気がなくても、相手の言い方にカチンときてとっさに言い返してしまって喧嘩になったり。
イライラした気持ちを相手にぶつけるように話してしまったら、相手も嫌な気持ちになってあなたの話を真剣に聞こうとは思わないでしょう。
いつでも穏やかに。内心は腹が立っていても、そんなものは伝える必要がないのです。冷静に、穏やかに、話しましょう。
自分の気持ちに自分で気づこう(相手にどうしてほしい?)
意外ですが、これがはっきりしてない人、多いんですよね~。相手にどうしてほしいのか、自分が何について伝えたいのか、よくわからないまま伝えるから、もちろん相手もよく意味が分からない。
相手も、あなたがどうしてほしいのかが分からないから適切な判断ができない。相手に伝える前に、まずはあなたが何を伝えたいのか、相手にどうしてほしいのかを落ち着いて考えましょう。
効果的に伝えると、どういうメリットがあるの?
効果的な伝え方のポイントがわかりましたね?なかなか、いきなりはできないような、ちょっと意識していかないと難しそうなことばかりでしたよね。
努力に見合うメリットはあるのでしょうか?では、具体的に、効果的に伝えられるようになると、どういうメリットがあるのか、ご紹介しますね。
素直で率直な会話がお互いにできる
効果的に話せるようになると、相手に気持ちを伝えることをためらわなくてよくなります。すると、そんなあなたに相手も話がしやすくなります。
お互いに素直に、前向きに話ができるようになるので、仕事でも会話が楽しくなりますよ。
話し終わったあと、わだかまりが残らない
うまく気持ちが伝わらなかったとき、あなたはきっと話終わった後も「どう言えばよかったんだろう?」ってモヤモヤしますよね。
場合によっては、言い合いみたいになって、あとからその人と気まずくなることも。効果的に話せるようになれば、そんな後からのモヤモヤとはさようならです。
仕事で自分の気持ちを効果的に伝える具体的な方法はこれ!
それではここで、具体的な方法を見ていきましょう。例えば、こういうこと、あなたも職場で経験ありませんか?以前私が勤めていた職場でよくあった光景をご紹介します。
手一杯の仕事を抱えているのに上司からさらに仕事の依頼が!もう無理!限界!さあ、どうする!?
こんなとき、あなたならどうしますか?上司に、なんていいますか?
「・・・分かりました(何をいっても無駄なんだろうな・・・)」
昔の私ならこう言います。するとどうなりますか?上司からすると「分かりました」と言ったんだから、大丈夫だろう、と思ってしまいますよね。
でも、私としてはすでに仕事はいっぱいいっぱい。このままいけば自分がつぶれてしまうことは確実です。
「なんで私なんですか!暇そうな人、他にいるじゃないですか!」
これは私の昔の同僚のセリフです。こんなこと、上司に言ったらどうなりますか?とても感情的で、信頼関係は作られませんよね。
実際、これ以降上司はその人にお仕事をほとんど任せなくなりました。しかも、暇そうな人、といわれた人とも微妙な仲に。
「今○○と××の仕事に追われている状態でして、手一杯な状態です。申し分けないのですが、そのお仕事は他の方にお願いできないでしょうか」
これはどうでしょう?言われた上司も嫌な気持ちになりませんよね。しかも自分の状況も伝えられているから自分が辛いこともない。効果的な伝え方とは、このことです。
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まとめ
いかがでしたか?効果的な伝え方、ポイントさえ押さえて意識していると、そのうちその伝え方が自然とできるようになってきますよ。伝え方で悩んでいるなら、あなたも試してみてはいかがでしょうか?