昔からペットとして人気のハムスター。最近ではカラーもいろんな種類がでていて、お気に入りの一匹を見つける楽しさもありますね。さらに、犬や猫と違って賃貸のお部屋でも飼えることから、一人暮らしの女性にも大人気。
ところでそのハムスター。あなたは寿命を知ってますか?そう、ハムスターの寿命は2年くらい。ペットの中でも短いことで有名なんですよね・・・。
折角仲良くなったのに、あっという間にお別れの時が来てしまう。それってとても悲しいんですよね。
そこでこの記事では、そんなハムスターと一日でも長く一緒にいられるように、長生きに必要なポイントを5つ、ご紹介します。
我が家の歴代ハムたちはこのポイントをおさえてみんな長生きしてくれています。長い子だと、5年も生きてくれました。ぜひ、参考にしてみてくださいね。
ハムスターを長生きさせるためにはどうすればいい?
ハムスターを長生きさせるために必要なことは、一言でいうなら「ハムスターが快適な環境をつくる」です。もちろん、ハムスターの食事も大切なのですが、ここでは環境に絞ってご紹介します。
人間でも、毎日毎日ストレスにさらされてる人って、食欲が無くなったり、免疫力が弱かったり、病気になりやすかったりしますよね?ハムスターも同じです。
ストレスの少ない環境では動物の寿命って長くなるんです。
安心できる環境にいるかどうかが、長生きの分かれ目になります。簡単にいうと、ハムスターの嫌いな環境を避けて、大好きなものを取り入れればいいのです。それではポイントをご説明します。
ポイント1 暑いのも寒いのもジメジメしたのも大嫌い
「ハムスターは砂漠の生き物だから、暑さには強い」って勘違いをしてる人、結構多いんです。
しかし!もうちょっとよく考えてみてください。ハムスターは、夜行性です。そして、土に穴を掘って巣を作ります。砂漠って、日中はすごく暑いけど、夜、結構寒いんですよ。
つまり、ハムスターは涼しい夜間に活動をして、暑い日中は冷たい土の中で寝てるんです。暑さに、全然強くないんです。乾燥には強いですけどね。逆に言うと、湿気にも弱い。
さらに言うと、寒さにも弱いから、5度を下回る日が続くと冬眠することも。冬眠って、ご飯も食べずに寝続けることだから、そのまま死んでしまうこともある危険な行為なんです。
気温と湿度にはうるさいハムスター。快適気温は20度~26度くらいです。範囲せまっ!
ポイント2 汚いの大嫌い
意外ときれい好きなハムスター。毎日全身を毛づくろいしてますもんね。
体が小さくて弱いハムスターは、外敵から身を守るために自分自身のにおいがあまりしないように気を付けています。なので、においの強いおしっこは自分で決めた場所でしかしないんです。
そんなハムスターだから、ケージ自体が臭くなったり、汚れていたりすると、もうストレスMAX!イライラして攻撃的なハムスターになる子も。
また、汚れたケージはダニや細菌が繁殖しやすく、ハムスターが病気になってしまう可能性が高くなります。ケージが汚れる、臭くなるその前に、定期的な掃除は欠かせません。
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ポイント3 うるさいの大嫌い
ハムスターは聴覚と嗅覚がとても優れています。あんなにクリクリした大きな目があるのに、実は視力はすごく弱いんです。
周囲の音に対して敏感な分、人が出す音、車の音や人の話し声、テレビの音なんかは大嫌い。
音の出るものの近くにケージは置かないようにしましょう。
うちのハムスターは、テレビの近くにケージを置くとそわそわしてなかなか落ち着いて寝てくれないんですが、静かな場所にケージを移動すると、安心してケージの真ん中でお腹丸出しで寝てくれますよ。
ポイント4 環境コロコロ変えるの大嫌い
これは人間でも当てはまるのではないでしょうか?折角慣れた自分の家を、何度も引っ越しするってなったらストレスすごいですよね。
ハムスターだって、自分の慣れたケージがいきなり別のケージに変えられたらたまったもんじゃありません。さらにハムスターはなんで環境が変わったのかを理解できません。
「夏は風通りのいい金網型、冬はあったかい衣装ケース改造型にしよう」なんてコロコロ変えられたら、ハムスターは安心して過ごすことができなくなってしまいます。
ケージは、壊れたとか危険があるとか、特別な理由がない限りはなるべく変えないようにしてください。
ポイント5 甘やかしてくれる人は大好き!
ここまではハムスターの嫌いなことをご説明してきましたが、最後のポイントはハムスターが大好きなものです。それは、甘やかしてくれる飼い主さん。
「優しく声をかけてくれて、自分にとって嫌なことは何もしないし、自分に配慮してくれる、自分の好きなようにさせてくれる」
そんな人がいたら、誰だってその人を好きになっちゃいますよね。その人といると安心、って思いませんか?
ハムスターも同じです。あなたがハムスター中心の考え方をしてくれている、とハムスターに伝われば、あなたの存在はハムスターにとって安心できるものになりますよ。
まとめ
いかがでしたか?もちろん、ハムスター個々の寿命の違いもありますが、一日でも長く生きてほしいというのは飼い主共通の願いですよね。
ハムスターにとって快適な環境を作ってあげることで、ストレスフリーなハムスター人生を送らせてあげるのが飼い主の役目だと思います。あなたのハムスターも快適なハムライフを送れますように・・・。