日本人なら誰だれでも日常的に飲むといっても過言ではない「お茶」。3食の食事タイムにはもちろん、テレビを見ながら、本を読みながら、友達とモーレツにおしゃべりしながら…。ええ、もう無意識に飲んじゃってますよ!今だって、これを書きながら飲んでます!
そんなお茶ですが、「カフェイン」が含まれていることはご存知ですか?
「お茶は好きでよく飲むけど、カフェインの量が心配…」「毎日飲むものだから、なるべくなら含有量の少ないものを選びたいな…」なんて思ったりしませんか?
ですよね、ですよね~。わかります!普段何気なく飲んでいるお茶こそ、含まれるカフェインの量って気になりますよね。
摂りすぎると身体によくないといわれるカフェイン。知らず知らずのうちに身体に悪影響を与えていた…なんてことになりたくないですよね。
この記事では、カフェインのメリット・デメリットから、どんなお茶にどれくらいカフェインが含まれるのかも比較していきますよー。ぜひ参考になさってくださいね!
カフェインを摂取することによるメリット&デメリットとは?
「そもそもカフェインってなに?」いざ聞かれると「それはさ、ほら、アレよアレ!コーヒーとかのアレよ!」とかってなってません(笑)?
カフェインとは、お茶やコーヒーに含まれる「苦み成分」なんですねー。普段飲むものだからこそ、そこに含まれる「カフェイン」のメリットとデメリットを理解しておく必要がありそうですね!
メリット
覚醒作用
「カフェインが眠気覚ましに効く」というのは、よくいわれますよね。
カフェインには脳の中枢神経を興奮させる「覚醒作用」があるため、頭をスッキリさせたり、作業効率をアップさせたりする効果があります。
また、脳だけではなく全身の筋肉にもはたらきかけ、疲れを感じにくくする作用もあるようですね。
脂肪燃焼効果
適度なカフェインの摂取には血行を促進する効果があります。全身の血流が良くなって代謝をアップさせるため、脂肪の燃焼も促進さてくれる、うれしい効果もありますよ。
鎮痛作用
カフェインには、鎮痛作用としての効果もあります。医薬品に含まれていることもあるんですよ。
デメリット
ではデメリットはどうでしょう?
利尿作用
よく聞くものとしては、利尿作用があげられます。
水分を摂っているつもりが、逆に体内の水分を失ってしまうということがあるため、カフェインを多く含むお茶やコーヒーは水分補給として、あまり適していないと言われていますね。
依存性
カフェインには依存性があり、摂取したカフェインがなくなると、集中力が落ちたり、イライラしたり、疲れを感じたりすることがあります。個人差はありますが、摂り過ぎには注意が必要ですね。
覚醒作用
メリットでもあげた覚醒作用ですが、カフェインを寝る前などに摂取してしまうと、今度は逆にその効果で不眠になり、睡眠の質が低下してしまう恐れがあります。
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では、そのカフェイン。どんなお茶に、どのくらい含まれているのでしょうか?
茶葉に含まれるカフェインは、一番茶・二番茶などの茶期による大差はありませんが、若芽に多く含まれていて、成熟するほど少なくなります。そのため、若芽を摘んでつくられる玉露や抹茶は、カフェインの含有量が高くなります。
以下が、お茶の種類ごとのカフェインの含有量の目安です。(150mlあたり)
- 玉露 180mg
- 煎茶 30mg
- ほうじ茶 30mg
- 玄米茶 15mg
- 紅茶 50mg~80mg(抽出時間により異なる)
- 烏龍茶 30mg
- 麦茶? 0mg
- 黒豆茶 0mg
- 杜仲茶 0mg
- ルイボスティー 0mg
- タンポポ茶 0mg
同じお茶でも、麦茶や黒豆茶など、茶葉以外が原料のお茶やハーブティーなどは、ノンカフェインなので安心していただけそうですね!
他にもカモミールやローズヒップなど、ハーブティーの種類は豊富にありますよ。
まとめ
いかがでしたか?今回はお茶に含まれるカフェインのメリットやデメリットと、その含有量をご紹介しました!
こうしたカフェインのメリット・デメリットを理解して、上手に選びながら美味しくお茶をいただきたいですね!