国宝に指定されている犬山城は、年間50万人以上が訪れる愛知県屈指の観光スポットです。
犬山市では犬山城と犬山城下町が有名ですが、お城の周りにはご朱印がいただける、見どころのある神社もあるんです。実際に犬山城と一緒に周った、近くの神社をご紹介しますね。
犬山城と城下町については、こちら↓ ↓ ↓
犬山城のふもとにある3つの神社
犬山城のすぐ近く、城下にあるのが犬山神社、針綱神社、三光稲荷神社の三社です。
城山のすぐふもとにあるので、犬山城とセットで周るのがおすすめ。お城へ登るときには鳥居が見えます。残念ながら、犬山神社にはご朱印はありませんでした。
ご朱印がいただける、針綱神社と三光稲荷神社についてご紹介しますね。
針綱神社&三光稲荷神社へのアクセス
どちらも犬山城の登城入り口にあります。
電車でのアクセスは名鉄犬山線犬山遊園駅から徒歩15分、犬山駅から徒歩20分です。
車の場合は犬山城の第一駐車場が一番近く、針綱神社には参拝者用の駐車場があります。
針綱神社
愛知県犬山市犬山北古券65?1
三光稲荷神社
愛知県犬山市犬山北古券41?1
安産祈願で有名な針綱神社
針綱神社の正式な創建年は不明ですが、延喜式に記載されていることから少なくとも1000年以上は犬山のこの地に鎮座しています。延喜式(えんぎしき)とは、927年に全国の神社をまとめた「延喜式神名帳」のこと。
たいへん歴史のある神社ということがわかりますね。もともとは犬山城の天守付近に鎮座していましたが、何度か移動を繰り返し、1882年に現在の場所に戻ってきたそうです。
針綱神社には安産、子授け、厄除け、長寿などのご利益があり、犬山市だけでなく全国から広く崇敬されています。
安産祈願とお宮参り
針綱神社は犬山城の歴代城主をはじめ多くの崇敬を集めていて、織田信長の叔父である織田信康が安産と延命長寿を祈願して手彫りの犬を奉納したことから、安産、子授け、長寿にとくに御利益があるとされています。
安産祈願のため、戌の日には大盛況だとか。
また、針綱神社には子供の守り神のご神馬(本物の馬ではなく白馬の像ですが)がいるからか、お宮参りや七五三などの子供の行事で訪れる人も多いようです。お宮参りなどのご祈祷は予約不要で、随時受付をしているそうですよ。
針綱神社の御朱印
針綱神社のご朱印は社務所でいただけます。初穂料は300円でした。待ち時間はなく、すぐに書いてもらえました。
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インスタで人気!三光稲荷神社
三光稲荷神社は、針綱神社のすぐ隣にあります。稲荷神社らしく、赤い鳥居が並んでいて神聖な雰囲気。
京都の伏見稲荷大社の千本鳥居ほどではありませんが、かなりの数で圧巻でした。三光稲荷神社も正式な創建年はわかりませんが、1586年創建と伝えられています。
もともとは犬山城内に鎮座していて、針綱神社と同じく織田信康の崇敬が厚かったといわれています。
犬山城主である成瀬家代々の守護神として、天下泰平、五穀豊穣、商売繁盛、交通安全の祈願をこめて数々の神宝を寄進されました。
福徳、開運厄除け、所願成就のご利益があり、全国から参拝客が訪れています。
三光稲荷神社には境内社として猿田彦神社、姫亀神社、銭洗い稲荷神社があります。
縁結びのパワースポットとハートの絵馬
三光稲荷神社で有名なのが、縁結びのご利益。ピンク色のハート型の絵馬がたくさん奉納されています。
赤い鳥居とピンクの絵馬のコントラストがなんとも女子っぽくてかわいいので、インスタなどのSNS映え写真スポットとしても人気があります。
残念ながら人が多くてこの人気スポットの写真は撮れませんでした…。
絵馬は社務所で500円で購入し、願いごとを書いて奉納します。記入用のペンも借りられますよ。
金運アップの「倍返し」
三光稲荷神社で気になるのが、「銭洗池」。社務所でざるを借りて、小銭やお金、宝くじなどを洗うと倍になって返ってくるという、なんとも魅力的な池です。
ここは財布をまるごとじゃぶじゃぶ洗いたいくらいですが、参拝客が多くて何となくやりづらかったので断念。銭洗いをするなら、社務所で100円を納めて、ざるとろうそくをもらって祈願します。
三光稲荷神社の御朱印
三光稲荷神社では、三光稲荷神社と猿田彦神社のご朱印がいただけます。初穂料は二社分で500円でした。
書いてもらうのに少し時間がかかるので、番号札をもらって待ちました。参拝は24時間いつでもできますが、社務所は17時までなので、ご朱印やお守りなどをいただきたい場合はお早めに。
まとめ
土曜日のお昼過ぎに行ったからか、どちらの神社も参拝客が多かったです。犬山城と一緒に周れるお城近くの神社をご紹介しましたが、犬山市には他にもご朱印がいただける神社がたくさんありますよ。
少し足を伸ばして行ってみてはいかがでしょうか。
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