5月下旬から咲き始め、6月に上旬に見ごろを迎える「トビシマカンゾウ」なんとこの花は、日本国内の2か所だけでしか見ることができないんです!
山形県の飛島と新潟県の佐渡島だけに分布するトビシマカンゾウ。この記事では、2か所のうちのひとつであり、その大群生は日本一とも言われる、佐渡島の大野亀に群生するトビシマカンゾウを、ご紹介します☆
トビシマカンゾウってどんな花なの?
トビシマカンゾウが最初に発見された場所は、山形県酒田市の離島である飛島です。なので、トビシマカンゾウ(飛島萱草)という名前がつけられたんですね!
トビシマカンゾウは、濃いめの黄色やオレンジ色の花をつけるユリ科の花です。
こんなにキレイなお花なんですが、咲くところはおもに、海の近くにある断崖です。過酷とも言える場所に美しく咲くこのトビシマカンゾウ、とても魅力的じゃないですか?
大野亀で見ごろを迎えると、辺り一面がトビシマカンゾウの濃い黄色でいっぱいになるので、その景色に感動しますよ!
大野亀へのアクセス
〒952-3203
新潟県佐渡市願
車でのアクセス
両津港より車で約1時間ほどで到着します。大野亀の駐車場は、乗用車だと20台停めることができます。駐車料金は無料です☆
バスでのアクセス
最寄りのバス停は「大野亀(内海府線)」です。ここのバス停からは徒歩1分くらいなので、すぐですよ☆
佐渡には電車が走っていないので、移動手段は主に車かバスになります。
バスだと、その時間に合わせて行動しないといけないので、「大野亀のほかにも自由に佐渡を観光したい!」という方はレンタカーを借りるのがおすすめです☆
また、毎年6月の第2日曜日には「佐渡カンゾウ祭り」が行われます。このお祭りでは、鬼太鼓や佐渡民謡などの出し物があり、賑わっていて楽しいですよ!
そして、大野亀はトビシマカンゾウの咲く時期以外でもおすすめの観光スポットなんです!
「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に二つ星として載っている、標高167mの大きな一枚岩で、海に突き出しているその姿には圧倒されます。
大野亀のトビシマカンゾウ、観光の所要時間は?
トビシマカンゾウが見ごろを迎えると、黄色い絨毯のステキな景色が広がる大野亀ですが、見てまわるのに、どのくらいの時間がかかるか気になりますよね?
わたしは写真を撮りながらゆっくりまわったので、40分くらいかかりましたが、大体30分くらいで見てまわれます。
道もちゃんと整備されていますので、とても歩きやすかったですよ~!ただ、緩やかではありますが階段を上ったり下りたりするので、普段履き慣れた靴で行くことをおすすめします。
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大野亀ロッジ
大野亀のそばには、食事ができる「大野亀ロッジ」があります。地元の食材を使用した定食、カレー、海鮮丼、麺類などの定番メニューが食べられます。
テラス席もあるので、天気のいい日はぜひテラス席へ!壮大な大野亀を眺めながら食べるご飯は最高ですよ☆
〒952-3203
新潟県佐渡市願149
二ツ亀
並んだ2匹の亀がうずくまっているように見えることから、この名前がつけられた2つの島。
この二ツ亀も大野亀と同様に「ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン」に二つ星として載っています!二ツ亀周辺の海水の透明度は佐渡一と言われているんですよ~!
〒952-3205
新潟県佐渡市鷲崎
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まとめ
大野亀のトビシマカンゾウの魅力が伝わりましたか?この記事を読んで「見に行ってみたいな~!」と思っていただけたら嬉しいです!ぜひ、行ってみてくださいね☆