いよいよ臨月に入り、赤ちゃんが生まれてくるまでもう少し!「やっと臨月かぁ、長かった~」と思いますか?「もう臨月、あっという間だったわ!」と思うでしょうか。
お腹もMAXに大きくなり、楽しみももちろんですが、
- 「お腹が重くて、よく眠れない」
- 「寝返りが思うように打てなくてツラい」
- 「夜中、トイレで何度も目が覚める」
など、不眠に悩まされていませんか?
そうですよね。私も臨月の時の寝苦しさは今でも思い出します。本当にツラいですよね。
そこで今回は、臨月に眠れなくなる理由やその対処法をご紹介します。是非参考にしてみてくださいね!
臨月で眠れない3つの理由
臨月で眠れない理由その1 お腹周りの環境の変化
臨月で眠れない理由の1つ目はお腹が大きくなることで、身体のさまざまなところに影響が出てくるからです。
お腹が大きくなることで寝返りが打てず眠れない
臨月になりお腹が大きくなると、寝返りひとつとっても大変ですよね。
ひとは寝ている間の血行不良を防ぐため、自然と何回も寝返りを打つようになっています。ですが、お腹が大きいと、そのひとつひとつの動きが大変なため、負担となり、目が覚めてしまうのです。
腰や恥骨が痛くて眠れない
臨月入ると、いよいよ出産の時期が近づいてきますよね。
身体は出産に備えるため、お腹が大きくなるだけでなく、骨盤もどんどん開いていきます。このことで、腰痛を感じたり、恥骨痛の症状が出る妊婦さんが多くいます。
単純に痛みで眠れないこともあれば、寝返りの時に痛みを感じ目が覚めてしまうこともあるのです。
胎動で目が覚める
臨月ともなると、お腹の赤ちゃんもとっても大きくなっています。安定期の頃と比べると胎動が激しくなって、蹴ったりする力も強くなり、痛いと感じるほど。
それが原因で眠れなかったり、目が覚めてしまったり、眠りの妨げの原因に。一般的に、臨月入ると激しい動きは少なくなり、胎動の回数も減るといわれていますが、臨月に入ってからも変わらず胎動が激しいこともあります。
膀胱が圧迫され頻尿になりトイレで目が覚める
臨月に入ると、お腹の赤ちゃんは徐々に下へと下がってきます。そのためちょうど膀胱を圧迫するようになり、尿を今までのように溜めておけなくなり、尿意を感じるのが早くなります。
夜中に何度もトイレで目が覚めてしまい、眠れなくなるのです。
臨月で眠れない理由その2 ホルモンの影響
2つ目の理由は、ホルモンの影響によるものです。出産が近づくと、ホルモンのバランスに変化が出てきます。
妊娠には女性ホルモンである、エストロゲンとプロゲステロンが関係していますが、臨月が近づくと、眠りを抑制する作用のあるエストロゲンの分泌量が増えるため、眠りが浅くなったり不眠の原因になってしまうのです。
臨月で眠れない理由その3 育児の準備
3つ目の理由は、赤ちゃんが生まれた後の育児にママの身体を慣らすためと考えられているということです。
産後は授乳やおむつ替えなど育児にかかりきりになることや、赤ちゃんは連続して眠ることができず、2~3時間おきに起きるので、ママは十分に睡眠をとることが難しくなります。
ママに育児中の睡眠不足に慣れさせるため、臨月には眠れなくなるということなんですね。
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臨月で眠れない時の対処法
臨月に眠れなくなる理由は分かりましたが、それでもやっぱり眠れないのはツライですよね。少しでもよく眠れるような対処法をいくつかご紹介します。
楽な体勢をみつける
お腹の大きい妊婦さんは基本的に横向きに寝るのが楽だと言われています。
一般的には「シムスの体位」といって、横向きに寝て、上になった方の足を軽く曲げ、下になった方の足は伸ばす体勢のことです。左側を下にした方が、内臓を圧迫しないので楽といわれています。
ですが、人によっては右が下の方が楽な場合や、両足を曲げたり、膝を高くして寝る方が楽、などあると思います。
自分にとって楽な体勢をみつけることで、より眠りにつきやすくなります。
抱き枕をつかう
抱き枕をつかうことで、体勢が安定し、より眠りやすくなります。寝返りを打つときも体を支えやすくなりオススメです。
膝に挟むようにすると、腰や恥骨への負担も軽減し、より快適な眠りをサポートしてくれます。
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まとめ
いかがでしたか?今回は臨月で眠れない理由と、その対処法をご紹介しました。
出産が近づき、赤ちゃんとの対面まであと少し。大きいお腹のせいでなかなか思うように眠れないと、「もう、早く出てきて~」なんて思っちゃいますよね。
でもママと赤ちゃんが文字通り一心同体で過ごせるのもあとわずか。残りのマタニティライフをぜひ大切に、少しでも快適に眠れるようになるといいですね。