「このストライプシャツいいなあ。オシャレ」
「このボーダーシャツかわいいな」
なんてお店でお洋服を選ぶときによくありますよね。なんとなく使っているこのストライプとボーダー。この違い、考えたことありますか?
なにか違いがあるんだろうけど、あまり考えたことありませんよね。「しまの向きの違いかな?」なんてぼんやり思っていたストライプとボーダーの違い、まとめましたので、お洋服選びの参考にしてくださいね。
ストライプとボーダーの違いとは
「ストライプは縦じまでボーダーは横じまでしょ?」なんとなくこう思っているんじゃないかなって思います。ほぼほぼ正解なのですが、厳密にいうと違いがあるんですよね。詳しくご説明しますね。
ストライプ
2色以上の違った色のラインを複数並行させた模様のこと言います。だから、縦じまも横じまも斜めじまも全部ストライプなんです!ストライプとはしま模様の総称なんですね。
驚きましたか?横じまのことをクロスストライプと呼んだりすることも。とはいえ、日本では縦じまと斜めじまのことをストライプと指すことが多いですね。
ボーダー
もともと縁(ふち)や周辺という意味で、靴下にあしらわれている横じまや袖口のラインのことをボーダーって呼んでいたんです。もともとボーダーには横じまという意味がありません。
なのになぜ日本でボーダー=横じまと認知されるようになったのでしょう。それは、すでに述べましたが、靴下の縁の横じまなんですね。縁に横じまの入った靴下をボーダーソックスと呼びますね。
これは海外でも通じます。これを見て、ボーダー=横じまだと思い込んだのがきっかけだと言われています。だから、日本以外ではボーダー=横じまというのは通じないんです。
このようにストライプとボーダーは厳密というとストライプという分類があって、その中の要素の一つにボーダーというものがあるというわけなんですが、日本ではストライプ=縦じま、ボーダー=横じまという認識になっています。
こちらもオススメ♪
ストライプVSボーダー!体系が細く見えるのはどっちの柄?
ストライプとボーダーの違いが分かったところで体系をカバーするにはどのような模様を選べばいいのでしょうか。
細く見せたいならストライプ
ストライプは物を細くシャープに見せる効果があります。縦のラインをすっきりと見せてくれるので、細見え効果を狙うならストライプが正解ですね。
加えて、濃い目のストライプを選ぶとよりスリムに見せてくれます。ストライプも種類がいろいろありますが、全体的に言って、細く見せたいなら、ストライプです。
ボーダーは膨らんじゃう
ストライプとは逆にボーダーは膨張して見えてしまうんです。特に胸の大きな女性とか、肩幅が広めの女性が着ると胸や腕とその周りの模様の幅が違って見えるため、結果太って見えてしまうんですね。
でも、細めのボーダーやベースの色が濃いボーダーを選ぶと太って見えませんよ。
もともとの体系とか影響を与える要素はありますが、おおむねこのように考えて選べば問題ないでしょう。どちらの柄を選ぶにしても、色と柄の太さを間違えなければ体系をカバーしてくれます。
色も寒色と暖色といって、寒色は引き締まって見えるし暖色は膨張色なのでふくらんで見えてしまうんですよね。だから、この色の効果も考えて模様を選ぶといいですね。
まとめ
いかがでしたか?ストライプとボーダーをなんとなく同じように扱っていましたがよく調べると模様の向きで使い分けていたんですね。
とくにボーダー柄=横じまっていうのが日本独特で海外では通じないって考えたこともありませんでしたね。とはいえ、日本ではストライプ=縦じま、ボーダー=横じまが浸透しているので大丈夫でしょう。
色や太さの組み合わせを上手に選んでおしゃれを楽しんでくださいね。