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精霊流しと灯籠流しの違いはなに?意外と知らないその読み方も。

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さだまさしさんの歌で有名な「精霊流し」と、
響きが似ていて同じようなイメージのある「灯籠流し」。
どう違うんでしょうか。

な~んとなく同じもののような気がしていませんか?
そもそもいつ何のために行うものなんでしょうか?

知ってそうで知らないその疑問にお答えします。

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精霊流しと灯籠流しの違い

精霊流しも灯籠流しも、送り盆の時期に、死者の魂を弔って、灯籠やお供え物を海や川に流す行事のことを言います。

全国的には「灯籠流し」と言うのですが、長崎県とその周辺の地域だけは「精霊流し」と呼んで、独特な儀式を行っているんです。

やっぱり根っこは同じだったんですね。
「精霊流し」は長崎県(と周辺地域)だけに限った話だったんです。

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精霊流しの読み方

「精霊流し」と書いて何と読むんですか?

これは知恵袋などでも盛んに議論されています。

確かに、「精霊」と書いた場合は、「しょうりょう」もしくは「せいれい」と読みます。
「しょうろう」とは読みません。

でも、この場合の「精霊流し」は「しょうろうながし」と読みます。
なぜなら、長崎県の行事である「精霊流し」は、昔から「しょうろうながし」と発音されているからです。

さだまさしさんの歌も「しょ~うろうな~がしがは~なやかに~♪」と歌われています。
これを、さださんが間違えたんだという意見もありますが、ご自分の愛着のある地元の行事の名前を、間違えるわけがありませんよね。

「精霊」は「しょうろう」とは読まないために、「精霊流し」を「鐘楼流し」と間違えて書く人がいるようですが、「鐘楼」というのは、お寺の鐘が吊るしてあるお堂のことを言います。まったく流すものではないので、これは間違いです。

精霊流しとはどんな行事?

長崎県の精霊流しは、故人をしのぶためにお盆に行われる伝統行事で、さだまさしさんの歌のイメージとは正反対の、非常にあらっぽい行事になります。これは、長崎県だけではなく、隣の県の佐賀市や熊本市にも同様の風習があります。

この行事では、「精霊船(しょうろうぶね)」と呼ばれる神輿のような船に故人の霊を乗せ、爆竹や花火が鳴る中を、「流し場」と呼ばれる終着点まで運びます。見物人も集まり、まるでお祭りのようですが、あくまでも故人を追悼する仏教の行事です。

 

 

精霊船を出すのは、初盆の時だけですが、その豪華絢爛な精霊船は、戦後は個人で出すようになっています。「大きな船」「立派な船」を出すことが、ステータスと考える風潮があり、また、ペットのための精霊船もあるようです。

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精霊流しで爆竹が盛んに使われる理由は諸説ありますが、中国との交易の影響だと言われています。

もともとは、爆竹には魔除けの意味があることから、精霊船が通る道を清める目的で行われていましたが、現在では、「とにかく派手に鳴らせばいい」という傾向があります。段ボールに入った数百の爆竹に一度に火をつけて火柱が上がったりすることは、危険行為として問題視されています。

爆竹は、国内消費量の半分が、この長崎で消費されています。
絶え間なく爆竹が鳴っているので、見物に行くときには、耳栓が必須です。

こちらは、さだまさしさんのお父さんが亡くなったときの、2010年の精霊流しの映像です。
歌のイメージとはだいぶ違いますよね。

灯籠流しとは?

灯籠流しは、お盆のときの送り火の行事の一種で、夏祭りや花火大会と一緒に行われることが多いです。これは全国各地で行われる行事のため、地域によって特色がありますし、時期もバラバラです。

実際に灯籠を海や川に流すのが本来のやり方ですが、近年では汚染問題から、灯籠をそのまま流すことは少なくなり、下流で回収したりしています。

東京で見られる灯籠流しは、浅草の隅田川とうろう流しが有名です。
2017年は8月12日に行われました。

昭和40年にいったんなくなったものの、平成17年に浅草の観光の名所として復活。隅田川の夏の風物詩となっています。

灯籠は有料で1基1500円。
お問い合わせは浅草観光連盟(03-3844-1221)

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その他の灯籠流し的行事

大田区の洗足池灯籠流し

盛岡舟っこ流し

チェンマイのランタン祭り

これは、タイのチェンマイで、毎年11月の満月の夜に行われる行事で、水の精霊に感謝をするお祭りです。
数千個のランタンが夜空に一斉に放たれて、非常に幻想的な光景です。

まとめ

最後の方はちょっと脱線してしまいましたが、お盆に帰ってくる故人を送り出すために、地域によって少しずつ違った行事が行われていることがわかりました。

ただただ「綺麗だ」と思っていた灯籠流しも、起源や意味を知ることで、よりいっそう感慨深いものになると感じました。

今年の夏は、近くの灯籠流しに出かけてみませんか?

 

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