犬が夏バテするとどんな症状?食欲も元気もない時の対策3つ。

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うちの犬、最近、餌を食べなくなって散歩もしたくなさそうで、なんか元気がないんだけど。犬も夏バテするの?
どうしてあげたら喜ぶの?何に気を付けないといけないの?

そんなふうに悩んでいるあなたへ。
大切なわんちゃんが元気がないと、すごく心配ですよね。

それ、もしかすると夏バテかもしれません。
犬は、一般的に、寒さには強いけど暑さには弱い動物なんです。

人間は、暑い時には汗をかいて体温調節をしますけど、犬の場合は、わずかに肉球や鼻先に汗腺がある程度。上手に体温調節ができないので、暑さにまいってしまうことが多いんです。

中には、暑さにやられて死んでしまうワンちゃんもいるので油断は禁物。飼い主さんによる暑さ対策が必要です。

このページでは、そんなわんちゃんの夏バテの症状と対策についてご紹介します。
参考になさってください。

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犬の夏バテの症状とは?

犬が夏バテすると、以下のような症状が現れます。

  • 食欲がない
  • 元気がなくてダラッとしている
  • 散歩に行きたがらない
  • 便が柔らかく下痢になる
  • 嘔吐をして、気持ち悪そうにする

特に多い症状は、食欲不振です。
夏バテすると、どうしても胃腸の調子が狂うので、あまり食べずにおとなしくしているんです。人間もそうですよね。夏バテすると食欲が落ちて気持ち悪くなったりします。

あまりご飯を食べなかったとしても、お水をちゃんと飲んで元気そうにしているのなら心配はいりません。このあとにご紹介するような暑さ対策をしてあげて、様子を見ましょう。

ただし、子犬や老犬の場合は比較的体力がないため、元気がないな?と思ったら、早めに病院に連れて行ってあげた方がいいでしょう。

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こんな症状は熱中症かも?すぐに病院へ。

気を付けなければいけないのは、夏バテを通り越して熱中症になってしまった時です。

犬は通常、口からハァハァして暑さを逃がしていますが、それでは追いつかなくなった時に、暑さが体にこもり、内臓がやられ、命にかかわることもあるんです。

ワンちゃんの熱中症の危険ゾーンは、気温22℃以上、湿度60%が目安だと言われています。
これは人間が暑いと感じる感覚よりもはるかに低く、5月くらいから注意が必要になってきます。

以下のような症状があったら、身体を冷やしてあげて、すぐに病院に連れて行きましょう。

熱中症の主な症状

  • 呼吸が荒い
  • 震えている
  • ハァハァしてよだれが異常に多い
  • 立ち上がれずにぐったりしている
  • 体温が高い

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犬が夏バテで食欲がない時の対策

熱中症ではないのなら、単なる夏バテなので、わんちゃんが少しでも心地よく過ごせる環境を作ってあげたいですね。犬が夏バテした時の対処法のポイントをご紹介します。

水分補給

暑さで夏バテしているときには、人間と同じで胃腸が弱っているので、食べたくないものを無理に食べさせる必要はありません。

ただ、水分補給だけは必要です。新鮮なお水をいつでも飲めるように用意してあげましょう。
外飼いで暑い場合は、氷を入れてあげたり、まめに水を替えてあげたりしましょう。水を替えないでおくとすぐに熱湯になってしまいます。

食欲が落ちて食べられないときには、きゅうりやスイカなどの水分の多いさっぱりしたものをあげてみてください。氷をかじらせるのもいいですね。自分補給の代わりにもなるのでおすすめです。

そこまでひどくないときには、ドライフードにウェットフードを混ぜたり、煮た野菜を混ぜたりするだけでも喉ごしが違います。ご飯は夕方の涼しくなってからあげるようにしましょう。

涼しい場所を用意する


室内であれば、クーラーもしくは犬用の冷却グッズを使用して、涼しく過ごせるように工夫しましょう。直射日光が当たるのであれば、すだれなどで日陰を作ってあげましょう。

ただし、クーラーを使う場合、設定温度は低すぎないように注意してください。
冷たい空気は下にたまるので、人間より低い位置で生活している犬にとっては、人間にとってちょっと暑いくらいがちょうどいいんです。

冷えすぎも、内臓が冷えて夏バテを増長させますので要注意です。

外飼いの場合は、風通しのいい場所に犬小屋を移し、よしずなどで日光を遮ってあげてください。35度を超えるような猛暑の場合は、玄関などに入れてあげるのが望ましいです。

また、気をつけなといけないのは室外機です。室外機は熱を発して暑いので、その近くに犬を置いておかないように注意してください。

散歩の時間

お散歩は、早朝か、日が沈んだあとの涼しい時間帯にするようにしましょう。

もともとが暑さで弱っていて食欲もないので、それほどの運動は必要ありません。
長時間のお散歩はわんちゃんにはキツいと思いますので、足取りが重いようなら、短時間で切り上げてしまってください。

室内犬の場合は、家の中で遊んであげるだけでも十分な運動になります。

まとめ

以上、犬が夏バテしたときの症状と対策についてご紹介しました。

大切なわんちゃんが元気がないと心配になりますが、上手に暑い夏を乗り切れるよう、工夫してあげたいですね。

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