梅雨時期に入って、雨の日が続いていますね。梅雨と言えば、この時期、ところどころでみかけるのがカタツムリですよね。
市街地などでは、昔ほどみかける機会が減ったような気がしますが、梅雨の時期になると、カタツムリは活発に活動し始めるようになるので、みかけることもあるのではないでしょうか。
そんなカタツムリですが、「ペットとして飼育したいと思った場合、飼い方はどのようにすればいいのだろう…」と思いませんか?
「カタツムリの飼い方って、いざ飼うとなるとよくわからないわ」「餌は何を食べるの?」
そうですよね~。子どもが捕まえて帰ってきて「飼いたい」なんていわれて、飼い方が分からず困ってしまう親御さんも多いのではないでしょうか。
そこで、今回はカタツムリの飼い方について詳しくご紹介していきます!ぜひ参考にしてみて下さいね。
カタツムリを飼う時に気になる「カタツムリの餌」とは?
いざカタツムリを飼うと決めたら、飼い方のひとつとして気になるのは「餌は何をあげればいいのか?」ですよね。
カタツムリは一体何をたべるのでしょうか?
カタツムリが主に食べるもの!ペットとして買う場合に餌として与えるものは?
カタツムリは、野生の場合は植物の葉や茎、落ち葉などを食べるのですが、ペットとして飼う場合は、野菜を餌として食べさせます。
キャベツやレタス、白菜などのやわらかい葉野菜から、ニンジン、きゅうり、かぼちゃ、さつまいもなどを食べますよ。
カタツムリにも好き嫌いがあるそうなので、カタツムリの好みを探してみるのも楽しそうですね。
ちなみに、カタツムリは、赤い野菜を食べると赤いうんち、緑の野菜を食べるとみどりのうんちをしますよ。子どもの自由研究や日記の題材としても使えそうですよね。
この他にも、カタツムリは、あのうずまきの殻を形成するために、カルシウムを必要としますので、カルシウム源として卵の殻を餌として与えてあげることもポイントとなります。
野生のカタツムリは、コンクリートのかけらなどを食べてカルシウムを補給しているそうですよ。自然の摂理ってすごいですね!
カタツムリを飼育するのに必要なものは?
カタツムリの餌がわかったところで、次に気になるのは、カタツムリを飼育するためには、どんなものを揃えないといけないか?ということではないでしょうか。
カタツムリを飼育するために必要なものを以下にまとめました!
飼育ケース
カタツムリは、つるつるした壁面でも平気で登ってしまうため、脱走しないためにも、フタつきのものを選びましょう。
昆虫を育てるためのプラスチックケースなどで十分です。上部にカゴ状のフタがついていますので適度な通気性もあってオススメです。
床材
土や水苔、川砂など保水性の良いものがいいでしょう。湿気を好むカタツムリとの相性が非常に良いです。
土は、ホームセンターや100均でも売っていますので、入手しやすいでしょう。
餌皿
餌は、そのまま地面に置いておいてもいいのですが、餌皿があった方がお世話がしやすいです。特別なものは必要なく、家にある小皿などで十分です。
霧吹き
カタツムリは、とにかく乾燥に弱いです。常に適度な湿度を保つためにも、霧吹きはマストです。朝晩と1日2回程度、必ず霧吹きでスプレーしてあげてください。
カタツムリに直接水が当たらないようにし、壁や土が湿る程度に濡らしましょう。水が溜まるまでやるのはやりすぎです。
難しい?カタツムリを卵から飼育する時のコツやポイントとは?
さて、カタツムリを飼っていると多くの方が経験することのひとつに、産卵があります。
カタツムリが卵を産んだ場合、どうやって育てていけばいいのでしょうか?卵からカタツムリを育てるなんて、なんだかハードルが高そうですよね。
ここからは、カタツムリを卵から飼育するときのコツやポイントについてご紹介していきますよ。
卵と親のカタツムリを別のケースにわける
カタツムリの卵はとてもデリケートなので、親の移動などで卵がつぶれてしまうということも少なくありません。
湿らせたキッチンペーパーを敷いたタッパーなどの容器に、卵を移動させておきましょう。
移動させた後の卵は、不必要に触らないように気をつけます。極力、卵がつぶれてしまうようなことは避けるようにしましょう。
容器に卵を入れたら、孵化したときにカタツムリの赤ちゃんが逃げてしまわないよう、ラップでふたをしておきましょう。
乾燥を防ぐため霧吹きはこまめに
カタツムリの卵も乾燥にはとても弱いです。卵が孵化するまでの間、卵を乾燥させてしまわないように、霧吹きでこまめにスプレーして湿らせてあげてください。
この霧吹きさえ行っておけば、後はそれほど手のかかることはありませんよ。産卵から約1カ月ほどで孵化しますので、あかちゃんカタツムリの誕生を楽しみに待ちましょう♪
卵が孵化したらラップに穴をあける
カタツムリのあかちゃんが孵化したら、ラップに小さな空気穴を開けてあげましょう。孵化した後のあかちゃんにも、乾燥は大敵です。
引き続き、乾燥には注意し、定期的に霧吹きでスプレーしてあげます。
餌はやわらかい葉野菜を与える
餌は、大人と同じ野菜をあげればOKです。始めは、キャベツやレタスなど、やわらかい葉野菜から与えて、成長と共ににんじんやさつまいもなどへ移行していきます。
まとめ
いかがでしたか?今回は、意外と知らないカタツムリの飼い方についてご紹介させていただきました。ぜひ参考にしていただいて、カタツムリの飼育に挑戦してみて下さいね!