母乳パッドや母乳を冷凍しておくフリーザーパック、授乳用ブラは、母乳育児中のママを助けてくれるとっても心強いお役立ちアイテムですよね。
私も今7か月の下の子を母乳育児中なので、全部現在進行形でお世話になっているところです。
母乳育児中は大活躍してくれるアイテムたちですが、卒乳後はどれも使わないものばかり。
もう卒業したし、使い道もないし捨てちゃおうかな~と思っていませんか?捨てるなんてもったいない!それぞれちゃんと使い道があるんです。ぜひ有効活用してくださいね。
母乳パッド
ブラジャーの内側に貼って使う、使い捨ての母乳パッド。計画的に卒乳したとしても、1パックに入っている量が多いので、ぴったり使い切るのが案外難しいんですよね。
年子ですぐ第二子を考えているママなら、生ものでもないし傷むこともないので、残りをそのままとっておくのも、もちろんアリ。
でも、赤ちゃんは授かりものなので、欲しいと思っていてもわが家のように第二子まで何年も開いてしまうことも考えられます。
そんなとき何年も寝かせておくのも場所をとって邪魔だし、とっておくにしても何年も経ったらどこにしまったか忘れちゃったりもしますよね。
また、そもそも今回の子どもで出産は最後と思っているママもいるかもしれません。わが家ももう2人でお腹いっぱい、子作り卒業です(笑)
さて、卒乳後にもう母乳パッドとしての活躍シーンはない、すぐお払い箱と思っていませんか?
卒乳後も母乳はしばらく出る
実は卒乳後もしばらくは母乳パッドが必要になることもあるんです。
というのも、卒乳したその日からすぐ母乳がとまるわけじゃなく、赤ちゃんが吸わなくなってから徐々に徐々に少しずつ母乳の量が減っていくのが一般的です。
なので、元々の母乳の出方や体質などで個人差はありますが、卒乳後でも1~2週間くらいは母乳パッドが必要なこともあります。
実際私も上の子のときは、1週間くらいは母乳パッドが必要なくらいたっぷり出ていて、2週間くらいで触ればうっすら滲む程度にまで落ち着きました。
ちょうど母乳パッドを全部使い切ったタイミングで新たに買うのはちょっと…と思う場合は、薄手のタオルを挟んだり、生理用ナプキンを当てたりすることで代用も可能です。
おりもの用シート代わり
生理用ナプキンの代わりを務めるには、長さも吸水量も心もとない母乳パッドも、おりもの用シート代わりなら十分活躍してくれます。
ずれないようにちゃんと粘着テープもついているし、乳首にあたってもいいように作られているので肌触りも申し分なし。
実際上の子が卒乳後、私は残った母乳パッドをおりものシート代わりに使っていましたが、肌トラブルも一切ありませんでした。
母乳用フリーザーパック
母乳を最長1ヶ月くらい冷凍保存しておくことのできるフリーザーパックです。わが家では出産直後によく使いましたが、7か月となった今や全く使っておりません。
というのも、下の子ということもあって、産後すぐ入院している段階から赤ちゃんがむせちゃうくらい母乳がよく出ていたんですね。ただ、新生児が一度に飲める量はごく少量。
なので、退院後から搾乳した母乳をフリーザーパックに入れて冷凍していました。
どんどん溢れるくらい出るのに、どうしてわざわざ冷凍したかと言えば、出産してすぐの母乳は初乳と言われていて、赤ちゃんの免疫力をものすごく高める優れものなんだそうです。
なので、完全ミルク希望のママにも初乳だけはあげて!と産院でも助産師さんが口酸っぱく話していました。
なので、新生児の頃は冷凍した母乳を解凍してあげて、出ている母乳を搾乳してまた保存するという作業を何度か繰り返していたんです。
そして最初は溢れて仕方がなかった母乳も、今は一度にいっぱい飲めるようになったので搾乳するほど残らなくなりました。
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離乳食のストック用に最適
使わなくなった母乳用のフリーザーパックをどう使うのか?離乳食のストック用に最適だとある時気づいたんです。
母乳用のフリーザーパックを使ったことのあるママならわかると思うんですが、普通のジップロックとかと比べるとサイズも小さいし間口も注ぎやすいようにかなり狭く作られているんですよね。
なので、お肉とかお野菜とか普段冷凍保存する用として使うには、正直使いにくかったんです。でも、この小ささが離乳食のストックにはぴったりだったんです。
離乳食も後期や完了期になると赤ちゃんもハンバーグや肉団子など、少しずつ固形のものを食べるようになりますよね。
私は極力離乳食もラクして準備したい派なので、一度に多くつくって冷凍!という方法を上の子のときからしてきました。その離乳食ストックに母乳用のフリーザーパックが使えるんです。
具体的な使い方
離乳食に限らず、冷凍してからレンジで再加熱すると水分が飛んでしまって、どうしてもパサパサになってしまうことって、よくありませんか?
せっかく作ったストックも赤ちゃんが飲みこみにくくなってしまっては、ママも心配ですよね。そんなときに一番母乳用のフリーザーパックをおススメしたいんです。
液体の保存ができるフリーザーパックなので、密閉性は抜群。離乳食でよく使われるとろみをつけたスープも、少しなら一緒に保存可能。
ラップだとすぐ液漏れしちゃって、こうはいきませんよね。冷凍中に水分が飛んでしまうこともありません。
母乳保存ができるようにしっかり滅菌済みなので衛生的な上に、小さいから離乳食の一食分の量にもピッタリだから、解凍するときも楽ちん。
母乳フリーザーパックには搾乳日など書いて貼れるシールもついているから、中身と作った日付を書いておけるのも、おススメポイントの一つです。
ただし、直接離乳食を入れるので、衛生面を考えて何度も使うのはおススメしません。
授乳用ブラジャー
授乳しやすいように工夫されている授乳用のブラジャー。捨てちゃおうかなと思ったんですが、私は卒乳後も生理のときだけ使っていました。
体質なので個人差があると思うのですが、私は出産前から生理のとき胸が張る感覚があって普段のブラジャーがきつく感じるんですね。
出産を経験する前は多少の痛みを伴いながらもそういうものと割り切っていたんですが、産後卒乳後に久しぶりにきた生理のときに授乳用ブラジャーを試してみたらすごく楽だったんです。
それ以来、生理じゃないときはホールド力もある普通のワイヤー入りのブラジャー、生理のときだけ授乳用のブラジャーと使い分けるようにしています。
同じように胸が張る感覚がしてつらい方は、ぜひ一度試してみてほしいなと思います。
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まとめ
今回は、母乳育児グッズの卒乳後の有効活用方法についてご紹介しました。ただ捨てればゴミになるだけなので、ご紹介した方法に限らず何かの形で再利用できるといいですね。