埼玉県遊びスポット体験談

入間基地航空祭の見どころ。ブルーインパルスのフライトに心が躍る。

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毎年11月3日の文化の日、何故かこの日は『晴れの特異日』とも言われるほどに見事な青空が見られることが多く、10数年でも雨が降った記憶が殆どありません。この日、埼玉県狭山市にある航空自衛隊入間基地で年に一度の航空祭が開催されます。

もちろん入場も無料!一日楽しく遊べます。

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航空自衛隊入間基地へのアクセスと駐車場

航空自衛隊入間基地は西武池袋線稲荷山公園駅に隣接しているレアな環境で、航空祭当日はフェンスが解放され、駅から臨時改札を通して直接入場することができます。西武新宿線狭山市駅からは通常は稲荷山公園駅にバスが出ていますが、航空祭当日は周辺が大変な渋滞となりますので、徒歩で訪れる人も少なくありません。

地図アプリによると狭山市駅から入間基地正門まで44分、当日は他の門も開放されるので会場までは30~40分程度の距離です。

また、5年前に放送された有川浩さん原作のドラマ『空飛ぶ広報室』でこの入間基地や航空祭の存在、そしてブルーインパルスが広く知られたために訪れる方が爆発的に増え、各地から観光バスのツアーも多数開催される人気ぶりです。

駐輪場が設けられるので自転車、バイクは使えますが、駐車場は周辺含めて殆ど使えませんので、車での来場はお控えください。

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当日は動きやすい服装、歩きやすい靴で!

入間基地の中に入るまえも、入ってからも、かなりな距離を歩きます。基地内には芝生のエリアもあり、スニーカーなどの歩きやすい靴、そしてパンツで気軽に座れるような服装がお勧めです。

お子さん連れの場合にはピクニックシートを用意されると便利ですよ。また、大変な混雑になる場所も多いので、貴重品などは肌身離さず持ち歩けるようにしましょう。

入間基地航空祭

物販エリアもレアものがいっぱい

航空祭と言えばブルーインパルスのアクロバットフライトが有名ですが、航空自衛隊には他にも多数の飛行機が部隊があります。それらのエンブレムやロゴ、写真を多用したグッズが作られ、こうした機会に販売されています。

入間基地航空祭のグッズ

代表的なのがTシャツやパッチ(ワッペン)、タオル、キーホルダーや空自特有のデジタル迷彩のレプリカのバッグなど。さらに、プロのカメラマンが撮影したブルーインパルスのカレンダーを始めとした、この季節に合わせて作られたレアな逸品が並びます。

入り口からメイン会場に至る間の広場に、多数のテントが並び、こうしたグッズや関連作品のDVD、さらにお昼にむけてのフード系のお店の充実したラインナップが展開されます。

長い行列ができますが、その間にも多数の飛行機が上空を飛んでいたり、周囲の方ともブルーインパルスの話などで盛り上がることもあり、退屈している暇はありません。

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格納庫・駐機場・滑走路!

正門や稲荷山公園駅の改札から基地内に入ると、メイン会場に向けて大通りを歩くよう誘導されます。入間基地の中には西武池袋線の線路が横切っており、通称『稲荷山の踏切』という場所を渡ることになります。航空祭の日には西武鉄道が電車を増発させる臨時ダイヤになっており、踏切が開く時間が細切れになります。

早くメイン会場に向かいたい人たちがイラついて殺伐とした空気が流れることもあるのですが、数年前から踏切脇に“DJ自衛官”という櫓が建ち、係の自衛官さんたちが交通整理をしつつ楽しく誘導して、周囲が和む、という光景が見られるようになりました。警視庁のDJポリスをまねたようですが、注目ポイントのひとつです。

入間基地航空祭の様子

踏切を超えると格納庫が見えてきて、上空には各種の飛行機が次々と編隊飛行していきます。

入間基地航空祭の様子

入間基地航空祭の様子

そこからさきは解放された広大な駐機場です。滑走路側には各地の基地から集まった数多くの機体が並びます。ブルーインパルスのT-4も、フライト準備が始まるまで規則正しく駐機されています。

入間基地航空祭の様子

ブルーインパルスのフライトはお昼過ぎから

入間基地の公式ホームページには、10月頃から航空祭の詳細な情報が記載されます。例年詳細なタイムスケジュールや基地内の地図がPDFで発表されますので、予習してみると良いでしょう。

こちらにはトイレや救護エリア、迷子などのトラブルに対応してくれる係の場所なども記載されていますので、熟読しておくと便利です。同じものを印刷したパンフレットを入場時に配布していますので、記念にどうぞ。

また、出店予定の業者さんたちがSNS上で販売予定のグッズなどの情報を流してくれますので、欲しいものがみつかったら物販エリアへ急ぎましょう。

入間基地航空祭の様子

例年、ブルーインパルスのフライトは13時過ぎに行われます。お昼は持参するか、物販エリアでテイクアウトして、混みあっているエリアから少し離れたところに座って食べている人も多いです。

特にお子さん連れの場合には混みあったメイン会場から昼前に正門方向に戻り、正門横のグラウンドにシートを広げてお昼を食べたり、芝生でゴロゴロしながらブルーインパルスのアクロバットフライトを眺めるのも楽しいですよ。

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まとめ

近年はあまりの来場者数の増加に、携帯電話のキャリア各社が移動中継車量を投入してくれているので、携帯電話が通じやすくなりましたが、メールがすぐに届かないなどのトラブルも皆無ではありません。

ご家族や同行者同士で『はぐれた時にはここで待ち合わせ!』という約束や、お子さんにはかならず迷子札を持たせることをお勧めします。

入間基地航空祭の様子

青空に白い軌跡を残すブルーインパルスのアクロバットフライトは、その瞬間、何十万もの人が同じものを見つめ、歓声を上げる一体感が味わえるイベントです。安全に配慮して存分に楽しんでくださいね。

入間基地航空祭の様子

 

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