「呼子のイカ」で有名な、佐賀県唐津市呼子町へ行ってきました。
呼子は佐賀県の北の端にあり、佐賀市からも福岡市からも1時間30分ほどの距離でちょっとドライブへも最適な場所ですよ。呼子名物の「イカ刺し」って、食べたことありますか?
「呼子のイカ」ってどんなイカ?種類や旬は?
佐賀県の呼子といえば、イカの産地で全国的にも有名ですよね。呼子では、名物のイカが1年中食べられます。それぞれ旬が違う種類のイカがとれるので、いつでもおいしいイカが食べられる、というわけです。好みのイカの旬を狙ってみてくださいね。
●甘みがあって身が厚いのが特徴のアオリイカは、11月~3月が旬。
●細長くて身が薄く、甘みが強くてゲソが短いのが特徴のヤリイカは、12月~2月が旬。
海中魚処 萬坊
〒847-0304
佐賀県唐津市呼子町殿ノ浦
今回訪れたのは、日本初の海中レストランといわれる「海中魚処萬坊(まんぼう)」です。
呼子には名物のイカが楽しめるレストランがいろいろありますが、初めて呼子のイカを食べるというと、佐賀の人に「萬坊」をすすめられました。
営業時間
平日11:00~19:00
土日祝10:30~20:00
ラストオーダーは閉店の1時間前です。
日本初の、海中レストラン!?
海中レストランというだけあって、船のように海に浮かんでいます。
お店までは、桟橋を渡っていきます。けっこう長い距離で、50メートルくらいはありそうです。
水族館気分のお座敷で、テンションあがります
客席は地下にあって、窓側の席からは海の中のいけすが見えますよ。
ちょっとした水族館気分が味わえます。子供連れのお客さんも多くて、ちびっこは窓の外を見ておおはしゃぎでした。
ただ、近くを漁船が通るとちょっと揺れるので、船酔いしやすい人にはきびしいかもしれません。揺れる前には店内放送がありました。
店内はやや混み
土曜日のお昼すぎに行ったからか、店内は少し混んでいました。
整理券をもらったら、いけすや海を見て時間をつぶせます。浅瀬なので海の底まで見えて、きれいでしたよ。小さいフグがいっぱいいました。
このときは30分待ちといわれましたが、20分ほどで店内へ入れました。
ちなみに、15名以上の団体客以外は予約できません。萬坊以外も、呼子のレストランは予約できないお店が多いです。
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名物のイカに舌鼓、萬坊おすすめの「イカコース」
新鮮なイカを丸ごと味わえることで一番人気なのが、「イカコース」です。
イカコースはお値段2,860円。ご当地名物のコース料理としては、お手頃価格でしょうか。コースにはイカの刺身、いかしゅうまい、小鉢、ごはん、お吸い物、フルーツがついてきます。ごはんはおかわりもできますよ。
イカ以外にも鯛やブリのコース、イカと鯛とブリの3種類が楽しめるコースなど、メニューはいろいろありました。お子さまランチ的な子供向けのメニューもあります。
いかしゅうまい発祥のお店
イカコースでは最初に小鉢、続いていかしゅうまいが出てきました。今ではイカの活造りとともに呼子の名物になった「いかしゅうまい」は、実は萬坊が元祖です。
初めて食べましたが、イカのコリコリとした食感が強くておいしかったです。レジにはお土産用のいかしゅうまいの販売もありましたよ。
念願の、呼子のイカとご対面
いかしゅうまいの後は、ついにメインのイカの刺身が出てきます。活造りなので、吸盤にさわると指にくっついてきました。
三人前のイカの刺身の量はこんな感じです。
イカの刺身って白いイメージだし、普段食べているのも白いイカですよね。
しかし、呼子のイカは透明です。鮮度がいい証拠ですよね、なかなかこんな新鮮なイカは食べられません。
刺身の後は残ったゲソを天ぷらにしてくれます。天ぷらのほかにも、好みで煮つけや塩焼きをチョイスできますよ。揚げたてはかなりあつあつなので、猫舌なら注意してください。
刺身とは違うプリップリの食感で、天ぷらもおいしかったです。
まとめ
さすが名物といわれるだけあって、呼子のイカは新鮮でここでしか食べられないおいしさでした。呼子町には玄界灘を巡る遊覧船の「ジーラ」や「イカ丸」に乗れる、マリンパル呼子もありますよ。
名物のイカを食べたあとは、イカ型の船に乗るのもおすすめです。
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