食物アレルギーっ子との生活。良くある悩みと私なりの対処法。

子供・育児・妊娠
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食物アレルギーと向き合っているお母さん、いつもお疲れ様です。毎日の家事育児に加えて食物アレルギーがあると子供の命を守るため、なかなか気が抜けないですよね。

「子供のためだから当然」「私がやらなきゃ!」「今日は大丈夫かな?」と色々考えます。でもふとした瞬間に落ち込んでしまうことってありませんか?

私は先週、体調不良に加えて何かあったわけでもないのに、どっぷり落ち込んでいました。こういう時って普段は当たり前にこなしているアレルギーっ子との生活もマイナスに捉えてしまいませんか?

私も含め、食物アレルギーっ子のお母さんはどんな悩みを抱えているのか、そして落ち込んでしまった時の私の乗り越え方をまとめてみました。

「こんな人もいるんだな?」という感じで読んでみてください(笑)

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食物アレルギーを持つ子供がいるとどんな悩みがあるの?

私の子供は卵・小麦・乳のアレルギーを抱えています。代表的なアレルギーを3つも持っているので食生活は一変しました。

普段は慣れたもので色々こなすのですが、落ち込んだ時は負のオーラが漂い始め、がっつり悩んでしまいます。あなたもそんな時ありませんか?

私がよく悩んでしまう内容はこちらです。アレルギーあるあるかな?

レパートリーが少なくなる

子供から人気のメニューだったり、節約を気にしてレシピを見てみると小麦粉・卵を使ったメニューは非常に多いです。

単純に材料を変えただけでは食感も変わってしまうので、少なくともこの二つを使わないように自分の頭だけでアレルギー対応に変換するのは結構大変。

そうすると自然と和食が多くなってしまい、アレルギーのない上の子は洋食を希望してきます。それが大体アレルギー対応用にするには面倒なピザやオムライス・クリームコロッケなんですよ。

卵使わないオムライスなんてただのチキンライスしか思いつかないし、クリームコロッケはもはや試練としか言いようがありません(笑)

将来を悲観してしまう

たまにテレビで自分の子より大きい子が「〇〇アレルギーなんです」と話しているのを見ると「うちの子も大きくなっても食べられないのかな…」とか「いつまで続くのかな」と見えない先を勝手に想像して悲観してしまいます。

自分の事ならどうでも良いのですが、大好きな子供の事だとどうしても悲しくなってしまう時があるんですよね。

自分の未来でさえわからないのに子供の未来まで悲観していても仕方ないのは理解しているんだけど、落ち込んでいる時はつい考えちゃいます。

手抜きが出来ない

仕事や帰省などで帰りが遅い・自分の体調が良くない時、普通であればスーパーの惣菜に頼ったり近場で外食でいいか?と出来ますが、アレルギーがあるとそうは行きません。

特にウチは卵・乳・小麦と3つ抱えているので、スーパーのお惣菜は小麦粉祭りだし、外食は食べられるものがあるお店を探すことから始まりますが、選択肢は超?狭いしそのお店が近くにあるとも限りません。

ましてや休日ともなると混雑が目に見えて…もう考えるだけで疲れます。

相談相手がいない

SNS上では簡単にアレルギーっ子ママさんに出会えますが、意外と身の回りには少ないものです。

なので日々の疑問を相談したり、ちょっとした愚痴や弱音を吐きたくても近くのママ友には話しづらいんですよね。

話して受け入れてくれる人は当然いますが、相手からしたら全く知らない世界。経験者でなければ共感やアドバイスがもらえるわけでもないので、不完全燃焼で終わってしまうのです。

私にとっては数ヶ月に一度会える主治医が、唯一無二の相談相手です(笑)

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落ち込んだ時の乗り越え方。

この状況で落ち込むなっていうのは正直無理があります。でも落ち込んでいても子供は待ってくれ無いんですよね。容赦なく「お腹空いたー」「どこか行きたいー」と凹んでいる私を完全スルーです。

そんな時、私なりに習得したほんのり復活できる方法をご紹介します。

考え方を変える

私が乗り越えたい時に一番とる方法です。

簡単に言うと、うちの場合「小麦アレルギーだから除去しなきゃ」ですが、あえてプラス思考に変換し「うちの子まだ小さいのにグルテンフリーしてるなんて、意識高い系じゃん!」と勘違いをするようにしています。

その他に「どれだけ疲れていても手作りしなくちゃいけない…キツイよ」が本音ですが、「市販の添加物を摂取しないで済むなんて、健康的ね?」「外食しないで済むから経済的!親思いの子だわ?」はよく使っています(笑)

他からするとただの現実逃避かもしれませんが、時には逃避しないと私はやってられません(笑)自分の気持ちが楽になれる方向に持っていければ、徐々に前に進めると思っています。

自分を褒める

「普通の生活っていいよな?」と思う日もあります。

スーパーのパン屋さんでワクワクした顔でサンドイッチやドーナツを選んでいる子を見ると、自分の子と比べてちょっと泣きそうになったり。

うちの子はそんなことお構い無しで、大好きなおはぎをカゴに入れて喜んでいたりしますけどね(笑)

でも、今のこの経験は絶対無駄にならないと信じています。私達は子供の命を守るために日々勉強して、努力してアレルギーに対応出来る料理を作っているんです。

「米粉やじゃがいもを使って乳製品不使用のチーズで生地からピザを作る私…ホントすごい!」
…と、たまにはこうして自分を褒めてあげるようにしています。やらなきゃいけないだけなんだけどね。

多少お金がかかってもいいから意地でも手抜きをする

アレルギーの代替食はお値段が高めですし、どこでも手に入るものでもありません。店舗によっては「食物アレルギー?何それ?」と言わんばかりに品揃えが悪かったりします。だから食事を簡単に済ませたくても、なかなか他の人のようにできないのが現状です。

でも!毎日アレルギー対応食は疲れるんですよ!だから自分の為に意地でも手を抜く時を作るんです(笑)

そこそこ大きいスーパーに行けば7品目を使っていないアンパンマンのレトルトもあるし、お茶漬けの素もあります。お魚のアレルギーがなければ買って焼くだけで良し!

私の周辺スーパーでは、欲しいアレルギー対応食がお店ごとに分散している感じなので、欲しい商品に合わせて購入するお店を変えなくてはいけないのですが、これが本当に面倒なんです。

子供はスーパーですぐお菓子売り場に行っちゃってなかなかそこから動けないし、「外で働いていないし、赤ちゃんでもないんだからネットに頼らずスーパーで買って節約しなくちゃ」とかいろいろ抱えていました。

でも結局それらが爆発して何もかもやる気が起きなくなってしまったので、思い切って一度辞めた食材宅配を再開することにしたのです。これならゆっくり選べるし、アレルギー対応の商品を買いに行く店舗を考えなくていいし、多少金額が上がりますが、心のゆとりを得るために決めました。

ただアレルギー食品は買う人が少ないのもあって、値引きされることが多いんですよね。これに巡り会えないのは残念です(笑)

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まとめ

今まで未知の世界で頑張ってきましたが、まだまだ先は長そうです。だからこそ、私が大事な所でエンストしないように気をつけないといけないんですよね。

これからも自分なりの新しい乗り越え方が発見できるかもしれないし、この大変な経験は絶対無駄にならないと信じています。そして落ち込んだ時もそう自分に言い聞かせると少し気持ちが軽くなるんです。

辛い時は落ち込んで当たり前!それは悪いことではないから、その時は逆効果になるような抵抗はしないで、しっかり凹んでから先ほど書いた対処法を使って乗り越えるようにしています。

個人の性格もありますが、もしあなたに合いそうな方法があれば参考にしてみてくださいね。きっと少しずつ前向きになれるはず!

 

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