美味しいお肉が食べたーい!でも美味しいお肉は高いから、家計のことを考えると少しでも安いお肉を選んでしまいますよね。
しかし、このお財布に優しいお肉達は「パサパサしててやだ?」とか「硬くて噛みきれないー!」と特に子供からは圧倒的不人気…
主婦にとって理想的なのは安くて柔らかくて美味しいお肉!「それがないから困ってるんじゃい!」と思ったあなた!
硬くて人気のないお肉でも、身近な道具や材料を使えばしっとり柔らかいお肉に変身させることができるんです。この記事を見れば、今までのような家族の不評を吹き飛ばせますよ!
美味しいお肉を食べたい!安い肉を柔らかくする方法とは?
安くて美味しいお肉が食べたいのは全国の主婦が思っていることでしょう。そこで!これから特別な道具も材料もいらないのに硬いお肉が柔らかくなっちゃう方法をお教えいたします。
フルーツに浸ける
酵素が強いパイナップルやキウイ等の南国系のフルーツを使うと、お肉のタンパク質に作用して柔らかくなるんですよ。
このフルーツを細かく刻み(もしくはすりおろし)、そこにお肉を1時間漬けておくだけでOK。調理をする時は、フルーツは綺麗に拭きとってから使ってくださいね。
お肉に細工をする
特に豚や牛のロースは脂肪とお肉の間には筋があるのですが、この筋がしっかりしていると加熱した時に肉が縮むため、硬くなってしまいます。なので、包丁で繊維を断ち切るように筋に切り込みを入れて焼き縮みを防ぎましょう。
他には、肉叩きか麺棒・どちらもない方は包丁の背を使ってお肉を叩くことで筋や硬い繊維が壊されるので、焼き縮みせず硬くなりません。この肉叩きがストレス発散になるんですよ?(笑)
しかしやり過ぎは禁物。叩き過ぎるとぺたんこになり、肉汁が逃げやすくなってしまうので逆に硬くて不味くなってしまいます。あくまでお肉を柔らかくする事だけを意識して叩きましょう。
炭酸に漬ける
炭酸水やコーラに漬け込むと炭酸ガスの効果でお肉を柔らかく調理できます。特にコーラは、チャーシューや角煮に使うことでも有名です。コーラを使ってもあの味が染みこむことはありません。
ただ添加物が気になるのであれば、効果は同じなので炭酸水が良いですよ。飲みかけや余ったものを使っても大丈夫ですが、炭酸が重要なポイントなので開封してからあまり時間が経っていないものを使うようにしましょう。
舞茸でサンド
お皿にラップを敷き、適度な大きさに割いた舞茸をお肉サイズに広げます。その上にお肉・更に舞茸を乗せてサンドイッチ状にして包み1時間?3時間。後は焼くだけで柔らかいお肉が食べられますよ。
ほんとなの??
と思ったあなた。
ですよね。舞茸だなんて聞いた事ありませんよね?
私もそう思ったので、実際に試してみましたよ。
驚きの結果は、こちらの記事にまとめてありますので、ぜひご覧ください。
砂糖をまぶす
お肉100gに対し小さじ1程度をお肉に揉み込み、そのまま15?30分放置します。調理前には洗い流さず、そのまま使ってOK。「甘くなっちゃうのでは?」と思いますが、この量なら気にならないので大丈夫。
砂糖の浸透圧で加熱した時にお肉が硬くなるのを防ぎ、保湿効果で肉汁が流れ出るのを止めてくれるのです。
塩水に浸ける
1Lのお水に50gのお塩を混ぜ、その中にお肉を入れて1時間付けておくだけで柔らかくなります。塩水自体はしょっぱいですが、そのままの味になるわけではないので安心してチャレンジしてくださいね。
ブライン液に漬ける
聞き慣れない言葉ですが、主婦の間でじわじわ広まっているブライン液。作り方はとても簡単で、100ccのお水に塩・砂糖を5gずつ入れて混ぜるだけ。これに15分?4時間付けておくと硬いお肉もびっくり!柔らかくなりますよ。
玉ねぎ
すりおろした玉ねぎにお肉を浸けること30分?1時間。これだけで柔らかくなって食べやすいお肉になります。
焼く時は一度玉ねぎをキッチンペーパーで拭き取ってから使うと焦げ付きにくいですよ。炒める時はそのまま使ってOKです。
塩麹に漬ける
塩麹にお肉を揉み込み、30分?1時間漬けるだけで完了です。
私が一番使っている方法がコレなのですが、お肉は柔らかくなるし、しっかり味が付くので後は調理するだけ!唐揚げなら粉をまぶして揚げれば1品完成しちゃうんです。
塩麹は手作りでも市販でも大丈夫。塩麹は拭き取らずそのまま使うので焼く時に焦げやすいのが難点…なので私が焼く時はホイルに包んで蒸し焼きにしています。唐揚げの時は焦げ過ぎないようにこまめにチェックしましょう。
はちみつを塗る
お肉の表面にはちみつを塗って30分置いておくと柔らかくなります。
しかし注意点が一つ!たっぷり塗ってしまうとお肉がかなり甘くなってしまうので、控えめにうっすら塗る程度にしてくださいね。
お酢で調理する
これは漬けるのではなく、他の調味料とお酢を使って長時間煮込むことで酢酸がタンパク質に影響し、お肉の保湿効果が高くなるんです。そのため、時間をかけて加熱すればするほど柔らかいお肉になります。
その代わり短時間調理では逆に硬くなってしまうので、煮込み料理に使うのがベストです。
知っておこう!硬くて不人気なお肉の部位別特徴と適した料理をご紹介!
ここでは安いけれど硬い・パサパサすると不人気な部位の特徴と、美味しく食べられる料理についてご紹介しますよ。適したお料理を知っていればきっと人気が上がるはず!
鶏胸肉
体の中でもよく動かす部位なので脂肪が少ないのが特徴。しっかりしまっているのでタンパク質が豊富ですが、お肉の膜が薄いせいもあり加熱するとパサつきやすくなってしまうのです。
ダイエットや節約志向の方には大人気!でも子供からの不人気っぷりがすごい部位です。でも、さっぱりしていて食べやすいので棒々鶏や鶏ハムにしたり、先ほどの塩麹に浸けて蒸し焼きにするだけでも美味しいお料理になりますよ。
豚肩ロース
肩から背中にかけてのお肉を肩ロースと呼びます。適度に脂はありますが、鶏胸と同じくよく動かす部位でお肉のキメが少し粗く筋が多いため、焼くと縮まり硬くなりやすいのです。
ロースの脂には旨味があるので、とんかつやトンテキなど、お肉をしっかり味わいながらも脂の美味しさを楽しめる料理に向いています。
赤身肉
ステーキなどでよく聞く赤身肉。この赤身肉とは、肉の赤い部分と言う意味ではなく、脂肪(白い部分)がない部位のこと。だからこそ加熱すると硬くなるので、あまり人気がありません。
赤身肉に適している料理はやっぱりステーキ!脂がない分最後までお肉本来の味を楽しむことが出来ます。
他にはカツレツやちょっと濃い目の味付けの炒め物にも合いますよ。
牛すね肉
様々な部位の中でも足は運動量がとても多いですよね。このすね肉もたくさん動かす部分なので、他の部位と比べて筋肉と筋が多いです。
普通に焼いて食べるのは硬いですが、じっくり煮込む料理に使えばすね肉に含まれているゼラチンが溶け出し、かなり旨味とコラーゲンが溶け出してきます。
長時間煮込んだり圧力鍋を使えばホロッと柔らかくなるので、シチューやカレー・ポトフなどに使えばお店のような美味しいお料理が完成しますよ。コラーゲン効果で翌朝お肌がプルプルになっているかも!?
まとめ
サシが多くて柔らかい高級肉と比べると、いつも安く売られている割にはあまり人気がなくて可哀想な部位達。でも普段使っている道具や食材を使えばレベルは格段にアップします!是非あなたも色々な方法で、安くて美味しいお肉料理を作ってみてくださいね。
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