朝顔ときくと小学校時代の夏休みの宿題を思い出しますね。朝早い時間に起きて咲いているかどうかを見に行って、大きな花が咲いていると嬉しくなったものです。
子供のころは気にしなかった朝顔の水やりの時間、大人になってわが子が朝顔を育てることになったら、急に気になり始めるのが親心ですよね。
そこで、この記事では朝顔の水やりのベストな時間と、朝顔をきれいに育てるポイントをご説明していきます。ぜひ参考にしてみてくださいね。
朝顔の水やりの時間に決まりはある?ベストな時間とは?
朝顔が成長するためには水やりはとても大事です。間違った時間に水やりをしてしまうと、最悪の場合枯れてしまうことにもなります。
そこで、水やりの時間のベストなタイミングと水やりの仕方をご紹介します。
朝がベスト!時期によっては夕方も
ベストな時間は朝、しかも朝日が出たばかりの早朝です。
朝顔は、自分で成長するためのエネルギーを光合成を行うことで体内に作り出します。その光合成に必要なものは水と光と二酸化炭素です。
早朝に水やりをしておくと日光が当たっている間中、朝顔は水をフル活用できるのです。そして、できれば夕方も土が乾いていないかどうかをチェックしてみてください。
暑い時期には土の中の水分が蒸発しやすくなるので、夕方には土がカラカラになっていることも…。朝顔は夜の間に葉っぱやツルを成長させていきますので、このときに水不足になると思うように成長してくれないのです。
絶対ダメ!昼間の水やり
絶対にやめてほしいのが昼間の水やりです。特に真夏の暑い時期だと、これが朝顔の致命傷になることもあります。なぜだか分かりますか?
昼間は太陽の熱を受けて土の中の気温が上がります。その時に水やりをしてしまうと沢山の水が一気に温まって、朝顔の根っこが蒸し焼き状態になってしまい痛みます。場合によっては腐ってしまいます。根っこの機能を失った朝顔はしおれて枯れていくしかありません。
絶対に昼間に水やりをするのはやめましょう。
とは言っても、「しばらく朝顔に水やりするのを忘れてた!もうしおれて枯れる寸前。夕方まで待ってたら朝顔が枯れちゃう!」という日もあるかもしれませんよね。
そんなときは昼間に水やりをするしかありません。
あまりおすすめはしませんが、裏技として昼間に朝顔のプランターごと涼しい室内に移動させ、そこで水やりをして夕方涼しくなってから外の元の場所に戻すという手もあります。
水やりの仕方も気を付けて
水のやり方にもポイントがあります。
水やりの際にはプランターの下から水が流れ出すくらい、一度にたっぷりあげてください。チョロチョロと表面が濡れる程度では、あっという間に乾いてしまいますし根っこまで水が届きません。
さらに、沢山の水を一度にあげることでプランターの中の水分をすべて新しくし、土の中に新鮮な酸素を届けることができるので土の中の環境を良い状態に保つことができます。
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初心者必見!朝顔を綺麗に育てられるポイントとは?
朝顔をきれいに育てるためには水やり以外にもポイントがあります。ご紹介しますね。
朝顔を置く場所
一番いいのは日の出から14時くらいまで太陽の光がしっかり当たる風通しのいい場所です。夕方のいわゆる西日は朝顔を疲れさせてしまうので、できれば避けた方がいいです。
また、朝顔はツルを伸ばして葉っぱを広げてどんどん成長していくので風通しが悪い場所に置くと蒸れてしまう可能性があります。蒸れてしまうと、葉っぱが病気になってしまうこともあるので注意が必要です。
肥料をあげるタイミング
絶対に必要というわけではありませんが、きれいな花を沢山咲かせたいのであれば週に一回くらいのペースで液体肥料をあげてください。
市販の花用の液体肥料であれば特に問題はありません。水で薄めて早朝の水やりの時間にあげます。
摘芯(てきしん)ってなに?
摘芯(てきしん)って知っていますか?摘芯とは朝顔が成長している途中で、その成長途中のツルの先端を摘み取ってしまうことです。
ちなみに私はこの作業が苦手です。折角大きくなろうとしているものを摘み取るのが、心苦しくて・・・。でも!ここは心を鬼にしてやってください。
なぜなら、摘芯をするとそこからわき芽という小さな芽が成長を始めるからです。摘芯をしないと一本のツルがだらだらと大きくなっていくだけなのですが、摘芯をすると複数のわき目から新しいツルが成長を始めるので、ツルの量が増え花の量が格段に増えます。
摘芯のタイミングは、大体葉っぱが10枚くらいになったときです。そのツルの先端を容赦なく摘み取ってください。
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まとめ
いかがでいたか?朝顔はポイントさえ押さえれば育てやすい植物といえます。
水やりの時間ときれいに育てるポイントを参考にして、ぜひ、綺麗な花を咲かせてくださいね。