浅草サンバカーニバル。
なんとも楽しそうなお祭りですよね。
「行ってみたい!」と思うあなたのために、浅草サンバカーニバルについてご紹介します。
浅草サンバカーニバルってなに?
浅草サンバカーニバルは、東京都台東区浅草で行われる、サンバのパレードとコンテストのお祭りです。
第1回目は1981年で、それから40年近く続いている、北半球最大と言っていいサンバカーニバルのコンテストとして知られています。
コンテストはS1リーグとS2リーグに分かれています。
審査員と観客のWEB投票によって順位が争われ、S1リーグでも最下位になるとS2リーグに転落、S2リーグで優勝するとS1リーグに昇格という仕組みになっています。
S1リーグでは、日本でいう山車のような「アレゴリア」と言われるものの制作が必須で、これを中心にして、パレードで物語を表現する、本格的なものになっています。
一方でS2リーグではアレゴリアの使用は禁止。人数にも制限があるので、小規模のパレードの中でいかに表現するかが重要になります。
サンバと言うと露出が激しい衣装のイメージですがそれはイメージであって実際はいろいろな衣装があります。
また、単なる仮装行列と誤解されることも多いですが、実際には、テーマや物語を表現する芸術性の高いものになっています。
合わせて読みたい
浅草サンバカーニバルの歴史
浅草と言えば昔は、映画館や演芸など娯楽の中心地として名を馳せていましたが、昭和40年頃には街の活気が下火になり始めたため、これを心配した当時の台東区長と浅草喜劇出身の俳優「伴淳三郎」が1981年に考案して実施されたのが始まりと言われています。
が、一方では、その時すでに神戸でサンバパレードが行われていたことから、浅草の商店街や観光連盟がそのアイデアを流用したと言う説もあり、伴淳三郎説は後付けだという指摘もあります。
開催当初は、現在のような本格的なサンバチームは少く、サンバとは違う様式のチームも多くありました。
また、有名人の審査委員長の趣向が審査に強く反映されたりもしていました。
が、最近では時代の変化にともなって、ブラジル本国のスタイルに則したチームが増え、審査委員にもブラジルやサンバに関心がある人物が採用されるようになり、以前より本格的になってきました。
また、開催当初は夜間が中心でしたが、参加者や観客の安全上の理由などから、最近では昼間の開催になっています。
2018の日程と時間、場所、問い合わせ先等
第37回浅草サンバカーニバルの日程と時間
2018年の開催は
8月25日土曜日13時から18時となっています。
パレードの順路
浅草サンバカーニバル問い合わせ先
浅草サンバカーニバル事務局
電話:03-3847-0038
注意点
観客の安全をはかるため、ドローンの使用と自撮り棒の使用は禁止されています。
出場チーム
出場チームは、S1リーグが8チーム、S2リーグが10チームです。
S1リーグには、出場回数36回を誇る東京都の「G.R.E.S ウニアン・ドス・アマドーリス」、地元浅草の「G.R.E.S.仲見世バルバロス」が出場しており、今年も白熱した戦いが予想されます。
浅草サンバカーニバルの動画
「G.R.E.S ウニアン・ドス・アマドーリス」の2017年の動画がありました。
※音が出ますので注意してください。
いい写真を撮影するにはどうする?
有料席情報
毎年、浅草サンバカーニバルには、招待席という特別な観覧席があります。
これは、1口6500円の協賛金を支払って「浅草サンバサポーターズ」というものに入ると座ることができます。
ただし、非常にレアな招待席なので、そうそう簡単には手に入らないようです。
今年(2018年第37回)もこちらで募集しているようです。
>>浅草サンバカーニバル公式HP
混雑状況、最前列の取り方
毎年50万人を超える人出になるので、道路はまともに歩けないような状況になります。
もちろん、最前列でパレードを見るのも至難の技となりますが、人の流れがあるため、最初は後ろの方にいても、前の方へ出ていくことは不可能ではないようです。
初めから最前列をキープしようと思ったら、できるだけ早くに現地へ行き、車道側の歩道を陣取りましょう。
調べたところ、朝6時ごろから場所取りは始まるらしいですが、10時までであれば、どこかしらは空いているようです。
一番いい場所は、雷門前の沿道です。
暑い中を長時間待つことになるので、軽食や飲み物、座布団、熱中症対策は必須です。
まとめ
北半球最大のサンバの祭典というのは、なんともまぁ、見に行ってみたくなりますよね。
今年の浅草サンバカーニバルは、気合いを入れて観光に行ってみようかなと思っています。
あなたもいい夏の思い出を作ってくださいね。
合わせて読みたい
コメント