長かったGWも終わり、一人で家事育児を頑張るママも多いですよね。下の子が産まれたばかりの場合、授乳中に上の子が赤ちゃんやママを泣きながら叩いてきて、どうしたら良いか困っていませんか?
わかります。私もそうでした。下の子が産まれたばかりの頃、1歳の上の子が、授乳中に下の子や私を泣きながら叩いてきて、その対応にすご~く悩んだ経験があるんです。
下の子は守らないといけないし、でも上の子の気持ちもわかってあげたいし…。こっちも泣きたくなっちゃいますよね。
この記事では、同じ想いをしているあなたのために、私が助産師さんにアドバイスを受け実際に効果があったことをご紹介します。ぜひ参考になさってくださいね。
上の子が下の子を叩いてしまう理由
上の子の心境
こんな言葉を聞いたことがありませんか?「下の子が産まれたら、できる限り上の子を優先して!」。だから、それを精一杯意識して、毎日頑張っている。
おっぱい以外の時間は常に上の子をかまってあげているつもり。上の子の気持ちは痛いほどわかるけど、一体どうしたら??そんな風に悩んでいるあなた。
もしかしたら、上の子は今、次のような心境なのかも。
大好きなママを取られちゃう!
たとえば、あなたに今、大好きな彼がいたとします。あなたは彼と二人で楽しい毎日を過ごしていました。そこに、ある日突然、彼があなたよりも若くて可愛い女の子を連れてきたのです。
「え?誰!??私より若いし可愛いし…彼氏をこの子に取られちゃう!」と、嫉妬と焦りで大パニックになりますよね。上の子は今まさにこんな心境なのかもしれません。
実は私も、今2歳と1歳の兄弟の育児中です。去年の今頃、悩みに悩んで助産師さんに泣きながら相談しました(泣)。その時に教えてもらった対処法を、次の章でご紹介しますね。
上の子の心がほぐれる4つの方法
気持ちを代弁してあげる
上の子は今、自分の複雑な気持ちをどう表現したら良いのかわからず、初めての感情に戸惑っている状態。もし、上の子が赤ちゃんやママを叩いたら、
「そっか、おっぱいをあげているのが嫌なんだね。淋しかったんだね」と気持ちを代弁してあげましょう。何かを解決するのではなく、ただ共感してあげることが大切なのだそう。
授乳を一度やめてみる
一度赤ちゃんを置き、上の子を抱き締めます。そして「じゃあママ10数えたら赤ちゃんにおっぱいあげるね?」と伝えましょう。
そして10数え、また授乳を再開します。すると上の子はまた泣き出してしまうかもしれませんが、一度自分の気持ちに寄り添ってくれた、という安心感がその後の安定に繋がるようですよ。
とはいっても、赤ちゃんはおっぱいを離すと泣くし、上の子が暴れたら抱っこも難しいですよね。私は、基本この方法で乗り切り、上手くいかないときは無理にやらず、授乳が終わったら思う存分上の子の相手をしてあげるようにしましたよ。
いくら拒否されても、ママから積極的に抱きしめる
上の子の今の状態であれば、ママからのスキンシップを泣いて拒否することもありますよね。でも、逃げられても追いかけて抱きしめる!大好きと伝える!!これが大事だそうです。
泣いて嫌がっても、上の子はママのことが大好きなことに違いありません。自分の心の余裕があるときには、ぜひやってみてくださいね。
ママが息抜きをする
家族、友人、保育園、便利グッズ…頼れるものには迷わず頼ってしまいましょう!
ママがリフレッシュすることで、心にゆとりが生まれ、良い方向に進むこともあるかもしれません。子供はママの笑顔が大好きですからね。
やめたほうがいいこと
立って授乳する
これは私がやってしまっていたことです。これだと上の子が泣いても暴れても、手が届かないので、赤ちゃんを守れます。
でも、この方法は、上の子が「ママが手の届かない遠い場所へ行ってしまった」と感じてしまう、と助産師さんに言われました。
できる限りでかまわないので、上の子の近くで座って授乳をしましょう。
叩いたことを強く叱る
上の子は、今頑張っていて、たくさんの我慢をしています。わかってはいるけれど、赤ちゃんが叩かれると、母性本能が働くのか、つい上の子を強く怒ってしまいますよね。
でもこれは逆効果なんだそうです。気持ちに余裕の持てるときは、「赤ちゃんにママを取られたみたいで嫌だったよね。でもママは○○のことが変わらず大好きだよ」と代弁しつつ、
あなたのことが変わらず大好きだということを伝えてあげましょう。
何をしても収まらない…。いつまで続くの?
いろいろ試したけど、何も変わらない。いつになったら、赤ちゃんを可愛がってくれるの?
と心配になってしまいますよね。
でも、この時期を乗り越えた私からあなたに伝えたいです。
「時間と共に解決する」
私の場合は、下の子が10か月頃まで続き、除々に収まりました。今では授乳中は、上の子は好きな遊びを見つけて遊んでいます。
おもちゃを取られるとか、理由があって叩いてしまうことはありますが、授乳中に叩くことは一切なくなりましたよ。
まとめ
今は長いトンネルの中にいるような気持ちですよね。でも、いつかは必ず終わりがきます。
また、子供はママの笑顔が大好き。ママは無理せず、頼れるものには全て頼るくらいの勢いで、息抜きをしながら、毎日を過ごしてくださいね。