桃の栄養って実はすごい?!妊婦におすすめの桃の栄養と食べ方!

料理・食べ物
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桃って初夏になると登場してきます。あま~い香りとじゅわっと果汁があふれ出す、柔らかなとろりとした食感。幸せな気分になる果物ですよね。

でも、りんごやみかんのような身近さではない、ちょっと高級フルーツのイメージがある桃。「その栄養ってどうなんだろう?」って思いますよね。

桃って、妊娠中や妊婦さんへの手土産に「妊婦に桃ってどうなの?食べてもいいの?」と疑問にも思いますよね。

そんな桃、実は何千年と歴史の深い中国では「長寿の果物」として重宝されてきました。

だから日本でも桃は「魔よけの力をもつ」として縁起物としてひなまつりを「桃の節句」と呼ぶ地方もあります。

少し前に全国でも話題になった「長崎の桃カステラ」は縁起物として長寿の果物にあやかっているんですよ。

そんな私も、妊娠中に手土産に桃を頂いたこともあって、妊娠中・つわりの時期にとっても助けられたフルーツでもあります。

「あの時、桃があってよかった~」と。桃の時期の妊婦さんが周りにいたら「手土産にしよう」とも決めています。

そこで今回は、妊婦さんにも本当におすすめの桃の栄養について、私自身の妊娠中の経験も含めてご紹介します。

実は美容にも健康にもとっても優れている桃のパワー、ぜひ旬の時期にはたっぷりと美味しさを味わいつつ取り入れてくださいね。

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妊婦におすすめ!桃がもつ栄養はこんなにたくさん!

桃はこんなにもたくさんの栄養をもっています。実は栄養たっぷりな桃、女性をきれいにしてくれる果物としてもとってもおすすめなんです。

ビタミンC

まず外せないのが桃のビタミンCです。ビタミンCが美容にいいのは、もうご存じですよね。

女性にとってはとにかく嬉しい栄養です。免疫力を高めるうえに、シミ予防や、高い抗酸化作用は老けない身体つくりには欠かせませんよね。

さらに、ビタミンCが不足してしまうと、美容に大事なコラーゲンの生成ができなくなります。

ただ、ビタミンCは水に溶け出てしまう性質があったり熱に弱いので、果物から摂るのが簡単です。

免疫力を高めてくれて風邪予防には最適。桃が出る時期は初夏ですが、この時期って妊婦さんは特に、冷房や季節の変わり目の気温の変化で夏風邪をひくこともありますよね。そんな時にも、桃はおすすめですよ。

カリウム

桃にしっかりと含まれるカリウムは、体内の余分なナトリウムを排出してくれるミネラルです。そのため、高血圧を予防し、むくみも予防してくれます。

妊婦になると本当にむくみやすいですよね。ホルモンバランスの乱れや、運動不足によって代謝がダウンしていたり、つわりや好みの変化で栄養の偏りがあったり。

妊婦のむくみって本当に酷く、個人差もありますが臨月に入ると、むくみで靴が入らなくなったり結婚指輪が食い込んで取れなくなって、指輪を切ることになった、なんて経験談も多い程です。

また、妊娠中の血液検査で本当にドキドキするのが「妊娠高血圧」や「妊娠糖尿病」です。

普段とは身体が変わっているため「今まではそんなこと言われたこともなかったのに~」っていう症状もでてくるんですよね…。

だからこそ、妊婦のむくみを解消してくれるカリウムは必須。桃は美味しいおやつになるだけでなく、高血圧の予防やむくみにも強い味方です。

ビタミンE

若返りビタミン、抗酸化作用、免疫力をアップしてくれる。妊婦にばっちり。

ナイアシン

若返りビタミンとも呼ばれ注目されている、ビタミンB群です。マウスの実験では、糖尿病が改善されたり、臓器状態が若い頃に修復されたりと嬉しい効果が期待されている栄養です。

桃にはこのナイアシンが含まれていて、実はこのナイアシン糖質・脂質・たんぱく質を分解する時にも必要なビタミンであるため、エネルギー代謝には欠かせません。

代謝が落ちて太りやすい妊娠中にはしっかりと摂りたいですね。

不足してしまうと口内炎や皮膚炎にも繋がってしまう大事なビタミンです。精神的にもイライラを抑えてくれる栄養なんです。

イライラしやすかったり肌荒れが気になったりマイナートラブルが起きやすい妊娠中。妊婦向けのサプリにもよく入っているほど、特に気を付けて摂りたい栄養です。

食物繊維(ペクチン)

さらに妊婦さんが苦しむことが多いのが便秘…。ホルモンバランスの影響やつわりで食生活や栄養に偏りが出ることで起きたり、お腹が大きくなったその圧迫で便秘に苦しむ妊婦さんって本当に多いんです。

私ももちろん、とっても苦しみました。そこで、旬のフルーツは定期的にしっかりと取り入れるようにしてからすごく調子がいい日が増えましたよ~。

特に桃のもつ栄養はそんな便秘対策にぴったりです。ペクチンはお腹の中の腸内細菌の餌となり、整腸作用があるんです。さらにペクチンは脂質代謝をよくしてくれる効果もあります。

果物を食べる時って、その甘さで太りやすいのでは…と思うのですが、実はこのペクチンがしっかりと糖分の吸収を抑えてくれるんです。

だから、急激な血糖値の上昇を抑える効果もあるんです。

でも、それでも妊娠中に太りやすくなってしまったら、いくら果物だって、桃だって食べすぎは禁物です。

私の失敗談なのですが「お菓子じゃなくって果物だから大丈夫~」とついつい食べすぎてしまって、お腹がゆるくなって下痢になったり安定期に入って一気に体重が増えたりしました(汗)

なので、いくら果物でも油断は禁物、ほどほどに摂ってくださいね。

果糖

桃のたまらないあま~い香り、そして優しいのに満たされるあの甘さ。これは、果糖という成分でできています。つわりでごはんを食べることができない時のエネルギー源にぴったりなんです。

私自身、ちょうど妊娠中のつわりで苦しんでいた時期に、たまたま桃の手土産を頂きました。何も食べられなくて低血糖気味でふらついていた時期だったので、本当に助けられました。

妊娠中って甘いものやスナック菓子、そして不思議となぜかフライドポテトと高カロリーなものを摂取したくなりますよね(笑)食べられるものが減っているので、何にでもすがりたい本当に切実な状態…。

実際に私自身思ったのですが、自分ではそんなつわりの時期に桃を買うことってなかなかありません。

だからこそ、妊娠中の友人やご家族への手土産や差し入れに、エネルギー源としても効果的な桃はおすすめです。

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桃は魔よけの縁起物?東洋医学での桃の栄養と効能

桃は古代の中国で長生きの果物と呼ばれ重宝されていました。今でも病気を寄せないという意味で魔よけとされ縁起物として「桃の節句」なんて言いますよね。

ちょっと目線を変えて、そんな古い歴史を持つ中国の歴史の中で受け継がれてきた東洋医学での「桃」の栄養・効能についてもご紹介します。

身体や腸を潤す、整腸作用をもつ

こちらは、現代医学でも「ペクチン」の効能として言われるのと同じですね。身体や腸を潤し、整腸作用を整えてくれるので、便秘の時にピッタリです。

胃腸の機能を整え、血の巡りを良くする

東洋医学では、桃は胃腸が弱っている時にもいいとされています。実はフルーツって身体を冷やしてしまうものが多いのですが、桃は冷えない食べ物に分類されるんです。

もちろん冷蔵庫できんきんにひやしてしまうと意味がないですが、常温で食べれば妊娠中でもお腹を冷やさないフルーツなので安心して食べられますね。

妊娠中につきものなのが、つわりや子宮が大きくなるにつれて圧迫されたりと胃腸トラブルです。桃は、東洋医学の考え方ではそんな胃腸の機能を整えるとされています。

胃腸で食べ物をうまく消化できなければ、栄養を補うことができず、貧血にもなってしまいます。だからこそ、胃腸を整えるというのはとっても大切ですよ。

余分な老廃物を排出してくれる

いわゆるデトックス効果があるともされています。つまり整腸作用とむくみ対策につながるの考えです。現代のように科学的に解明される前から、その効果が知られていたんですね。

妊婦さんにこそおすすめ!もっと美味しくなる桃の食べ方!

古くから長寿の果物と呼ばれるほど、桃には栄養がたっぷりとあることをご紹介してきました。でも、もっと効果的に食べる方法や、もっと美味しく食べる方法があると嬉しいですよね。

そこで、ここからは妊婦さんにこそ食べて欲しい、オーガニック野菜・果物でも働いていた、野菜ソムリエの資格を持つ私の、おすすめの桃の食べ方をご紹介します。

妊婦さんは桃を温めて食べるのもおすすめ!

これ、夏風邪っぽい時や、つわりが辛~い時にもおすすめです。小さなお子さんと一緒に食べるおやつにもおすすめです。

桃って、温めて食べるのもじつはとろっとろで、甘みが濃厚になってたまらなく美味しいんです。

また、桃って「身体を冷やさない」とはご紹介しましたが、冷蔵庫に保存して桃自体を冷やしてしまったり、冷房の効いた部屋で食べたら意味がありません。

やっぱり妊婦さんはお腹を絶対に冷やしたくないものです。

さらに、買ったものの、貰ったものの「あまり甘くない!」なんて時ありませんか?他にも、あっという間に傷み始めてしまったり、見えないところが当たっていて色が変わり始めていたり!

そんな時にも温めてしまうと甘みが増して濃厚になるのでおすすめですよ~。

甘くない時は「レンジでチン!」でもOK!

私は、アルミホイルにのせてトースターでじわじわと焼いた「焼き桃」がとってもおすすめです。冷房で冷えた身体・胃腸を温めてくれて、整腸作用にもばっちり。

でも、面倒だなって時は耐熱容器に入れてふんわりとラップして「レンジでチン」でもおいし~くなりますよ。ほんの少し、はちみつをかけてあげればあっという間に「自家製・桃のコンポート」のできあがりです。

温めた桃の果汁はヨーグルトに加えて整腸作用UP

チンすると、桃の果汁がお皿にじわっと残りますよね。この桃の水分、お砂糖もはちみつも加えなくってもとっても甘くて香り立つ美味しい成分。

なので、この桃の果汁はプレーンヨーグルトに加えるのもおすすめです。ヨーグルトと桃の整腸作用で便秘にもばっちり、ジャムの代わりになるのでお砂糖の摂取を抑えることもできますね。

美肌効果も!桃の消化吸収力をアップさせる方法

 

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桃と甘酒は相性バツグン

とにかく私のおすすめは、桃と甘酒の組み合わせです。甘酒も「飲む点滴」や「飲む美容液」と呼ばれて注目されていますよね。

この甘酒、カットしただけの桃にスプーン一杯かけてから、食べてみてください。桃の柔らかな甘みと香りが引き立ち、まるでレストランのデザートに早変わりです。

この桃と甘酒の組み合わせで一口サイズのトーストやクラッカーにのせてパーティーメニューにも、フルーツサンドにしても、そして妊婦おやつにもぴったりです。

甘酒と桃の組み合わせは、相乗効果で美容効果も高く、整腸効果もあり、そして「飲む点滴」と呼ばれるほどの栄養価の高さと消化吸収力があるので、特に妊婦さんにはおすすめです。

ちょっと贅沢ですが、便秘に即効性が高いのは、グリーンスムージーに桃と甘酒を加えたスペシャルな女性に嬉しい甘酒ピーチスムージー。ぜひ、ためしてみてくださいね。

ルイボスピーチティー

妊婦さんの飲み物として人気なのがノンカフェインのルイボスティーですよね。

でも、ルイボスティーってちょっと飽きてきませんか?そこでおすすめなのが、桃をひと切れ浮かべた「ルイボスピーチティー」です。

温かいルイボスティーに浮かべると、桃がとろとろになって、香りも立ちたまりません。でも桃が出る季節は初夏なので、桃をじんわりとルイボスに浸すのもおすすめです。

ルイボスティーにカットした桃を加えて、冷蔵庫でそのまま冷やせば「アイスルイボスピーチティー」が簡単にできますよ。

他にも、パインやキウイ、レモンなど色んなフルーツを一緒に浮かべてオリジナルの「フルーツ・ルイボスティーパンチ」にするのもおすすめです。

大きなガラスの器で丸ごと冷やしてからテーブルに出せば、女子会でも盛り上がりますよ。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?今回は、妊婦さんにこそ知って欲しい、食べて欲しい桃の栄養や、その楽しみ方をご紹介しました。

桃って、本当に古くから親しまれてきた栄養食です。ぜひ、マイナートラブルが多い妊娠中に、妊婦さんへの手土産にも活用してくださいね。

 

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