出しっぱなしはお嫁に行けない?ひな人形の正しい片付け時期と保管方法。

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お雛様の季節がやってきますね。
リカちゃん人形とは全く雰囲気の違うお人形なのに、お雛様が飾られるといつもなぜか嬉しかったのを子供の頃の記憶として残っています。

ウキウキしている子供とは反対に、片付けや保管方法で悩むのがママたち。早く片付けないとお嫁にいけない!というのは誰しも一度は聞いたことがありますよね。

「それって本当なの!?」とビクビクしているそこのあなた、今日は雛祭りが過ぎて片付けに慌てることがないように、片付け時期や管理方法について学んでいきましょう。

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天候や暦を確認!雛人形の片付け時期はいつ?

早く片付けないと婚期を逃すは本当?

雛祭りが過ぎたら雛人形を片付ける、が一般的なイメージですが、気になるのはそこじゃなくて、「いつまでに片付ければ良いのか?」ですよね。

「お雛様を早く片付けないと、お嫁にいくのが遅れてしまう」
そんなの迷信でしょ~と思いたくなりますが、一応そう言われる理由もあるんです。

一説では、雛人形を片付けずに出しっぱなしにしてある=片付けができない家とみなされ、そのような家に育った娘はなかなか嫁にもらってもらえない、という意味なんだとか。(あくまでもこれは一説であって、諸説あり、ですのであしからず)
昔の話ですが、もちろんだらしない娘に育ってほしくないので母としてはちょっと焦りますよね。

正しい片付けの日はいつ?

次に暦から片付けの時期を考えると、「啓蟄(けいちつ)の日」が良いといわれています。
啓蟄の日とは、二十四節気のひとつで「冬眠していた虫が土から出てくる頃」を指し、毎年3月6日頃なのでその年ごとに確認してみてください。

「3月6日…とにかくつべこべ言ってないで早くしまえということか…」
うーん、プレッシャーです。

ところで以前、お雛様を出す日(=飾り始める日)は大安の日が良いんだってよ、とママ友に聞いてから、飾る日のお日柄は気にするようになりました。でも片付けの日までは意識したことはありませんでした。

結婚式の日取りもお日柄を気にしますし、やはりお日柄が良ければなんとなく気分も良いのですが、それよりもお雛様を片付けるのに一番気にしなくてはいけないのは「天気」なんです。

雛人形の着物は絹の織物などでできているので、雨の日にじめじめした空気とともに箱にしまってしまうと、カビてしまうなんてことも!

そしてじめじめしてホコリも落としづらい状況でホコリと一緒にお雛様をしまうと、虫も寄りやすくなります。熟考して選んだせっかくのお雛様が、翌年飾る時になって虫食いになってしまったら…考えただけでぞっとしますよね。

ですから、雛祭りが過ぎたらなるべく早く、晴れた日に片付けるのがベストですね。

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いつまでも大切に!雛人形の正しい保管方法や場所を解説

先ほどホコリと湿気の話をしましたが、この2つは雛人形の保管にも重要なポイントとなっています。せっかく晴れた日に雛人形をしまったのに、しまう場所がじめじめでは台無しですよね。

年に一度の出番ですから、そんな頻繁に物の出し入れをするところではなく、どちらかと言えば押入れの一番奥のほうにしまう人が多いと思います。しまう前にホコリっぽくなっていないか確認をして、掃除しておくと良いでしょう。

保管場所の条件として大事なことをまとめます。

湿気が少なく、風通しがよい
寒暖差があまりない
直射日光が当たらない

この条件が揃っていれば心配ありません。

もし余裕があれば、秋ごろの気候のよい時期に一度雛人形全てを箱から出し外気にあててあげる「虫干し」をすると、お雛様も喜んでくれそうですね。

「干」すという字が入っていますが、お日さまの光に当てることはしません。直射日光に当てるとお雛様が傷んでしまいますので、陰干しだと覚えておいてください。

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まとめ

雛人形の片付けと保管について、正しい方法を覚えていただけましたか?いろいろ悩んで決めたお気に入りのお雛様、長く綺麗に鑑賞したいですよね。

私は小さい頃から自分のお雛様がとても気に入っていたので、娘が産まれてからの雛祭りには新しいものを買わず、年季の入った古い雛人形を飾っています。
色こそ少しあせている気はしますが、今でもちゃんと飾れるのは母がきちんと管理していてくれたからだなと感謝しています。

カビや虫食いで悪くしないように、親子で雛人形を大事にしていってください。

 

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