朝晩はぐっと冷え込んで、すっかり秋も深まってきましたね。子供の秋の行事で一番大きなものは、やっぱり七五三ですよね。
子供の成長と健康を祈願する七五三。七五三と言えば、着物や袴を着ての神社へのお詣りですね。
子供の初めての着物は、おじいちゃん、おばあちゃんが購入してプレゼントしてくれたり、パパやママから受け継いでお下がりがあるという方も多いと思います。
それに、今はネット通販でたくさんの種類の着物がレンタル出来るようにもなりましたよね。
ネット通販とはいえ、質も良く、その上格安なのでお得なんですよ~。うちの娘も3歳の七五三のお詣りの時はネット通販でレンタルしました!
選ぶのが大変なくらいの種類があって、一番お安いものでも安っぽくなくて、質の良い素敵な着物が送られてきました。
着付けに必要なものも全てついているし、足袋も草履も髪飾りまでついているので他に何も用意する必要がなくて、とても便利でしたよ!
せっかく手元に着物があるんだから、それを着せてあげたいですよね。でも、着物の着付けをスタジオなどに頼むとなると、自分で用意した着物は持って行けるのか?と悩みますよね。
スタジオや美容室もたくさんあるので、どこが良いのか?料金は?などいろんなことを調べたりするのも大変ですもんね。
何より、3歳の七五三は数えでやると2歳になるので、知らない人だと嫌がったり泣いて着付けどころではなくなる可能性も大いにありますよね!
そうは言っても、着物はあるけど着付けの仕方が解らない!というあなた。
この記事では、初めての人も安心して出来る子供の着物の着付けの仕方をわかりやすく解説していきますので、ぜひご参考になさってくださいね。
七五三の年齢別着物の柄や種類の選び方
子供の着物といっても、今は様々な色や柄の着物があります。一生に2回しかない特別な晴れの日のお祝い事だから、誰よりも可愛くかっこよく、輝く主役に仕立ててあげたいですよね。
でも、子供が普段着慣れない着物なだけに選ぶポイントに悩みますよね~。
ポイントはそれぞれの年齢や成長に合わせて選ぶことですよ!女の子と男の子それぞれを一般的な参拝の年齢でまとめてみました。
女の子3歳
3歳の七五三は、初めて着物を着る子供が多いと思いますので、せっかくだから華やかな色合いや柄の着物を選んで、とびきり可愛くしてあげたいですよね。
でも、数えですと2歳でやることになりますから、自我が芽生えてくる時期なので、好き嫌いがはっきりして自分の好みも出てきます。
ただでさえ、動きづらい着物や草履を嫌がって愚図ってしまう可能性も大きいので、本人が気に入る柄を選んであげましょう。
子供が好きな色や、好きなものが入っている柄を選んであげるといいですね。
男の子3歳
男の子は活発な子が多いので、走り回って袴を引きずってしまったり、いろんなものを触ったりして予期していなかった汚れとも隣り合わせですよね~。
ポリエステル100%の生地だったら洗濯が簡単で汚れにも耐性があるので、まずは生地重視で選んで、その上で子供の好みの柄にするといいですね。
男の子5歳
3歳と同じようにまだまだ動きが激しい頃。袴や着物はずっしりと重みのあるものもあるので、出来るだけ軽量のものにしてあげましょう。
金糸が施されているものは高級感がありますし、兜や鷹などの格式のある伝統柄を選ぶのもいいですよね。
今はハットを合わせるスタイルも人気なので、その場合はモダンな柄を選ぶといいですよ。
女の子7歳
7歳にもなると女の子はもうすっかりお姉さんですね。親が思っているよりもずっと大人っぽい雰囲気が出てきますよ!
3歳とはガラッと変えて、落ち着きのある色や大人っぽい柄を選んであげると、より今までと違う雰囲気を楽しめます。女の子は3歳から7歳と間があいているので全く違う雰囲気を楽しめるのも醍醐味ですよね!
この頃には自分の好みもはっきりしているので、髪飾りなどの小物は子供の好きなものを選ばせてあげるなど意見を尊重してあげましょうね。
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これで安心!着物の着付けの仕方をわかりやすく解説
着物って普段着慣れていないから、ものすごく難しいと思ってしまいますよね。でも実は、七五三の着物の着付けはそんなに難しくないんですよ~。
子供の着物はサイズが小さいので、大人用の着物より扱いやすいし、コツさえ掴めば自分で着付けることは出来ます!
3歳の七五三の着物の着付け
3歳女の子の七五三の着物は、「三つ身」という縫い目が背中にはなく脇にあるだけの着物でとっても簡単なんです!
着物の上に「被布(ひふ)」と言われる袖と襟のないベストのようなものを着るのが一般的です。
帯は浴衣などで使う兵児帯(へこおび)で結んだり、帯は結ばずに腰紐だけでもいいのでかなり楽ちんなんですよ。
ただし、事前に肩上げと腰上げをしておく必要があります。肩上げは裄丈に、腰上げは身丈に合わせます。
裄丈は首の後ろのぐりぐりしている所(背中心と言います)から肩+方から手のくるぶしが隠れるまでの長さで、身丈は背中心から足のくるぶしが隠れるまでの長さです。
レンタルの場合はすでにしてある状態で届けてくれますし、着物に腰紐がついているものが多いので初心者でも簡単に着付けられますよ!
▼「簡単!詳しい!七五三 着せ方動画|3歳女の子被布(着付け)」▼
5歳男の子の七五三の着物の着付け
5歳男の子の七五三の着物は、父親と同じ紋付羽織袴です。男の子も着物や長襦袢の肩上げ、腰上げを忘れないようにしましょう。男らしく凛々しい姿に着付けてあげてくださいね。
▼「簡単!詳しい!七五三 着せ方動画|3歳・5歳男の子羽織袴(着付け)」▼
7歳女の子の七五三の着物の着付け
7歳の七五三で着る着物は大人の着物とほぼ同じ作りの四つ身の着物を着ます。
7歳になると、ママの話もしっかりと聞けるので着付け中の指示にも従うことが出来て、着付けはやりやすくなります。
ただ、大人と同じような帯を結ぶので、コツを掴むのに時間がかかるかもしれませんので、前もって練習しておくといいですね。
1枚の長い帯から結ぶのは慣れないと難しいので、最初から結ばれた帯が固定されている「作り帯」を使うのもオススメですよ。
▼「簡単!詳しい!七五三 着せ方動画|7歳女の子(着付け)」▼
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まとめ
年齢によって種類も着付けの仕方も様々な七五三の着物ですが、覚えてしまえばそこまで難しくないのではないでしょうか?ぜひママが着付けてあげて、素敵な思い出にしてあげてくださいね。