夏休みに子供と1日中プールに行ってたら、
ついつい日焼けをしてしまって、頭皮が真っ赤になってヒリヒリ痛い!
な~んてこと、よくありますよね。
私もしょっちゅうです。
子供に手がかかるから、自分のことって後回しになってしまうんですよね~。
わかります。
でも、頭皮の日焼けって、太陽が垂直に当たってる分、顔の3倍も日焼けしてるんですってよ。
それに、のちのち薄毛や抜け毛の原因になってしまうだけじゃなく、
よく見えないから、気付かずにひどくなってしまう場合もあります。
今できるケアはちゃんとして、綺麗な髪をキープしたいですね。
頭皮の日焼け。まずはどうしたらいい?
冷やす
まずは冷やしてください。日焼けはやけどと同じです。
- 水で濡らす
- 氷や保冷剤を挟んで冷やしたタオルをあてる
などして、まずは冷やすことが先決です。
保湿する
良く冷やしたら、乾燥しないように保湿してください。
- 炎症を抑える軟膏を塗る
- 保湿効果のあるクリーム・ワセリンを塗る
- 顔用の化粧水を塗る
といった方法があります。
シャンプーは控える
刺激を与えるのはよくないので、できるだけ、その日のシャンプーは控えましょう。
お湯だけで流してもけっこう綺麗になるものです。
どうしても!という場合には、3倍以上に薄めて使ってください。
リンスは毛先だけにして、頭皮にはつけないようにしましょう。
もちろん、整髪料などの髪につけるものも、やめておきましょうね。
ひどい場合は皮膚科へ
我慢できない痛みや、浸出液が出てくるようだったら、自己処理は禁物です。
皮膚科を受診してください。
「寝て起きたら黄色い塊が頭についてた」という場合がよくありますが、これが浸出液です。
やけどがただれて、出てきた汁が固まったということですので、皮膚科を受診してくださいね。
明日からどうしたらいい?
日焼けしてダメージを受けた頭皮が元に戻るまでは、だいたい1か月かかります。
それまでの注意点を調べてみました。
シャンプーは低刺激を
市販されているシャンプーの8割は、洗浄力が強くてやけどした頭皮には刺激が強すぎます。
低刺激な「ベタイン系」「アミノ酸系」の使用がおすすめです。
また、薄めて使うのも効果があります。
刺激を抑えて洗浄力を保つには、3倍程度がちょうどいいです。
また、刺激を避けるために、泡立てネットなどを使って、よく泡立ててから髪に馴染ませるようにし、髪に残らないようによくすすぐようにしてください。
リンスやトリートメントは毛先だけにつけて、頭皮にはつけないようにしましょう。
シャワーの温度は38~40度が最適
低すぎると完全に皮脂や日焼け止めを洗い流せませんし、高すぎると必要な皮脂を流しすぎてしまいます。
頭皮にダメージを受けている最中は、気を使うようにした方が良さそうです。
髪を乾かすとき
髪を拭くときには、ごしごしこすらずに、押さえるようにタオルをあてるようにしましょう。
また、ドライヤーは30㎝以上離してつかうように。
逆に自然乾燥も、髪が無防備になって傷みやすくなるため、よくありません。
手早く、熱すぎない風で乾燥させるようにしましょう。
出かけるとき
出かけるときには、必ず日傘や帽子で紫外線対策をするようにしましょう。
ヘアスプレーなどもできるだけ使わないようにしましょう。
頭皮を日焼けするとどうなるの?
髪に想像以上のダメージ
たかが日焼けと甘く考えてはいけません。
長時間紫外線を浴びた髪は、パーマをかけた以上のダメージを受けているんです。
紫外線を浴び続けた髪は、ダメージを受けてキューティクルが剥がれやすくなり、それが進行すると、髪の内部がスカスカになって、枝毛・切れ毛の原因になります。
また、紫外線が当たり続けることで頭皮の角層が厚くなり、育毛環境が悪化して、抜け毛や薄毛の原因にもなるんです。
ふだん一生懸命お手入れしていても、こんなことをしてしまったら、せっかくの苦労が水の泡。
大切な髪ですから、しっかり守りたいですね。
免疫機能の低下・疲労感
頭皮に限らず、紫外線を浴びすぎることは、免疫機能が低下して感染症などにかかりやすくなります。
また、血液中の疲労物質が増加することにより、疲労を感じやすくなります。
頭皮の日焼けの予防方法
大切な髪の毛を守るために、頭皮は日焼けしないように気を付けたいですね。
そのためには
- 帽子や日傘で紫外線を浴びないようにすること。
- 分け目を定期的に変えること。
が有効です。
帽子はできる限り風通しの良いタイプのものを選び、
紫外線を浴びない場所では脱いで通気を良くするようにしましょう。
帽子で蒸れてしまうと、フケやかゆみの原因になり、雑菌が繁殖して脱毛や薄毛をエスカレートさせてしまうからです。
まとめ
プールでうっかり頭皮を日焼けしてしまったら、とにかく冷やして、ひどい場合は病院に行きましょう。
放っておいても治るかもしれませんが、将来薄毛になってしまったらイヤですもんね。
ちゃんと治して、帽子をかぶって、綺麗な髪をキープしましょう。
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