だんだんと暖かくなって、いよいよ春到来ですね。「春は出会いと別れの季節」なんて言いますが、この春から新生活をスタートさせるという方も多いのではないでしょうか。
どんな生活が始まるのか、どんな人たちと出会うのか、ドキドキワクワクする一方、不安を感じている人もいると思います。
特に、春から親元を離れて一人暮らしをする方なんかは、新しい環境に馴染みつつ、家のことも一人でやっていかなければならないので、余計に不安に感じるのではないでしょうか。
そんな新生活に思いを巡らせるあまり、
「近頃なんだかあんまり眠れない…」
「はたして4月から上手くやっていけるのか、そのことばかり考えて心配で寝つけない…」
などと、眠れない日々が続いてお困りなんてことはないですか?
そのお気持ち、よ~くわかります。不安や悩み事があると、夜寝る前の一人の時間に、あれこれと考えてしまい眠れなくなることってよくありますよね。
その不安や悩みが、答えの出ない先の事となると、解決できないので困ってしまいますよね。
そこで今回は、新生活が不安で夜なかなか眠れないあなたのために、いますぐにでも試してほしい、よく眠れるための方法を3つご紹介します。
寝つきをよくする食べ物や飲み物についても合わせてご紹介しますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
不安で眠れない日々にサヨナラするために試してほしい3つのこと
1.寝る前にリラックスできる時間をつくる
不安なことや悩み事があると、それはストレスとなります。ストレスは脳をリラックスさせてあげることで解消され、よく眠れることに繋がります。
寝る前に自分がリラックスした状態でいられるよう、就寝の1~2時間前からリラックスできる時間を意識的につくるよう心がけてみましょう。
・読書をする
・好きな香りのアロマやお香をたく
・ストレッチをする
これらは、いずれもストレス解消効果や脳をリラックスさせる効果がありますよ。
2.不安に思っていることを誰かに話す
一人で考えごとをしていると、ついつい考えすぎてしまいます。これを解消するのにおすすめなのは、その考え事を誰かに話すということです。
家族や友人、恋人などに話を聞いてもらいましょう。悩み事が解決しなくてもいいのです。ただ「聞いてもらう」だけでいいんです。そうすることで、ストレス発散になり不安解消にも繋がりますよ。
もし、すぐに話せる相手がいないときは、不安な気持ちや悩んでいる事を紙に書きだしてみるといいでしょう。
客観的にとらえることができますし、考えが整理されて頭がすっきりすることがあります。そうすることで、ストレスの発散に繋がります。
3.簡単な運動を取り入れてみる
運動には睡眠を促進する効果があり、簡単な運動をすることで、それが適度な肉体的疲労となり、心地よい睡眠を生み出します。
軽い全身運動を取り入れると効果的です。精神的な緊張を解きほぐしてくれる効果がありますよ。
良質な睡眠を高めるとされている最もいい時間帯は、夕方~就寝3時間前くらいの間と言われています。ですが、何より続けやすいことが大切なので、この時間帯が難しい場合は、ご自分の生活スタイルに合わせて時間をつくるので構いません。
以下のような運動が、全身運動にもなり、日常生活にも取り入れやすくおすすめです。
ウォーキング
慣れないうちは、30分程度のウォーキングから始めてみましょう。慣れてきたら1日1万歩を目指しましょう!
ある程度心拍数が上がって、軽く汗ばむくらいの強度が理想的ですので、慣れてきたら歩幅を大きくしたり歩く速さを速めたりして、強度を調節しましょう。
早歩き、ジョギング
ある程度運動経験のある方や、ウォーキングに慣れてきた人は、ジョギングがおすすめです。
早く走ることを目指すのではなく、息が上がりきらない程度の強度で行いましょう。「まだ走れそうだな」と思うくらいの速さが理想的です。
このように、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は、血行が促進され、よく眠れるようになるため効果的ですよ。
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眠れなくて辛い!寝つきをよくする食べ物&飲み物
次に、寝つきを良くする食べ物や飲み物についてご紹介します。実は、私たちの身体の中では、眠りを促すために欠かせないホルモンがつくられています。
このホルモンの分泌を促進することが寝つきを良くすることに繋がります。具体的には、眠りをコントロールする「睡眠ホルモン」と呼ばれるメラトニンや、脳を鎮静化させるセロトニンというホルモンです。
これらはトリプトファンと言われるアミノ酸から作られます。なので、トリプトファンを多く含む食品を食べることで睡眠に欠かせないこれらのホルモンの分泌を促進させることができます。
トリプトファンは以下の食品に多く含まれます。
・魚類
・卵
・牛乳、乳製品
・豆、豆製品
・バナナ
・アボカド
特にトリプトファンを朝に摂取すると日中の気分が安定し、夜にぐっすり眠れるとされていますよ。
また、コーヒーや紅茶などのカフェインは覚醒作用があり、眠りの妨げになります。就寝前の摂取は控えましょう。
また、寝る前のアルコールも、少量なら入眠を促す効果もありますが、たくさん摂取すると逆に眠りの妨げになりますので、「眠れないから」とお酒を飲む習慣のある方は注意してください。
まとめ
いかがでしたか?今回は、新生活が不安でよく眠れない方のために、試してほしい方法や寝つきのよくなる食べ物についてご紹介させていただきました。
ぜひ参考にしていただき、ぐっすり眠れるようになって、春からの新生活をエンジョイできることを願っています。