夏の厚い時期にになってくると、心配なのが、お弁当が腐らないか?傷まないか?という食中毒問題ですよね。特に、子供に作るお弁当には気を使います。
私ももうここ数年お弁当を作り続けていますので、特にこの時期のお弁当は頭が痛いです。
毎日のことですもんね。ちゃんとした知識を身に着けたいですよね。
このページでは、夏の暑い時期のお弁当で、大切なお子さんが食中毒になったりお腹を壊したりしないための注意点を7つ、まとめてみました。
どれも当たり前のことばかりですが、改めて見直してみて下さいね。
食中毒が起こる原因
まずはなぜ食中毒になるのか?の基本知識です。ここを理解しないと、対策もわかりませんもんね。
簡単にまとめてみましたのでご覧ください。
食中毒の原因は1つ。お弁当内で細菌が増えること
食中毒の原因になる細菌が、お弁当箱の中で増えること。
当たり前のようですが、これが結局、食中毒の直接の原因です。
つまり、お弁当の中で最近を増やさなければいいんです。
なので、予防法としては、
- 細菌をお弁当箱に持ち込まないこと
- 細菌をお弁当箱の中で増やさないこと
大きくこの2つに尽きます。
そう考えると、なんか簡単じゃないですか?
では、その具体的な方法にはどんなものがあるのでしょうか。
分かりやすくするために、難しいことは省略して簡潔に書いてます。
もっと専門的なことを知りたい場合は、ググってくださいね^^
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菌をお弁当箱に持ち込まない
手洗いをしっかりする
これは基本ですが、甘く見ちゃいけません。
お弁当を作る前にはよく手を洗いましょう。
- 正しい手の洗い方
-
- 手を濡らして、石鹸をしっかり泡立たせる
- 手の平、手の甲は擦り合わせながら洗う
- 指の間もきちんと擦り洗いをする
- 手首まで石鹸の泡を使って洗う
- 最後に流水でしっかりと石鹸の泡を洗い流す
時間をかけるよりも、何度も洗うことが効果的です。
手には最近がたくさんいます。おにぎりは、手の細菌が移らないように、必ずラップで握りましょう。
お弁当箱の殺菌
いくらおかずに気を使っても、お弁当箱が汚れていたら意味がありませんね。
お弁当箱はしっかり殺菌しましょう。
一番いいのは、一度普通に洗った後に、熱湯をかけて菌を殺すことです。
それにプラス、週に1度程度は、塩素系の漂白剤に漬け込みましょう。
ご飯を詰める前に、キッチンペーパーなどにお酢を付けてお弁当箱を軽く拭くのもお勧めです。
よく加熱する
お弁当の食中毒に多いのは細菌性食中毒。
細菌を殺すのには、75度で1分以上の加熱が有効とされています。
冷凍食品は、中がまだ冷たいことがあるので気を付けます。
卵焼きも、中心までよく火を通してください。間違っても半熟はダメです。
電子レンジは簡単に加熱できて便利ですが、途中でかきまぜて加熱ムラを防ぐことが大事です。
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菌をお弁当箱内で増やさない
おかずの水分をよく切る
水分はお弁当の大敵です。
水分によって食中毒の菌は増殖します。
生野菜や果物は、水気をちゃんと切ってから詰めましょう。
特に、レタスなどの葉っぱの野菜は、水分が取れにくいので気を付けましょう。
プチトマトはヘタを取って水分を拭き取ればOKですが、ピックに刺すと中から水分が出てしまうのでNGです。
冷ましてからふたをする
冷まさずにふたをしてしまうと、水分がお弁当の中に充満して、細菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。
また、温度が高いのも細菌の繁殖には好条件です。
ご飯もおかずもいったんバットに広げて粗熱を取ってからお弁当に詰めるようにしましょう。
保冷効果のあるものを入れる
凍らせたゼリーや、凍ったまま入れられる冷凍食品など、冷たいものを一緒に入れると、温度が下がって菌が繁殖しにくくなります。
お弁当箱の中に入れられない場合は、お弁当箱と一緒に保冷剤を入れましょう。
お弁当を食べるまでの間、どれだけ低温に保てるか?が勝負です。
抗菌作用のある食材を一緒に入れる
これに関しては、効果がないとの説もありますが、できることは何でもやりたいのが親ってもんですよね^^
ざっと調べたところ、
- ご飯を梅干しと一緒に炊いて、炊き上がったら梅干しを崩して混ぜる
- 炒め物にワサビや粒マスタードなどを加える
- 大葉をおかずの間に仕切りとして入れる
こんなことをしている人が多いようです。
また、お弁当の上に乗せる抗菌シートも売られていますよね。
手軽で便利なので、私もよく使っています。
お弁当は食べる6時間前以前には作らない
前に小学校で栄養士さんのセミナーがあり、そこでお聞きした話です。
細菌はお弁当を作った直後から増え出しますが、身体に影響が出るほどの量に達するのは、だいたい作ってから6時間後だそうです。
なので、食べる6時間前より前には作らない方がいいです。
逆に言うと、作ってから6時間以上たったお弁当は、できるだけ食べない方がいいということになります。
まとめ
いかがでしたか?
どれも聞いたことのあるようなことばかりですが、よく考えると意外とできていないもの。
食中毒は起こってからでは遅いです。
大切なお子さんを守るためにも、毎日のほんのひと手間を惜しまないようにしたいですね^^
お母さん、お互いがんばりましょう^^
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